
誰にもお気に入りというモノがあると思う。お気に入りと言うか変える事が手間を増やしてしまう事もあるかもしれない。
僕の後者の場合は 床屋 が当てはまるだろう。まぁ、何事にも始めはつきものだが、床屋の場合、あそこはどうして、ここはどう・・なんていうのが面倒で、僕の場合、行きつけの床屋が出来ると、引っ越ししても通い続けていたりする。
何も言わなくとも、座るだけで事が済んでしまう心地よさは格別だ。(笑)
今回も、クルマで40分くらいかけて、引っ越す前に通っていた床屋へと足を運んだ。さらに、行きつけの床屋は予約制なので、行ったけど待ち時間が・・・なんて無いのもうれしいものだ。
床屋の帰りは、これまたお気に入りのルートがあって、距離はかなり短いのだが、ちょっとしたカーブの続く山坂道があって、C26になっても、あそこのカーブのこの辺りをスッと入って行けたらなんてやってしまう。
そして、もうひとつの楽しみが、まるで時代が遡った様な 自動車修理工場 がある事だ!今回は、「てんとう虫」が、ひなたぼっこに興じていた。
ピットいやいや、ここは日本語で作業場の真ん中にはリヤエンヂン・トリオが偶然か並んでいた!!(クリックで拡大)
今回は、スバル、リヤエンヂンの強力なタッグで並んでいたが、ある時はマツダのオート三輪だったり、ミゼットだったり、通るたびに並んでいるクルマのラインナップが違うのも実に味わいがるものだ。
そんな昭和の景色を眺めている最中に、ラヂオから 「土用の丑」の日の話題が流れて、昼飯も食っていないし、ちょっと早いけど
いつものうなぎ屋 にでもゆくか、という事になって、17時開店なんだが、少し早めに電話すると繋がって、テーブル席をリザーブした。
夕方の渋滞に巻き込まれながらも、裏道などを駆使して、何とか予約した時間の5分遅れで到着した。
住宅街の真ん中に当然現れるといった感じの 「うな鈴」。国産ウナギを丁寧に焼いて実に美味しい鰻を味わえる。
開店から三十分くらいしか経過していなかったが、店内は満席で、多くはお目当ての「鰻重」や「うな丼」をオーダーしていた。
ここは毎年、一年に一遍の贅沢で・・・「鰻重」をオーダー。消費税が「5%」のままの時間が止まったようなメニューがある意味で歴史を感じさせてくれる。
表立ったメニューはこれだけ!!消費税が5%のままで時間が止まってしまっているメニュー(クリックで拡大)
ここのウリは何と言っても王道の国産ウナギに、肝付の吸い物が出る事!!オーダーしてさばいて、焼いてなんで時間は掛るが、懐かしい昔ながらの鰻を堪能できる。
待っている時間も「値段」の内なのかもしれない。
30分くらい待つと、待ちに待った 「鰻重」 がやって来た。
鰻重だけでなく、サラダに香の物まで付いてくる!!ウナギは一匹半だ!!!(クリックで拡大)
サラダに香の物、さらにウナギは一匹半!という贅沢三昧で、消費税込みで
「¥4,200-」
なんて安いモノだ。
じっくりとウナギの香りや食感を楽しんでいる間にも、予約をしていないお客が次々とやって来るが、店内は満席で、空いた席にも「予約席」の札が掲げられている状態で、店の真ん中の席でウナギを味わっているのが申し訳なく感じられるほどであった。
久々に自由な時間を満喫して、昼間の猛暑が嘘の様に涼しくなったお店の外に出たのが小一時間後。
お気に入りの床屋に、クルマ屋を眺めて、季節のモノを味わう。いつもこうだったらねぇと思うのだが、実は休みもあれやこれやでなかなか時間が無いのが実情でして・・・
じゃあ次の休みはなんて、考えてしまっている事は内緒で・・・・なんて思いながら家路についた次第なのだ。
ブログ一覧 |
日常 | 日記
Posted at
2018/07/15 14:26:26