
一通り室内を見て回ったら、外観のチェックをしてみよう。
マイクラとマーチが何処が違うんだろう。。。。とマイクラの周りをグルリと回ってみたのだが、結構な違いがあってなかなか面白く感じた。
まず、マイクラC+Cが如何に優良なビルダーの作品かという証明を見つけた。
欧州の名立たるビルダーやデザインスタヂオの連中は、大っぴらにはしないが、ボディの何処かに密かに自分の名前を入れたがるモンである。そうそう、かつてのシティ・カブリオレだって、Bピラーに名前が入っていた。
マイクラC+Cにも燦然とではないが、リヤタイアの前の部分にピシリとプレスによって名前が入っていた。
そう!欧州のカブリオレの名手「カルマン」の名前が、マイクラにも刻まれているのだ!!1800年代後半から、馬車の架装から始まった歴史と伝統のある「カルマン」によって、マイクラC+Cは生み出されたのだ。
「カルマン」と言えば、僕の年代だと、やはりこのクルマが頭をよぎってしまう。
そう、「フォルクス・ワーゲン・カルマン・ギア」だ。
今見ても、流麗で美しいボディスタイルのクルマだ。
そんな、過去の有名なクルマ達を思い浮かべながら次に見つけたのが、マフラーの形状だ。
マーチに始まり、シルフィまで国産のBプラと言えば、「負け犬シッポマフラー」
と呼ばれる、ダラリとだらしなく排気口が下を向いたマフラーが有名だが、マイクラの排気口は、やや太くストレイトに造詣がされており、見た目の雰囲気が良い。
実際の排気音も、なかなかビートの効いた気持ちの良いモンで、見た目だけではなく、排気音までチューニングされている・・・耳障りでないなかなかの出来栄えのマフラーである。
ワイパーだって、微妙に違っていた!
ドライヴァーサイドのワイパーには、高速での浮きを防止する「フィン」が装着されており、国産と同じ「トーナメント骨格」には変わりないのだが、部品の一つ一つのエッヂが「まろみ」を帯びており、空気抵抗が少ないイメージを与える。
ボンネット・フッドを開けると、そこにはオーナーならではの密かな楽しみも隠れていた。
まず一つ目が、
ラヂエターキャップ横の注意書きに書かれた「MADE IN U.K」の文字が、これは「マーチ」じゃないんだぞ・・とオーナーの所有心をくすぐるだろう。
そして、車体番号を刻む場所のカヴァーにも・・・・
国産のBプラと些細ではあるが、こんな違いも発見できるのだ。
さらに・・・ああぁぁ欧州的だねぇ・・と感じるのが、タイアの空気圧の指示プレートだ。
乗車人数や積載量によって、事細かに「空気圧」の指定がある表示なんて、なんだかマニアックで、これまた「マーチ」とは違うんだぞと思わしてくれる。。
さてさて、マイクラでの浜松遠征はどうだったのか?
次回はよいよ高速ツゥーリングの様子をお知らせしたい・・・・
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Posted at
2008/04/03 01:50:45