
皆さんは、日本流行色協会:JAFCA(ジャフカ)という団体をご存じだろうか。
創立はなんと、1953年(昭和28)というから、もう60年以上前から存続する古い団体なんだが、その事業内容は、
あらゆる分野での流行色情報の発信を基本として、産業界の方々とともに、生活者の豊かな色彩生活の実現を目指して活動している、会員制の団体です。
● トレンドカラーの情報提供を通して、あらゆる分野のカラーデザインの動向に指針を与え、産業界に貢献します。
● 広く世間一般に対して、カラーへの関心を深め、時代にあったカラーの情報を提供するという活動を通して、生活者の豊かな色彩生活を実現します。
●カラーを共通語に、業界を越えたネットワーク、また世界レベルでのネットワークを構築します。
(以上HPより抜粋)
日本流行色協会:JAFCA(ジャフカ) ⇒ http://www.jafca.org/
というもの。
その
日本流行色協会:JAFCA(ジャフカ) が 1998年から毎年、
Good Color for Good Car いい車は色が美しい
オートカラーアウォードは優れた色彩の自動車デザインを顕彰します
という事で、カラーリングに絡めたクルマの表彰を行っているのだが、その 2014年 の受賞車が公表された。
グランプリは
トヨタ自動車株式会社 「LEXUS IS 300h」
ソニックチタニウム(エクステリア) /トパーズブラウン(インテリア)
準グランプリは
日産自動車株式会社 「キューブ 15X ロルブーセレクション」
スオミブルー(PM) #RBK(エクステリア) /ロルブー(X)(インテリア)
が選ばれた。
その他にも
ファッション・カラー賞
フォルクスワーゲングループジャパン株式会社 「ビートルカブリオレ60's」
デニムブルー(エクステリア) /ブラック&アトランティックブルー (インテリア)
や、自動車メーカーの代表により、得点制で決定する 「オートカラーデザイナーズセレクション」の「インテリア」、「エクステリア」、「カラーデザイナーやりきり賞」など非常に面白い賞が目白押しだ。
ちなみに昨年のグランプリは
富士重工業株式会社「XV」 デザートカーキ(エクステリア)ブラック(インテリア)
であった。
この賞の面白いところは、エクステリアとインテリアのカラーリングトータルでのコディネイトと言うのがミソ。
レクサスが受賞したのは、個人的には残念だが、授賞理由の中のコメント
「ソニックチタニウムは、ハイライトからシェードまで明暗のレンジが広い。陰影感が強くどんな光の状況でもきれいにみえ、ISの造形にもあっている。」
というのは、平面的で陰影の美しさが微塵も無かった、これまでのトヨタ車には無いモノを僕も感じ取っていたので、頷けるものであった。
皆さんも、ぜひ、それぞれの授賞理由を噛みしめながら、カラーリングの世界からクルマを眺めて見ては感じた次第なのだ。
【速報】オートカラーアウォード2014各賞決定!! ↓
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Posted at
2013/12/19 13:37:32