スポーツ135
私のエリーゼは、スポーツ 135 というモデルになります。
ベースはSTDモデルですが、次のパーツが新車時から追加されてます。
VVC用インテークマニフォールド/ポート加工済みヘッド(カムシャフト、バルブ径は、STDと同じ)/JAN SPEED製マフラー/専用ECU/これらのパーツの追加で、STDの120psに対して、135psのパワーを得ています。
カムシャフトはSTDモデルと同じ244度のままなので、高回転域はそれほど伸びませんが、低中速域は、あきらかなトルクアップ感があります。
写真は、今では懐かしいドノーマル状態の私のエリーゼです。
過去のモディファイ記録
2004/4/18付けの日記に、それまでのモディファイ記録を書いてあります。
ホイール&タイヤ、ブレーキ、サスペンション、シート&ベルト etc......ですね。詳しくは、その時の日記やそれより前の記事を参考にして下さい。
今回は、それ以降のモディファイについてまとめてみます。
ステアリングアーム加工
フロントのステアリングアームを加工(3mm切削)して、フロントのキャンバー角を増やしました。
ノーマルのステアリングアームだと、0.75度位までしか、キャンバー角を確保できないのですが、この加工を実施する事により、1.5度位までキャンバー角を付ける事が出来ます。
イリジウムプラグ
点火力が魅力のイリジウムプラグを装着。
ノーマルプラグは、6番ですが、私はサーキットを走る事が多いので、7番を装着です。
交換した頃の日記を見ると 「吹け上がりが軽くなった」 と書いておりますが、半年以上経過した現在では、まったく判らなくなってます(笑)
それよりも最近エンジン始動直後に回転にバラツキが出ることがあり、気になります(笑) バッテリが劣化しているのが原因と思ってますが、ひょっとしたらプラグの番手と関係があるかもしれません。
エアクリーナボックス装着
海外通販サイトから購入した、ハリケーンエアクリーナを装着です。
私が日記に公開したところ、日本からの購入者が殺到したらしく暫く欠品状態が続いたらしいです(笑)
とにかくコストパフォーマンスに優れた商品で、満足しています。
この商品の問題点は、「取り付けがメンドー」って事に尽きると思います。吸気ダクトを説明書通りに装着する事は、素人にはほぼ不可能と思われます。私は、ボルトでの固定を断念し、インシュロックにより固定してます。
オイルクーラ装着
ココで当時の日記に間違いがあったので、訂正します。
私が装着した水冷オイルクーラのキットですが、ロアホース側ではなく、アッパーホース側に装着してあります。このオイルクーラキットは、そのように設計されているとの事です。ですから、エンジンで温められたクーラントでオイルを冷やしている事になります。
一部の人からは、オイルヒータとも呼ばれてます(笑)
「それじゃぁ、効果ないでしょ!」 と思われる人もいるでしょうが、以外や以外、効果絶大です。
エンジン直後の水温は、だいたい90度前後なんですが、この水温でも十分オイルを冷却できているようです。
つまり、エリーゼの油温は、とんでもなく高くなっているという事です(爆)夏場のSTDエンジンだと、150度には届いていると思われます。因みに、S2のVVCエンジンには、標準で水冷オイルクーラが装着されてます。
ブレーキホース交換
リアのブレーキホースだけをステンメッシュタイプに交換しました。
ハッキリ云って効果は判りません(笑) フロントも交換すれば判るのかなぁ~。
ブレーキパッド
ブレーキパッドに関しては、しょうっちゅう変更しているのであえて記載しません。いや記載できません。いろいろな組み合わせがあって、とても全部の組み合わせをレポートできないのが正直なところです(笑)
それに私が使用しているパッドは、ほとんどがテスト品なので市販されていないパッドが多いですからね。写真は、茂木フルコース向けのSP505です。
モディファイ効果 その1
さてさて、上記モディファイにより、どれだけの効果があったのでしょうか?
誰でも気になる所だと思います。タイヤも含めてノーマルの筑波ラップが 1'09.80 に対して、現在の筑波ベストは、1'06.70筑波ラップで比較するのは、どうかと思いますが他に比べるモノサシがないのでご容赦下さい。
その差は3秒! Sタイヤを履いているので、この結果には大いに不満!やっぱり、5秒台には乗せたい所だし、そのポテンシャルは十分あると思ってます。
それでは出ない原因は何でしょうか?
ウデ? そんなストレートな事実は忘れましょう(爆)それにノーマル(ドライバー含む)との比較ですからね。私は、この原因をセッティングだと思ってます。エリーゼは、少しのセッティング変更が、結果となって現れるクルマなんですね。だから現状のセッティングでは、モディファイの効果を100%発揮できる状態まで、もって来れてないのでしょう。つまり、私にはセッティングを出す能力が無いって事のでしょうかね!(悲)
?
来年は、ベストなセッティングを目指して頑張るつもりですので応援して下さい。
モディファイ効果 その2
さてエンジンですが、ノーマルの時にシャシダイで計測した時は、パワー 146ps/トルク 18.5kgm でした。
その後、エアクリと謎の排気系チューン(?)により、明らかなパワーアップをしたので、再度計測してみました。
計測は、前回同様SAB小平にて実施です。結果は、パワー 152ps/トルク 19.2kgm でした。 数値的に、6ps / 0.7kgm のアップです。
パワー曲線を見ると、6000回転までは良いのですが、6000~7000回転が明らかに伸び悩みです。これは、ノーマルの244度カムシャフトとバルブの限界でしょうねぇ。
最後に
最後になりますが、ココでこうやってまとめてる事に不自然さを感じている人もいるかも知れません。
決してエリーゼを降りるつもりはありませんが、何かあるのでしょうか??実は、かなり大規模なモディファイを実施する予定です。それは来年のお楽しみって事ですね。
ご期待下さい。