日曜日に立ち寄った、
メルセデスベンツ・コネクションで、A25シュポルトの試乗をしましたのでアップします。
写真を撮り忘れてしまったので、こんな写真しか残ってませんが、ご容赦!
メルセデスベンツ・コネクションでは、
メルセデスのラインナップからほぼ全ての車種を試乗出来るようです。
(試乗可能な車種は、同HPに記載されているので確認が必要です)
私は、いろいろとあって試乗出来ずにいた新型Aクラスに試乗しました。
試乗したのは、A250シュポルトです。
ゴルフで言えば、GTIクラスにあたるモデルですね。
エンジンも、通常のAクラスが1.6Lターボなんですが、250シュポルトは、2Lターボ。
これもGTIと同じなので、比較する事が出来そうです。
電動シートでポジションを合わせて試乗開始。
この電動シートスイッチは、メルセデス伝統?ですかね。
ちょっとやぼったい気がしますが、判り易いとは思います。
コラムに設置されたシフトレバーは、使い難く感じましたが...これも慣れの問題かな!
試乗コースは、六本木界隈のぐるっと回ってくるのですが、日曜日とあって比較的空いていました。
乗り心地は、Cクラスよりも引き締められてはいますが、当たりが柔らかく、やはりメルセデスライドです。
しかし、キビキビ感がないので、悪く云えばモサッとしています。
ステアリングの応答性も、イマイチです。
これもメルセデス的なセッティングなんでしょうね。
Cクラスを試乗した時にも感じましたが、長距離を走るには疲れないセッティングなんでしょうけど、私の好みではないです。
特に”シュポルト”と名前がついたモデルのハンドリングとしては、物足りなさを感じしてしまいます。
エンジンの特性は、スイッチで、エコ、スポーツ、マニュアルの3つを選択出来ます。
エンジン始動直後は、エコモードになっているので、これが基本セッティングなんだと思います。
発進すると2000回転くらいで、どんどんシフトアップしていきます。
この2Lエンジンは、最大トルクが、350Nm/1200-4000rpm という事なので、このセッティングでもキビキビと走らせてくれそうではるのですが、
実際には、そんな感じはなく、かなり重苦しい走りです。 まさにエコモードと云ったところですね。
それならとスポーツモードを試してみました。
スポーツモードにすると、こちらはエンジンのオイシイところを判っている動きです。
ブレーキング時にはブリッピングもしてくれるので、かなり気持ちよく走れます。
スポーツを選択すると、エンジンの上までを使うセッティングになりますが、サスペンションセッティングは変化しないんので、
ちょっとアンマッチは印象です。
どうせならサスペンション設定も変化させて欲しいかな。
アシは、乗り心地重視の柔らかめなのに、エンジンだけはレーシーなセッティングですからね。
マニュアルモードは、その言葉通りで、パドルシフトを使ったセミオートマモードですね。
7速ツインクラッチミッションは、変速ショックが少ないのですが、若干反応が鈍い気がします。
これならトルコンの8ATでも良いんじゃないかと思いますね。
短い試乗コースでしたが、A250のだいたいの雰囲気は掴めました。
乗る人の好みでしょうけど、私には合わないです。
Cクラスのジェントルな大人の雰囲気でもなければ、スポーツカーのような硬派なセッティングでもありません。
イイとこ取りと云う人もいるかも知れませんが、私的には中途半端は印象が強いです。
上に書いた、エンジンセッティングと足回りのアンバランスさから、それを強く感じます。
A180だと、また印象が違うのかも知れませんが、A250に関しては、私的にはナシかなぁ。
現行Cクラスは、”メルセデスらしい!” といえる乗り味ですが、Aクラスは、そこから脱却しようとして?かえって中途半端な印象でした。
全体的な造りは良く出来ているので、今後の進化に期待したいですね。