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マジョレットミニカーが少しずつ集まり始めたので、集合写真です。ルノーです(^^)v　　

上からカングー1 & カングー2、メガーヌ2 & メガーヌ3、トゥインゴ1 & トゥインゴ2の以上6台です。

カングー2はやはりミニカーで眺めてもサイズが大きいですね。メガーヌ2のデザインの斬新さは今もって新鮮です。最新のメガーヌ3の方が普通に見えてしまうから不思議ですね。トゥインゴ1の可愛らしさは今も健在です。トゥインゴ2はとんがったスポーティーモデルもあるのでなかなかアツいです。

ところで、とある雑貨屋さんで見つけたこのタワーパーキングのおもちゃ。一見するとトミカタウンのようですが違います。売れ残りの品なのか ?　数百円と激安で手に入れることができました。トミカタウンはなかなか手が出しづらいですね^^;

初代C3は2002年9月に国内に導入され、当初は1.4L（4AT）、1.6（センソドライブ）が設定されていました。往年の名車2CVをイメージさせるデザインはとても愛嬌があり、ファンも多かったようです。その後、プルリエルなどの派生モデルも追加されて活気づいていました。また、206やクリオ（ルーテシア）と対等に戦えるモデルでもありました。

さて、国内導入からおよそ一年後の2003年10月には、そのC3に馬具製作を起源とする同じフランスのエルメス社とタイアップした "C3 エルメス"というモデルが存在しました。これは今となってはあまり知られていない話かもしれません。この "C3エルメス"ですが、シトロエンがエルメス社に特別に作らせたモデルです。

インテリアです。

フロントシート、ステアリング、サンバイザー、ドアトリム、シフトノブ、サイドブレーキレバーなどにはふんだんにレザーが奢られています。エルメス社製のレザーと聞いただけでため息が出ます(*_*;

ところで、この"C3エルメス"ですが、世界にたった一台でたいへん貴重なクルマです。これだけのレザーを奢っていったいいくらになるかはたいへん興味のあるところ。なのですが、このクルマはチャリティーオークションに出品され、収益は世界各地での医療支援の活動資金として活用される目的がありました。

ちなみにこちらは当時の簡易カタログです。

ナカミチのオーディオが装着されていたようです。レザーも最高級なら、オーディオも最高級ですね。相当なお金がかかっていますが、落札額もそれなりにいったようです、、、　ちなみにボディカラーですが、"ルージュ エルメス"という特別に塗られたボディカラー。何から何まで特別なクルマなのですね。このクルマ、すでに8年余りは経っていますが、今でも大切に所有されているのでしょうか。気になるところです。

ルノートゥインゴと言えば、小粋でかわいいイメージがありますが、それは初代には当てはまるのかもしれません。トゥインゴ2にはもちろんベーシックなモデルもありますが、ルノースポールモデルやゴルディーニなどのスパルタンなモデルまで設定があります。小粒でもピリリと効いたモデルとでも言うのでしょうか。特に日本仕様のRSは足廻りがシャシーカップなので、かなりとんがったクルマですね。一方、ゴルディーニは足廻りがシャシースポールなのでRSよりは幾分か柔らかそうです。私だったらゴルディーニがいいなぁ^^;　　RSは私のような腰痛持ちには堪えそうです。ゴルディーニの導入時、C4ピカソのセカンドカーにいいなぁと妄想したことがあります。小さなモデルで小回りも効き、車重の軽さも手伝って面白そうなクルマだなぁと思います。

そんなトゥインゴ2ですが、本国ではすでにフェイズⅡにスイッチしています。

まるで別物のクルマではないかとさえ思ってしまいます。激変しましたね。多くの皆さんが同じ感想を持たれていますが、日産ジュークのような顔つきになっています^^;　　

日産とルノーの関係から言って、今後のルノーがすべてこのようになってしまうのではないかと考えてしまいます。近い将来に発売されるのはクリオとなるのでしょうか。いったいどんなフロントマスクになるのか、興味深く待ちたいところです(^^)

第二次ミニカーブームと言っても、世間で起こったできごとではありません。私自身のことです(^_^;)　　それは小学校中学年から高学年の頃のできごとで、その頃は輸入車が外車なんて呼ばれていた時代でまだまだ高嶺の花。私自身ももちろんまだ国産車にしか目が向いていなかった時です。

その頃はトミカはもちろんのこと、ダイヤペットもコレクションの対象となっていて、何かにつけては両親に買ってくれとねだっていました。しかし、そう簡単には買ってくれるはずもなく、数少ないチャンスでそのときの一番欲しいクルマのミニカーを買ってもらいました。今となってはよい思い出です^^;

さて、先日のブログ これは珍しい ?　マジョレットカタログ にも書いていますが、とあるミニカーショップの会員にもなるほど熱心でしたが、それと同時にトミカ・ファン・クラブ（T.F.C）にも一年間加入していました。こちらも部屋の整理をしていて出てきたものです。

封筒の中から面白いものがいっぱい出てきて、しばらく眺めてしまいました。中をめくってみると当時販売されていたミニカーたちがたくさん載っていて時代の流れをつい感じてしまいます。

ところで、当時ゴールデントミカが当たるという抽選があって、実は応募して運良く当選しました。価値があるものなのかはわかりませんが、大切な宝物の一つとなっています。

ルノーのフラッグシップモデル25（ヴァンサンク）の後継として発売されたサフランは1992年に発売されました。1996年にマイナーチェンジが実施され、日本へは最上級の " Baccara "グレードが輸入されました。

日本国内導入の頃の本国仕様カタログです。"Baccara " のインテリアです。オールレザーインテリアが豪華です。うっとりしてしまいます。フラッグシップカーゆえ、当時のフランス大統領が公用車として使用していたクルマですから納得ですね。ちなみにカタログには"Baccara " は年間1,200台しか生産されないと書かれてあります。かなり稀少なグレードなのですね。

この"Baccara "は、3L V6エンジン搭載で当時の価格が620万円也 !!!　　当時の同じフランス車ライバルとなるプジョー605SV 3.0 が540万円、シトロエンXMエクスクルーシブが490万円でしたから、いかに高いかがよくわかります。

こちらは日本には輸入されなかった "Baccara Biturbo "。

3L V6で268馬力も発生するとてもモンスターなクルマです。エンジンにはハルトゲが関わったそうです。

1998年にはサフランは本国で生産が終了、日本にはたった2年ほどしか輸入されなかった稀少なモデルです。最後の年には "Baccara " が40万円値下げされ、さらに廉価版のRXEが追加されました。

サフラン自体は2008年に2代目に受け継がれましたが、こちらはルノーサムスンの手によるクルマで、実質的な後継車はヴェルサティスになるようです。

ところでこの本国仕様のカタログ。60ページにも及ぶたいへん豪華なつくりのカタログです。実は当時の総輸入元であったフランスモーターズから送ってもらったカタログで、日本仕様のカタログ作製が間に合わなかったのか、日本語で主要諸元、装備が書かれた紙が添付してありました。

サフランは日本国内では輸入台数が少ないせいか残念ながらほとんど見かけません。今やラグナすらも導入されず、日本国内で販売されているルノーの最上級機種はメガーヌと寂しい限りです。本当はヴェルサティスの国内導入を期待したことはありましたが、叶いそうにありません。シトロエンもC6が導入されなくなってから久しいですが、ぜひフランス車のフラッグシップカー導入を検討してほしいものです。