
金曜日は突然降って湧いたような案件に振り回されて、都内や相模を何往復もすることになってしまった。
そんな時に限って、面白いタクシーに遭遇するもので、都内で初めて現行のアルファードのタクシーに遭遇することができた。
エルグランドも今一つまとまりと、カッコよさを感じられないデザインに登場時はがっかりしたモノなんだが、現行のアルファードも他所と違う形にしようと、イヂリに弄り倒した結果、実に小学生の描く未来のクルマチックなデザインに、もはや国産車の未来はない・・と絶望したモノなんだが、シエンタともども、売れているというのだから、日本人の美的感覚も地に落ちたモンだと感じている次第だ。
あの悪趣味なフロントの造形叱り、リヤのコンビネーションライトのうねうねとした造形など、躍動感を出したかったんだぁ、でも美的じゃないし、アルファードのアイデンティである、フロントドア後端の斜めのピラーからショルダーラインを通って、リヤに終束する流れもダラダラして見苦しいものだ。
まぁ、なんだかんだと言いながら売れているのだから、メーカーも、これでいいんだってなってしまってますます酷いデザインが蔓延してしまうのだろう。
デザインは別にして、静粛性や内装の見た目や触った感じの豪勢さは流石だ。ちょっと古い言い回しなるが お・も・て・な・し という点では他の追従を許さぬ凄みさえ感じるのは否定できない。
そんな事を思いながら、相模原に移動して駅前からタクシーに乗ろうと並んでいると、先代のアルファードのタクシーと、ピンククラウンのタクシーが丁度良いタイミングでやって来たのだが、
相模原名物の「ピンククラウン」のタクシーが来たが・・・・
微妙なタッチの差で アルファードタクシー に順番が回ってきた。ピンククラウンは、僕の後、それに乗った親子連れがエラク、うれしそうに乗った姿が、妙に腹立たしかった事は内緒に願いたい。(笑)
まぁ、めったに乗れないという点でもアルファードなタクシーを楽しむことにしたのだが、結構話好きな運転手で大いにタクシーの話題で盛り上がった。
相模原や町田で活躍していたキューブなタクシーの行く末の話やら、
法人なのにいろいろなボディカラーがあって見た目にも楽しめたキューブなんだが・・・
みなとみらいに出没する、エルグランドタクシーの素性やら、
みなとみらいに出没するエルグランドのタクシー。
それらのタクシーの画像を持っている僕も僕なんだが、実に楽しい時間を過ごすことができた。
内装は「さりげなく」を目標にレイアウトしたんだそうだ。
アルファードな個人タクシーのドライヴァー本人の話に戻るが、彼も根っからのクルマ好きで、間違ってもワゴンなんて乗らないと思っていたんだそうだ。
ところが、クラウンなど車体は、どんどんでかくなるけど中の広さは以前と変わらない。
実は維持費もセダンなクラウンと変わらない・・・じゃぁ中も広いし、一度乗ってみると目線が高いので意外に運転しやすいと言う事でアルファードを選んだという事だった。
実際に営業を始めると、中の広さや四人で乗る際の余裕など好評でリピートも多いらしい。
僕的に考えれば、アルファードやエルグランドほどの大きさは、必要ないが、NV200くらいの大きさがあれば実際の取り回しや、車内の広さは十分だろうから、地方の法人や、個人のドライヴァーが頭を悩ましている、こうしたワゴンタクシーの車庫の問題さえクリアーすれば、本来のタクシーの用途にはマッチするのにと再確認した次第なのだ。
あと、こうしたワゴンタクシーに臨むことは、やはり低床だ低床だと言いながら、足の悪い人には、まだまだ床が高すぎる。
確かに電動でステップが出てくるのもあるが、ウチの子供のように上下に足を上げれない人には、まだまだ、床が高すぎるのだ。
望むべくは、ステップが出て、それが上昇すれば理想なんだがとも思っているのだが。
さてさて、今後ワゴンタクシーが如何に進化するか、じっくりと見てゆこうとも感じた次第なのだ。
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レアタクシー | クルマ
Posted at
2015/09/06 02:25:08