噴霧 最近増えてきたドライミスト。

　最近、都内でもよく目にするようになった「ドライミスト」。

それが新東名の「静岡ＳＡ」の下り線にも設置していました。一見すると、単純に水をノズルでミストにして噴霧している様ですが、いえいえ、このノズルが実に巧妙で、空いている噴霧用の穴が小さいので、極端に言えば、直接手をかざしても濡れない（濡れにくい）くらいの微細な水滴になって噴霧されているです。

　ですから、水分として落下する前に蒸発してしまう・・・すると気化熱によって周りの空気の熱を奪い気温が下がるという仕組みなのです。

　まぁ劇的に気温は下がらないのですが、見た目にも涼しく、水しか（電気は使いますが 笑）使いませんので環境にも優しいドライミストは、もっと設置場所が増えても良い様な気がします。


都内でも増殖中のドライミスト。これは 三菱一号館美術館、丸の内ブックスクエア付近のドライミスト

　ここまで費用をかけなくても、夕方近くだったら「打ち水」も効果的。

　最近の異常な日本の夏を、こうした、ちょっとした工夫で涼しく過ごせたら・・・と感じた次第です。