2011年04月25日
チューニングしたら、保証対象外なんてアタリ前じゃないか!
人のブログで毒吐くのは気が引けるので、自分の処で書きますね。
クルマをチューニングしたら、クルマメーカの保証対象外になるって当然ですよね。
そんな事も判らないでチューニングしている人って居るんですかね。
クルマメーカは、ド・ノーマルの状態だからこそ複数年の保証を付けているんですよ。
例えば、エンジンチューニングでパワーアップさせて、それが原因で故障が発生したら保証でなんて直せないですよ。
この場合は、疑わしきは罰する(保証しない)事になるので明確にチューニングパーツと故障箇所の因果関係が否定出来ない時は、保証対象外です。
メーカによっては、何か1つでも純正品じゃないパーツがあれば、全ての故障が保証対象外になるケースもありますよ。
エンジンだけの話じゃないですよ。 VWで云えば、一番怖いのは、DSGです。
乾式7速DSGの耐トルクは、250Nm
このDSGに組み合わせられているTSIエンジンは、
ゴルフ・ハイラインだと、240Nm、ポロGTIだと250Nm になります。
この2車でギリギリなんです。
湿式6速DSGの耐トルクは、350Nm
このDSGに組み合わされているTSIエンジンは、
ゴルフGTIだと、280Nm、ゴルフR/シロッコRだと、330Nm
GTIは、若干余裕があるけど、ゴルフR/シロッコRは、ほぼ限界です。
そこからパワーアップさせれば、DSGの耐トルク以上のトルクが掛かる訳です。
もちろんメーカでは、若干の余裕を見た設計をしているから、暫くは問題なく使えるでしょうけど、長い期間になると、どうなるかは想像するのは難しい事じゃないでしょう。
それにも関わらず、メーカ保証をあてにするなんて人がいるとすれば、それは悲しい事ですよ。
誰がどの様にチューニングしたかも判らないクルマは、メーカでは一切保証しませんよ。
純正に戻して、入庫しちゃえば大丈夫?なんて、絶対止めてくださいね。
以前も書きましたけど、チューニングは、必ず得るものと同等の失うものがあるのです。
メーカ保証は、失うものの1つです。
それが嫌ならば、チューニングするのは諦めましょう。
メーカ保証期間中は、チューニングしない人が多いのは、それが理由ですね。
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Posted at
2011/04/25 23:55:40
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