
オーセンティックカーズさんで、
ロータス・エクシージSに試乗してきました。
今回の次期車選びでは、これが最後の試乗になります。
3連休初日の土曜日は、高速道路は大渋滞です。
だから都内は空いているかなっと考えたけど甘かったです。
自宅からオーセンさんまでは、空いていれば片道15分なんだけど、今日は世田谷通りが大渋滞で1時間くらい掛かっちゃいましたね。
やっとの事で、オーセンさんに到着すると、お店の前には既にエクシージSがスタンバイ状態でした。
さっそくK社長と試乗に出かけます。
まずは、K社長のドライブで、第三京浜入口近くまで走る事にしました。
渋滞を避けつつ、細かな道を抜けて行きましたが、ナビシートだと、クルマの乗り心地を判断する事が出来ますね。
エクシージSのダンパーは、ビルシュタインですので、高圧ガスショック特有のコツコツ感があるはずなんだけど、路面がそれほど荒れていないと、ほとんど判りません。
あとエンジンサウンドも、ミッドシップなのにかなり遮音されているので遠くにあるように思えます。
エリーゼと同じシャーシを使っているとは思えない程、車内は快適でした。
第三京浜の入口近くまで来て、ドライバーチェンジです。
エクシージSのドライバーズシートに身体を滑り込ませます。
フレームがエリーゼと共通なんで、シートポジションは、直ぐに合わせられます。
と云うか、エリーゼに11年も乗っていたので、身体の方が慣れてしまっていますね。
だけど、これが後でいろいろと効いてくるのでした(謎)
シフトレバーを1速に放り込んでスタートします。
シフト感は、カチカチと気持ち良く決まります。 さすが現代のマニュアルミッション車ですね。
シフトストロークは、縦方向に眺め、横方向は、短めなフィールです。
私の乗っていたローバーエンジン車とは、シフトフィールやストローク感が、全く違います。
だけど、このフレームのクルマに乗り込むと11年染み付いた動きをしてしまうんですよね。
だから、シフトミスする事、数知れずでした(汗) 慣れるまでは、かなり慎重にシフトする事にしましたよ。
エクシージSのエンジンは、3.5L + スーパーチャージャー です。
最大トルクは、400Nmですが、これを4500rpmで発生します。
最近のスーパーチャージャーは、極低速トルクから太いトルクが出ているイメージですが、エクシージSのエンジンは、極低速トルクは強くないですね。
クラッチミートしてからエンジン回転を上げるような走りをするとストールしそうになりますね。
そんな事を感じながら、第三京浜へ入ります。
入口からの左コーナで、まず軽くステアをあてて加速して行きます。
エリーゼよりも400kg近く重くなっている車重は、良い方向で効いています。
クルマは、アンジュレーションを拾っても跳ねる事なく、綺麗に路面をトレースしてくれます。
ライトウェイトを好む方は、賛同してくれないかも知れませんが、ある程度ウェイトがある方が、路面追従性は良い方向に働きますね。
コーナを抜けたとろこで、アクセルを半分ほど踏み込みます。
が、しかし、既にエリーゼを越える加速感が背中に掛かります。
各ギアでレブリミットまで回す必要は、全くありません。4000回転も回せば必要以上の加速感が手に入ります。
しかも、2名乗車でエアコン使用で、この加速ですからねぇ。 さすが3.5L+スーパーチャージャです。
ミッドシップにしては、エンジン音はジェントルです。
エンジン音や、スーパーチャージャ音よりもエグゾーストノートの方が耳に入ってきますね。
ここで、エンジンマネジメントを ”スポーツ” へ変更。
すると、先ほどまで静かだったスーパーチャージャーから音がキーン...とね。
昔の映画でマッドマックスのインターセプターのスーパーチャージャーをONにしたような感じ(笑)
こうなると、エンジンのレスポンスは更にアップして、本領発揮ですね。
エンジンは、5000rpmを越えると更に加速感が強くなります。
0-100km/h を 4秒と云っているだけの事はあります。
最大トルク発生回転の4500rpmから7000rpmが、このエンジンの美味しいところなんでしょうね。
ただ、この付近を一般公道で使うには、かなり勇気が必要です。
私の感覚では、速すぎるんです(爆)
その後も、各ギアで加減速を繰り返しましたが、どのギアでも2000rpmも回っていればトルクは十分でした。
長くなったので、続く...