
オーナー夫婦は看護師で、看護や介護を長年体験して、いかに、自由に外出のできない患者や障害者がいる事に気付いた。
そうした人たちにも外出の機会を与えたい。その機会のきっかけとして「いちご狩り」を楽しんで欲しい、という思いから、2022年に開園した、最新設備の観光いちご園がある。
それが、横浜市戸塚区に開園した
ichigos YOKOHAMA だ。
戸塚西公園真横の丘陵地に新しく開園したイチゴ園。
広く明るくというコンセプトから、スペイン製の吊り下げ式の栽培棚を採用して、なんと温室も輸入品という、これまでにないいちご園になっているという。
理想のいちご園を目指すために、ハウスも輸入品を使用。明るくて支柱が目立たない。
そんないちご園だったら、クルマイスでも楽しめるハズだと思い立ち、さっそく予約を入れて家族で行ってみた。
場所は、戸塚西公園真横の丘陵地で、
戸塚西公園真横の丘陵地が所在地。まだできたてなので、住所表記では検索できない。
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ichigosYOKOHAMA 公式WEB アクセス について
場所は良いのだが、ネックは専用の駐車場が無いこと。ただ、福祉車両の場合、事前に相談して余裕があれば、従業員用の駐車スペースを利用できるという事で、今回は、そこを使わせてもらった。
ハウス内は、これもスペイン製という、吊り下げ式の栽培棚が設置されて、
上下可動式の「栽培棚」のおかげで、栽培面積を減らさずに、棚の間隔を広く活用している。
必要な時に降ろして、通常は一列ごとに間隔を開けて棚間を広くしている。
実際に標準的な幅のクルマイスでも、棚と棚の間で自由に転回できるくらい広く、イチゴの棚の高さも、クルマイスでもいちごが狩れる高さでバリアフリーだった。
棚間が広く、標準的な幅のクルマイスだったら転回も自由。なにより床面がフラットなのもいい。
バリアフリーをシッカリ考えられて、それがイチゴの生育に影響しない工夫は大したもんだ。
そして、そうした工夫は、いちご狩りにもあって、いちご棚で収穫したイチゴは、一旦、ハウス内のテーブルに持ち帰って、そこで食べるという方法だ。
最初に、いちごを狩るのに使う「ハサミ」と、食べたイチゴのヘタ等を入れる「ビニール袋」、「タイマー」が入ったカゴをもらって、
「はさみ」、「ビニール袋」、「タイマー」の入ったカゴを渡される
最初は、行ったり来たりで食べる量が減るのではと思ったのだが、いえいえ、逆にいちご棚に人が滞留しないので、効率よくいちごが狩れて、結構、食べる事が出来た。
栽培棚の横には、テーブルが置かれた広いスペースが。
いちごの種類も、なんと 10種類 と豊富で、いちごの種類別に食べ比べしながらも楽しめるのも大きなポイント。
「紅ほっぺ」とかお馴染みの品種以外にも、いちご狩りでは珍しい品種もある。
駐車場の件は、如何ともしがたいが、それを差し引いても、多数の品種と、バリアフリーも相まって、久々にクルマイスでも、もちろん、そうでない家族や仲間とでも楽しめる「いちご狩り」だと感じた次第だ。
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Posted at
2023/02/06 03:43:48