東京ロータスセンターにて、エクシージ S2 の試乗をしました。
エクシージ S2
エクシージ S2 については、特に説明しませんので、ご存知ない方は、以前の日記をご参照下さい。
エクシージ S2 が、発表されてから何度となく試乗するチャンスを逃してきたので、今回が初試乗となります。
試乗車は、ツーリングパックが装備された仕様で、鮮やかなクロームオレンジ色が印象的でした。
シートに座ってみると
早速、コックピットに座ります。 私のエリーゼの様にフルバケットシートが装備されていないので、以外と乗り込み易いですね。 シートは、アンコがかなり厚いので長時間座っていても疲れが少なそうです。
その他、私のエリーゼと大きく異なるのは、6 速ミッションとかなり重くなったクラッチくらいかな!
いや、もう一つありました。 それは後方視界です。
エリーゼでも決して良くはないのですが、エクシージ S2 は、もっと悪いです。
まぁ、これも高性能の証って事で許せちゃいますね。
試乗開始
走り出しての第一印象は、クルマが「落ち着いているな!」 って事でした。これは 111 R に試乗した時にも感じた事なんですが、ノイズ、バイブレーション、ハーシュネスが格段に向上しています。 とても同じシャーシフレームを使っているクルマとは思えないくらいです。
エリーゼよりも、バネレートが固められているそうなのですが、サスペンションは見事に路面を捕らえています。
当日の試乗は、都内の一般道だけだったのですが、おそらく高速道路にエクシージ S2 を持ち込めば、素晴らしい高速安定性が望めるのではないかと思われます。
エンジンは、111 R と同じ仕様です。 192 ps のトヨタエンジンは、6,000 回転を超えると暴力的とも云えるトルクとパワーでエクシージ S2 を一気に引張り上げます。
このパワー感は、感動ものですよ。 K 型エンジンでは、とても味わえません。
しかも、車外からの遮音性には優れているのに、エンジンルームからのエンジンサウンドは、遠慮なしにコックピットに聞こえてきます。 まるで、ドライバーにはエンジン以外の音は聞かせないぞというような感じです。
エンジン音は、いわゆるトヨタサウンドなのですが、高回転まで回すと迫力あるサウンドに変化します。
ABS とサーボが装備されたブレーキは、111 R と同様なシステムですが、111 R に試乗した時に感じられた不自然さはありませんでした。
111 R は、若干オーバサーボ気味だったのですがエクシージ S2 は、自然な感じです。
(注:最近の 111 R を乗っていないので、こちらも改善されているのかも知れません)
ただし、踏み始めてからブレーキが効きだすまでのべダルストロークが、相変わらず大きいですね。
これだと、ヒール&トゥをするのにちょっと慣れが必要かも知れません。
この辺りは、更なる改善を希望します。
試乗を終えて
全体的なフィールは、111 R と同様な感じです。ライトウェイトスポーツというよりは、高速ツアラー的な使い方が似合うクルマに仕上がっています。
これからエリーゼ/エクシージを検討される方は、お使いになるステージや使い方を良く考えてモデルを選ぶと良いかも知れませんね。
私のお奨めとしては、
ツーリングには、 111 R、エクシージ S2
峠には、 STD モデル
サーキットには、スポーツ 111 ですね。
(あくまで私感ですので参考程度にして下さい)
エクシージ S2 即納車
エクシージ S2 は、バックオーダを抱えており、年内納車は厳しい状況のようです。そんな中でどうしても、すぐにエクシージ S2 に乗りたい方への耳寄り情報です。
オーセンティックカーズさんに、即納できるエクシージ S2 が 2 台あります( 8/30 現在)
もし、すぐに欲しいのであれば、問い合わせをして見ると良いかもしれません。
(2004年の話ですよ~。 念のため(笑))
Posted at 2007/09/08 07:34:50 | |
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クルマ見聞/試乗レポート | 日記