
今回の遠征の最大の目的は、実は一台の福祉車両を見に行く事だった。
そのクルマは、助手席とリヤにリフトの機能を持っており、僕の考えた理想とする今の僕が必要とする仕様いっぱいのクルマだった。
そのクルマの名前は
「C26 セレナ」
白、銀が嫌いな僕としては「ナチュラルハーブ」は願ってもいないカラーだ。外観は、どこにでもいる20Sなんだが・・・(画像は フジカーズジャパン岐阜 様より)
外観は、ホワイトやシルバーと言った、どこにでもある様なボディカラーでないことが、まず気に入った。まぁ、一見すると、どこにでもいる普通のセレナなんだが・・・・実は、
助手席のパワーシートリフターだけでなく、リヤにはクルマ椅子を収容できるリフターまで備わる!!(画像は フジカーズジャパン岐阜 様より)
パッセンジャーシートには、パワーシートリフター(スライドアップシート)が備わり、
身体にハンディがある人だけでなく、ミニヴァンに、よいしょっと乗り込まなければならない年配者にも良い装備だ。
さらにリヤに回ると、クルマ椅子をチルトアップして収納できる「リフター」も装備されていた。
スロープ式に比べて、ラクにクルマ椅子を収納できる。
なぜ、僕がこのダブリュの装備に拘っていたかというと、今の子供の障害の状況だと、近距離は、クルマ椅子のまま、リヤの載せて、長距離は、外の景色を見るのが好きな子供の為に、クルマ椅子からパッセンジャーシートに載せて移動したいからである。
ただ心配なのは、リヤリフターの場合、スロープ式に比べて頭上高が低くなることだ。
実は、この事は以前から心配しており、福祉車両のスペシャリストである、
ねこばす@神奈川さんにもアドバイスをもらっていた。
以下原文
「◆スロープ式に対するリフター式の注意点としては、「バックドアの間口が低い」ことが言えます。
開口部の高さが1200mm(セレナのスロープ式だと1360mm)ですので、ご子息の背が伸びた時に、乗降がきつくならないか?という懸念があります。
室内に入ってしまえば、リフター部分で1300mmの高さを確保しているので問題は無いと思いますが・・・
もちろん、スロープ式に比べて車いすの乗せ降ろしは圧倒的に楽です。」
さすがに、この道に精通したプロの言葉である。
早速、
フジカーズジャパン 岐阜 の営業の超好青年君に相談すると、すぐに僕の意を介してくれて、クルマ椅子を用意してくれた。
ココまで、無理を言って僕を送ってくれた
E.S.AUTO 社長 が、僕が実際にクルマ椅子に乗るので、操作してみて下さいと、クルマ椅子に乗ってくれた。
ES AUTO の社長がクルマ椅子に乗って、実際のリフトの動きやクルマとの干渉をチェック。
実際に動かしてみると、確かに頭上空間が狭く、ぶつける可能性もあったが、一番間隔の狭い部分が視界の遠方にあり、不用意に頭はぶつけないだろうし、人が乗った重いクルマ椅子も、確かにラクラクとセレナに載せる事が出来て便利だという結論に至った。
ただ、
E.S.AUTO 社長が気にしていたのは、
リヤにクルマ椅子が載ると、後方視界がかなりスポイルされることが気になった。(画像は フジカーズジャパン岐阜 様より)
リヤにクルマ椅子を載せると、かなり後方の視界がスポイルされる事だった。
この点については、慣れの問題もあるし、購入後の プロジェクト で対策を考えているので、問題は無いだろう・・・となった。
スペシャル装備のチェックの後は、通常の中古車のチェックに入ったのだが、年式を考えれば装備も、外観もナカナカのモノだった。
丁寧に乗られれいたのだろう。外観は年式、走行距離を考えれば上物だ。(画像は フジカーズジャパン岐阜 様より)
一点気になったのが、
日産車お得意の「エンヂンチェックランプ」が・・・・・
エンンヂンチェックランプの点灯だった。なんたって今月から、エンヂンチェックランプが付いてしまうと車検が取れなくなってしまう。
警告 ワーニング、警告灯などの点滅、点灯は NG です!
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/39184623/
この点については、
フジカーズジャパン 岐阜 が責任をもって対応してくれるという事なので一任した。
(2/6 日、チェックランプの件は解決したとの連絡が入った)
外観や、装備、などなどを考えて、僕はこの C26 を購入することにした。まさに車名の通り「セレナ(晴々)」とした気持であった。
今回の購入に関して、実は多くの方々のご尽力を承った。
ルノー厚木インターの安川さん や、今回適切なアドバイスをしてくれた
ねこばす@神奈川さん、そして、なにより仕事を一休みにしてくれて、岐阜までクルマを出してくれて、さらに運転からクルマのチェックまで付き合ってくれた
E.S.AUTO 社長 には、心からお礼を述べたい。
なにより、このクルマを売ってくれた 、
フジカーズジャパン 岐阜 の真摯なる対応にも賛辞を贈りたい。
さてさて、某新潟日産の役員である某氏が言った
「徳小寺さんは、つるしでクルマに乗れない」
の通り、実は水面下で新たなプロジェクトが始まっている。
このプロジェクトにも、
E.S.AUTO さんにも、最大の協力を得る事が出来た。
さて、この後、どんなドラマが始まるのか・・・・春が待ち遠しい今日この頃なのだ。
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LCV E STAR | クルマ
Posted at
2017/02/07 09:31:01