
さてさて、ジャッキアップ もどき を魔改造するために、横浜都筑区にある 匠
植木モーター に、NVを引き取りに行くと、今度は、ホンダ S800 M が入庫していた!!
今回、入庫していたのは ボンネット・バルジ の付いた S800 で、さらに細かく言うと、後期の S800 M と呼ばれるタイプだ。
入庫されていたのは、S800M と呼ばれる後期のモデルだ。
ホンダS800 シリーズと言えば、遡れば販売はされなかったが原点の 「S360」 に始まり、
モーターショウでデヴューした S360 だが販売はされなかった。(これは最近、ホンダで復刻されたレプリカ)
実際に市場にデヴューしたのが 1963年10月 ~ 1964年2月 の間に売られていた
S500 だった。
その精密なメカニズムと、バイク譲りの DOHC のエンヂンは、瞬く間に人気を博したが、さらにパワーをという声に押されてリリースされたのが、
S600 となり1964年3月~1965年12月 の間販売され、日本を含めてアジア諸国で初めてドイツに輸出されたクルマとしても大いに語られている。
さらに、主に海外からの、もっと「力」をという声に押されて出されたのが、排気量は791cc、最高出力は70PS/8,000rpm、最大トルクは6.7kgf·m/6,000rpm の
S800 であった。
S800も初期型と後期型が存在して、
初期型
後期型
後期型は、端的に言って「輸出仕様」を国内向けに焼き直したモノとも言え、モデル名に「M」が追加された。
そして忘れてはならないのが、S800M の中途まで存在した、リヤの「チェーン駆動」だろう。
ホンダSシリーズの特徴でもある「チェーン駆動」。サスストロークの確保と燃料タンクなどのスペース確保で生まれた。
デフからの動力伝達を、チェーンで行うアイディアは、サスストロークの確保、燃料タンクなどのスペース確保という難題を解決するために生まれたものだった。
そしてこの S800 シリーズは、それまでの Sシリーズ と、デザイン上での差別化のためにボンネットに「バルジ」が付けられたらが、今回は、そのボンネットの修復に
植木モーター に入庫したという事であった。
S800 の特徴である、バルジ付きボンネットの補修に 植木モーター に入庫していた。
前回の、ハンドメイド 117 といい、相変わらず珍しいクルマが入庫して、
植木モーター に行くのが楽しみであるモノだ。
手造 植木モーター入庫中 ハンドメイド 117 クーペ
↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/46347321/
下地処理が終っていたので、2~3日したら、この ホンダS800M もユーザーのもとへ帰るのだろう。
大量にさばけないし、費用もそんなに高価でなく、黙々と作業をこなす様子は、いつ見ても頭が下がる思いだ。
ウチの NV も魔改造が終わったし、しばらくは
植木モーター に来ることは無いだろうが、今は、どんなクルマが入っているだろうかと気になるのが
植木モーターだろう。
さてさて、今度はどんな名車に巡り合えるのか・・・
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Posted at
2022/09/02 13:18:30