久々に書くと荒れると云われているエンジンオイルネタを投入しますよ。
何かね、ちょっと書きたくなったワケがあるんです。
某掲示板にね、書き込みがあったのを思い出したんですよ。
要約すると、こんな感じ。
・VW車のエンジンをバラシたら、内部にスラッジがベッタリと付いていた。
・このVW車は、純正オイルを定期的に交換していた。
・よってVW純正オイルは、ダメだ!
まぁ良く見かける三段論法でしょうかね。
だけどさぁ、サンプル数は、1つだけですよね。
たった一つの事象で、純正オイルを使っていたからスラッジがベッタリついたってのは強引過ぎませんかねぇ。
だいたい、そのバラシたエンジンってのは、調子が悪いから開けたんでしょ。
その人の理論だと...
「エンジンの調子が悪いのは、純正オイルを使っていたからだ!」
って事なんでしょうけど、本当にそうなんでしょうか?
ガソリンエンジンの三要素である...
「よい混合気」、「よい圧縮」、「よい火花」
は、問題ないのでしょうか?
これら三要素のどれか一つが欠けても、エンジンは不調になりますよね。
そして、その結果スラッジが出来たとは考えないのでしょうか?
スラッジの発生原因は、エンジンの不完全燃焼によって出来たカーボンです。
もちろんエンジンオイルが悪くても発生する事があるし、スラッジを取りきれない事もありますけどね。
また、上記の事象では、エンジンは、ノーマル(純正状態)だったのでしょうかね?
今や、ECUチューンで容易にブーストを上げることが出来ます。
しかし、きんちと燃調が取れていなければ、不完全燃焼が発生する可能性もありますよ。
なんか純正オイルは、ダメ! 社外品のオイルが絶対に良いんだ!
っていうステレオタイプな考え方は、改めて欲しいなぁ。
もちろん、社外品のオイルも良い製品ですよ。
そして、同じように純正オイル&純正指定オイルも良い製品だと思います。
それぞれに特長があるだけなんですよ。
使う人の都合の良いモノを選択すれば良いだけです。
例えばVW純正オイルである504規格のオイルの特長は、ズバリ ロングライフです。
2年もしくは、30000km まで使用可能です。
2年毎(車検毎)に交換したい人には、おススメだと思いますけどね。
社外品だと、私の好みは、モチュール300V、ASH、モービル1 RPなんかですが、
これらのオイルの特長は、その滑らかさでしょうか?
特に交換直後の滑らかさは、格別です。 もう何度でも交換したくなるくらい(笑)
オイルなんて自分の好みに合うものを使えばイイんですよ。
なにも純正オイルをディスって、社外品を持ち上げる必要なんてないでしょう。
Posted at 2018/02/16 00:21:22 | |
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