午前中にシロッコRに再度試乗してきました。
前回の試乗は、10月下旬のエコドライブ・チャンピオンシップですから、約1ヶ月ぶりです。
11月初旬には、ディーラで
シロッコ 1.4TSIにも乗せて頂きました。
あらためて試乗した感想を書いてみたいと思います。
本日の試乗は、ディーラのご好意により時間をたっぶりと頂いたのでコースとしては長めです。
VW調布 ~ 調布IC ~ 首都高4号 ~ C1外回り ~ 東京高速 ~ C1外回り ~ 首都高4号 ~ 調布IC ~ VW調布
この再試乗で、いろんな意味で、シロッコRの特性が良く判りました。
まずボディですが、やはり私には、シロッコR と シロッコ1.4TSI はベツモノと感じました。
ボディのカッチリ感が全く違います。
もし、ボディがメーカが言うように全く同じであるとしたら、この差はサスペンションとブッシュの違いなんでしょうね。 ブッシュ類が違う可能性大かな。
電制サスは、コンフォート・モードにしておけば、首都高の継ぎ目でも、ほとんど気になりません。
”ほとんど”と書いたのは理由があります。
私個人的には、全く気にならなかったのですが、一般的な人は、やはり突き上げを感じるレベルだと思うからです(笑)
スポーツ・モードにすると、突き上げ感は、増してきますが、正直私は気にならないです。
エリーゼのノーマルサスの方が、酷いくらいですからね。
コーナリング特性に関しては、前回の試乗ほど感動はしませんでした。
これは、道が混んでいた事による要因が大きいかな。
ただ、断言は出来ないけど、前回試乗した個体の方が良かったように思います。(個体差があるのかなぁ?)
首都高C1外回りが以外と混んでいたので、途中から東京高速に入ります。
ココは、いつものようにガラガラだったので、ちょっぴり楽しめましたよ。
エンジン・パワーですが、やはり256psは、だてじゃないです。
とても2Lターボとは思えない加速感で、低音気味のエグゾーストノートと共に走ります。
ただ、やはり欠点もあることに初めて気がつきました。 それは ターボラグ です。
Rのエンジンは、GTIより大径タービンを装着して、パワーとトルクを出しているので、巡航状態からアクセルを全開にした時に、明らかにワンテンポ遅れて加速するのです。
一度、加給が上がってしまえば、胸のすくような加速感を味わえるのですが、それまでがまどろっこしいですね。
絶対的な加速力よりもレスポンスを優先するとなると、これはかなりの減点ポイントです。
まぁ、Rモデルですから、下の回転域を犠牲にしても回転を上げた時のフィールを優先しているのでしょう。 だから、これを欠点と云ってしまうのは可愛そうな気もしますね。
純正シートのホールド性は ◎ です。
サーキットなどを本気で走らないのであれば、十分なパフォーマンスです。
ただ、座面が結構固いので、長時間乗るとどうなんだろうとは思います。
一般?の同乗者だとクレームがつくかも知れないですね。
試乗を終えての感想ですが、やはり Rモデルは、特別なモデルであると思います。
絶対的なパフォーマンスは高く、ドライバビリティも優れています。
FFとは思えないようなハンドリング特性もグッドです。
ただ、私の場合、アクスポのリプレースとして考えないといけないのです。
買い物に行ったりするのですから、シロッコR を購入して良いのか悩ましいですね。
Posted at 2010/11/28 17:23:55 | |
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