
逆さ「SSS」やら何やらで、えらく話題になっているG11シルフィベースの
IMPUL BLUEBIRD SSS 。
天邪鬼の僕は、余りにも話題になると触れたくなくなるのだが、先日、カレスト座間へ行った際に、玄関先に「デンっ!」と展示してあったので、改めてマジマジ眺めてみると、あるひとつの思いがフツフツを湧いてきた。
どだいG11を間違っても、努々 「ブルーバード」 なんて言いたくも無いが
無知 自分の会社の事も知らんでなにが開発だ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1279816/
逆さまの「SSS」のエンブレムは、IMPULの今の日産のMクラスの姿勢に対する
アンチテーゼ ではないかと思ったのだ。
要するに
「確信犯」 では無いかと思うのだ。
今一度、IMPUL BLUEBIRD SSS の「SSS」エンブレムと、正逆の「SSS」を並べてみてみよう。
IMPULの「SSS」バッヂは、ご存知の通りU14ブルーバードのモンなので、比較も手持のU14のバッヂで行ってみた。
上が正しい!?「SSS」で、中段がリヴァース「SSS」。そしてIMPULの「SSS」は一目同然でリバース「SSS」である事が分かる。
正しい「SSS」を知っているモンだから、リヴァース「SSS」を眺めていると気持ちが悪くなるのだが、違いは端面が上が短くて下が長い・・・それだけの違いなんだが、分かっていると非常に気持ち悪いものだ。
ちなみに「SSS」の歴史だが、基本的なフォントは変えないで脈々と受け継がれてきた、まさに歴史の賜物なのだが、
血統 ブルーバードの伝統の証「SSS」の秘密に迫る。。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/246030/
なぜIMPULが今シルフィで、なぜSSSなのか?が最初僕にはピンと来なかったのは事実だ。
正直、どう考えても売れそうに無い・・・(失礼)のに、何故・・・
しかし、今はエクステリアだけだが、実は予定されているパーツの気合の入り具合は半端では無い。

コンプリートエンヂンに

補強パーツ、足回りとなかなかの本格的なモンで、総額100万円コースの大掛かりなものだ。
そこで思い立ったのが、今の日産のMクラスの戦略で、まぁ取りあえず、見掛けが豪勢で、中が広ければいい・・・みたいな、元気のいい走りとか、乗り手のフィーリングに訴えかける様なクルマは造ろうなんて姿勢の欠片も見えない。
正直、以前からの日産のファンだって今のラインナップや実情を見れば、そんな乗り手に響くクルマなんて「出来っこない」と諦めモードなのは承知の事実。
たまに元気のよいクルマを造りました!と言えば
スポーツ、スポーティと来れば「ブラックアウト」だ!と言わんばかりに、化粧に失敗した女子高生か、かつて渋谷をかっぽした「ヤマンバ」みたいなお下劣な、縁取りを黒くしたグリルにヘッドランプの限定車を出してくる・・・
これがボディカラーがホワイトだと、尚更、その黒さ加減が強調されて、情けなさに涙が出て来そうになる。
ところがである、売れそうも無い、メーカーもやる気の無いG11に、IMPULは正面切って、これぞ本気のスポーティモデルだ!と、今回のシルフィを出してきたのだ。
これは、やはりやる気があれば、ここまでできるんですよ!という無言の意志の表れでは無いだろうか?
ただ、今のG11はどう見ても「ブルーバード」の本道では無いので、密かに「SSS」をひっくり返して、さらに奥ゆかしく「赤バッヂ」ではなく「グレーバッヂ」を奢ったのではないかと思ったのだ。
それは、もしかしたら、古くからのブルーバード・ファンへの思いやりだったのかもしれない。
売れるも売れないも、久々に見てくれもやる気満々!走りも、内容も、いっちょやるか!と思わせる5ナンバーのセダンが、出てきた事は正直嬉しい様な気がする。
もしチャンスがあれば、IMPULがどのような思いで、このクルマを造ったのか?意図して「SSS」のバッヂを「グレーカラー」をチョイスして、逆さまにつけたのか!?聞いてみたいものである。
星野さん!見てますか?
R32からR33になって、ダメだ!と思った矢先こんなクルマとポスターを作って、日産のファンを応援してくれた星野様。
全身 星野!?って???IMPULの懐かしい広告より。。。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/6865032/
ぜひぜひ、その答えをお聞かせ下さい。。。。。
(無理か!?・・・・やっぱり。。。)
IMPUL BLUEBIRD SSS はココだ!
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Posted at
2009/03/10 06:18:26