日曜日の朝ですが、外は雨模様。
GTIで出撃すべきか悩みながらブログを書いています。
さて、一部の方々が、ケイマンSのインプレを期待されている?ようなので、ちょっとだけ書いてみます。
まだ、350kmほどしか走っていないので、本当にちょっとだけです(笑)
エンジンスタートは、最近の流行であるスタート/ストップボタンではなく...
昔ながらのキーを捻るタイプです。
ただ、実際にはキーではなく、リモコン本体を捻るのが目新しいですね。
ブレーキを踏みながらでないと、エンジンが始動しないので今時のクルマだと実感しますね。
キーを捻ると...
グワン! と若干演出オーバとも思える排気音と共にエンジンが始動します。
室内だと、それほどでもないですが、外で聞いていると、かなりの音質音量です。
PDKセレクターをDレンジに入れて、スタートします。
PDKも熟成が進んでいるようで、発進時のクラッチミートは、かなりスムーズです。
GTIのDSGよりも、スムーズですね。 新しいからかも知れませんが...
ケイマンSで走ったのは、八ヶ岳付近まで。
このコースは、私の定番コースであり、GTIが納車になった時にも、走ってますね。
GTIの新車インプレと合わせて読んで頂けると、ケイマンSの性格が判るかもです。
まずは乗り心地ですが、PASMの標準モードであれば、全く問題ありません。
スポーツモードにすると、細かな振動が増えてきますが、これは当然でしょうね。
まだサスペンションも慣らし中なんで、インプレは時期尚早かな。
ハンドリングは、やはりミッドシップらしい動きです。
3年前に新車のGTIで中央道を走った時は、その直進安定性に惚れ惚れしたのですが、
誤解を恐れずに云えば、その安定感はありません。
やはりミッドシップ・リアドライブ車は、FF車の直進安定性には叶わないです。
ケイマンSは、タイヤが太いという事もあると思いますが、路面のアンジュレーションを拾います。
高速道路を真っ直ぐ走っているだけなら、やはりFFのGTIに分がありますね。
これは欠点でも何でもないです。
ミッドシップ・リアドライブならではの動きですね。
エリーゼと比べるのが適切かどうかは判りませんが、エリーゼよりは数段高い直進安定性ではあります。
(これもライトウェイトのエリーゼが悪い訳じゃないですよ)
ミッドシップ車は、ドライバーが行きたい方向にクルマが向う特性?があるので仕方ないでしょう。
次にエンジンですが、まだ新車って事なので3000回転縛りにしています。
排気量が3.4Lもあるので、発進・加速時のトルクに不足はないのですが、GTIで堪能した鬼のような低速トルク感はありません。
これも仕方ないですかね。
高速を100kmで走っている時のエンジン回転数は、7速で1700回転くらいですから。
GTIが最大トルクを1700回転という低いところで発生するのに対し、ケイマンSは4500回転で最大トルクを発生します。
100km巡航時の1700回転では、GTIの最大トルクとほぼ同等のトルクが出てはいるのですが、やはりターボ車のようなトルク感はありませんでした。
NAエンジンは回してこそ、その真価が発揮できるのでしょう。
やはりケイマンSのインプレは、全てにおいて時期尚早ですね。
慣らしは、1000km程度にする予定ですので、全開に出来るようになったら、また書いてみようと思います。
Posted at 2014/03/30 06:22:01 | |
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ケイマン | 日記