法事 十三回忌と十七回忌、時が経つのは、はやいもんです。

実は今日から３日間の予定で廣島へ帰省するのだ。

早いもので、母親の十七回忌、親父の十三回忌の法事が行われるのだ。

人生の折り返し前後の歳になって、親の顔がというのもおかしいかも知れないが、供えられた両親の写真を見るとホッとした気持ちになるのも事実。

不思議なもので、毎回見るたびに写真の表情が変わって見えるのは気のせいか。

親孝行をしたくとも、思った時には親は居らず・・・とは良く言うが、以前誰かに面白いハナシを聞いた。モトネタは確か安部譲二の小説の一節だったと記憶しているが、

親孝行したいと思った時に親が居ない、親不孝をしたと嘆くのは間違っている。
なぜかと言えば、どんな悪人だろうが何だろうが、５歳までの愛らしさ、かわいさで十分に「親孝行」をしてるんだ・・・と。

モトネタとは、きっと言い回しが違っていたと思うのだが、十二分にその言葉の意図は伝わっていた。

まぁ、僕は５歳以降の所業で、五歳までの親孝行の貯金を使い果たしてしまったかもしれないが、その言葉を聴いて何だか気持ちが晴れた様な気がした事も確かだ。

朝の五時前には起きて、できるだけ早々に出かけたいと思う。

天気は良さそうだ。

そういう訳で三日間ほど、ここを留守にしますので、よろしくお願いします。

それでは行ってきます。