
今週末も何だかんだでバタバタしており、行けるかどうかと思っていたのだが、ようやく時間ができて 「日産 相模原部品センター 地域感謝デー」 に行ってみた。
年々、参加する家族連れが増えて、今年も本当にたくさんの家族連れが訪れていた。自動車産業がここ数年かつての勢いや輝きが失せて来ている中、まずは工場などの周りの地域の人達との交流を増やしたり、逆に参加して行く姿勢は実に大事な活動だと思う。
地域の盛り上がりが無ければ現代では、もはや企業活動が潤滑に運営できないと思うのだ。企業が企業活動によって得た人や利益を還元する「メセナ」の一環として、そして企業活動を、より多くの人に理解してもらえる絶好の機会でもあると思うのだ。
そうした観点から見ると、今年の日産ビンテージカーの展示や壮行会は、日産と言う企業が古くから綿々と活動してきた証明であり、これからも日本のクルマ文化の礎になるのだという決意表明に他ならないものだ。
フェアレデーSPL213や、たま電気自動車など日本の自動車文化の一ページを飾った日産のつわものたち。
貴重な ダットサン・フェアレデー1200 の広告。北米に日本にもスポーツカーあり!と認識させた立役者がSPL213だ。
さてさて固いハナシは置いておいて、こうしたビンテージカーの展示や走行会の他にも、クルマに親しんでもらおうと、警察車両や消防車両などの展示も行われて、多くの子供たちが列を作っていた!!
帽子を被せてもらって白バイにチョコンと子供たちが乗っている。どの子どもの顔も実にいい顔をしていた。
その中に懐かしいクルマが並んでいた!!S30 240Z-G 高速パトだ。彼とは2008年に記念庫で遭って以来の再会だ。
羨望 240ZG高速パト現る!
⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/7549634/
記念庫で眠りについている240Z-G高速パト。2008年撮影
昔、乗っていたころは、本当にデカイクルマだと思っていたが、今見ると本当にコンパクトで小さいモノだ。今のスポーツカー達は、まったく大きくなり過ぎて、子供たちはこの240を見て何を感じてくれるだろうか。
そんな懐かしい再会の周りでは、他に消防車の運転席への体験乗車や、
白バイにだって負けていない!消防車の運転席の体験乗車。
意外と言っては怒られてしまうが、路線バスの運転席の体験乗車も
路線バスの運転席にも乗れる!!しかも制服を着せてもらって帽子もかぶってときたら子供たちは目を輝かせていた。
結構な人だかりになっていた。
この部品センターの地域感謝デーの凄いところは、ただ単に日産のクルマを見てもらうだけでなく、幅を広げてクルマに関わる色々な職業にも触れてもらおうという意気込みだ。
こうしたクルマ文化への関わりを子供の頃から持つ事によって、正しい日本のクルマ文化が育って行くハズである。
そしてもちろん
最新の日産車にももちろん触れ合って!?きた。そのレポートは後日。
自己満足に浸って自国に合ったクルマ造りを忘れた現代の日産車にも触れあって来た次第だ。
これまでの、こうしたメーカー系の感謝祭などでは、自社の自慢やクルマを売ろうという意気込みばかりのモノが多かったが、そこから裾野を広げてクルマを知ってもらおうという姿勢に舵を切った事は大いに注目される。
この感謝デーをキッカケに、一人でも多くの人に正しいクルマ文化への理解が深まればとも切に思った次第なのだ。
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Posted at
2014/10/20 23:41:42