SW20の日記からは、ちょっと離れてレガシーTZ編です。
M君のレガシーTZは、初代レガシーです。
平成元年にレオーネの後継機としてリリースされたスバルの4WD
当時、スキーに大ハマリだったM君には最適なクルマだったようです。
この頃のM君は、クルマ好きではあったようですが、メカ部分はあまり詳しくなかったので、このレガシーでも多くの失敗をしていました。
その一部の御紹介しましょう。
M君は、冬の間は、ほぼ毎週のようにスキー場に通う日々です。
当時は、「私をスキーに連れてって」のヒットもあり、空前のスキーブーム。
そんな事情からもタイヤチェーンなんて、面倒なモノは使いたくなかったようで、スタッドレスタイヤを購入していました。
当時の記録によると、購入したのは、トーヨー オブザーブG01 でした。
サイズは、夏タイヤと同じ、185/65-14
夏タイヤは、当然キープなんで、タイヤとセットでホイールも購入したようです。
ホイールは、リーズナブルな格安ホイールを選択したのでした。
ホイールのサイズは、 5J-14 PCD100 オフセット:不明、ハブ径:不明
オフセットについては、まぁ見た目から大丈夫だったようですが、問題となったのはハブ径...
汎用品のホイールは、各メーカそれぞれに対応する為にハブ径が大きい(だいたい73mmが多い)です。
本来なら、その車種に合わせてハブリングを使う必要があるんだけど、当時のM君はそんな事は全く知らないし、販売店(既に倒産)も教えてくれもしなかったようですね。
その為、高速走行をするとステアリングが振れたり、変な音がしたりと大変だったようです。
ハブ径が合わないホイールを装着すると、ホイールのセンター出しと固定をスタッドボルトとホイールナットに委ねる事になります。
本来、スタッドボルトとナットは、ホイールとハブを密着させる為のものですので、その引っ張り方向の力を受け止める事はしますが、横方向の力を受け止めるようには設計されていません。
横方向の力を受け止めるのは、ハブリングの役目です。
最悪のケースでは、ボルトが折れるという事にも何かねませんね。
アフター品のホイールを購入される時は、くれぐれもハブ径の確認を実施し、ハブ径のあったホイールを購入してくださいね。
もしハブ径が合わない場合には、ハブリングは必須ですよ。
Posted at 2011/08/27 09:30:55 | |
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