エリーゼ/エクシージの 純正バネレートと 車両重量およびタイヤの関係について考えてみました。
ところで、S2エリーゼ/エクシージの純正サスペンションの正確なバネレートをご存知の方っていらっしゃいますか?
もし、正確なデータがあったら教えて下さい。
以下は、私がネット上で調べた値です。(真偽の程は不明)
S2エリーゼ(ローバー) F:3.6kg/mm, R:5.1kg/mm
S2エリーゼ(トヨタ) F:3.9kg/mm, R:5.6kg/mm
S2エクシージ(N/A) F:4.6kg/mm, R:6.6kg/mm
さてさて、上記のデータが正しいと仮定して次に進みます。
エンジンがローバー製K型から、トヨタ製2ZZになった時点で、約10%のバネレートアップ
そして、エクシージとなった時点で、更に20%のバネレートアップとなりました。
トヨタ製エンジンを積んだ際のレートアップは、車両重量(50kg程度)が増した事への対応であり、
エクシージになった際のレートアップは、タイヤがヨコハマ048(LTSコンパウンド)になった事による、グリップ力アップに対応したもとの思われます。
サスペンションのバネレートの決定は、車両重量とタイヤのグリップ力および路面状況によって決まりますので、上記のレートアップは、至極当然の事と考えます。
(ドライバーのウデにもかなり影響しますけど、今回は無視)
実は、此処に私がスポーツ111用の純正ビルシュタインに拘った理由があるんです。
スポーツ111には、ヨコハマ048LTSが標準装着です。
この事から、スポーツ111用純正ビルシュタインには、S2エクシージと同等もしくは若干柔らかめ(車重が軽いから)のスプリングが組み合わされていたと推測しました。
私のエリーゼには、ヨコハマ048LTSは装着しては、いないものの、ほぼ同等のグリップを持っていると思われる ネオバAD-08を装着しているのです。
(ちなみにエリーゼの標準タイヤは、ポテンザ040LTS 後に ネオバAD-07LTS)
私の勝手な判断だとグリップ力を比較すると以下のようになります。
040LTS = AD-07LTS < AD-07 < 048LTS = AD-08
タイヤのグリップ力の増加(ネオバ装着)に伴い、バネレートも高くする必要ありと考えました。
そうなると手軽な流用品としては、S2エクシージのモノになるんだけど、残念ながらリアのショック全長がローバーとトヨタでは違っているので安易に流用出来ないのです。
そこで登場するのが ”スポーツ111用の純正ビルシュタイン” という訳です。
つまりネオバAD-08は、標準タイヤと比べて圧倒的にグリップ力が高いので、
エリーゼの標準サスだとバネレートが不足するのです。
当然、バネレートアップに伴い、ショックアブソーバの減衰値も変更する必要がありますよね。
これについてもスポーツ111用の純正ビルシュタインであれば、ロータス社でセッティングまで実施しているでしょうから、下手に私が弄るよりも確かだ考えたわけです。
さぁ、この推論が正しくて、私の期待通りの結果になるかが楽しみです。
Posted at 2012/01/29 16:02:14 | |
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