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2010年05月04日

緩和 規制緩和って色々ありましたなぁ。。。

緩和 規制緩和って色々ありましたなぁ。。。 現代ではフツウに装着されている、エアロパーツやら、車高調、果てはサンルーフ、タイヤ、アルミホイールなどなど・・・信じられないと思うが、僕が子供の頃は、全く持ってご法度な事だった。

例えば、当時はバイアスタイアなる、か細いタイアが標準だったが、それを幅の広いラヂアルタイアに履き替えるだけでもNGだったし、ホイールをたとえ同じサイズでも「アルミホイール」に換えるのも絶対にダメだった。。

バネやショックなんて交換するなんて夢のまた夢で、仮に換えられても、車高が変わるなんて事になったら、それはもう不正改造のレッテルを貼られ、暴走族と同一に見られていたくらいだ。

しかしながらゆっくりであるが、それらも徐々に緩和され、そうそう、サンルーフなんて1978年に、初代プレリュードが、散々、ごねていた運輸省を説き伏せ、初めてメーカーとして装着されると、これが面白いモンで、一度、解禁されると後は野放し・・・の様な状況に至り、電動、手動、脱着式、を始めあっと言う間に市民権を得て、キャンバストップだってOKになった。

さらに年代が進み、1980年代に入ると「空力的付加物」、つまりエアロパーツもメーカー標準からOKになって、各社各様にエアロパーツを付加したモデルをどんどん出してきた。

その際たるモンが


当時はさり気なさより、如何にもという派手な形状がエライとされていた。しかし、レースの半カヴァーに、エアロパーツではねぇ。。

何と言っても、T12オースター で、画像はフルオプションの仕様なんだが、このエアロを標準とした「ユーロフォルマ」なんていうケバケバした外観のグレードまで用意され、賛否を巻き起こした。

そうして、メーカーがこんな状態なので、アフターマーケットでは・・・


上手くまとまっている車種もあれば・・・

風洞実験などを行って、エアロパーツとしての性能を満足しているモノは、正直少数で、殆どが「見栄え」勝負だった事は否めない事実だ。

そうそう、当時は「フルエアロ」の事を 「キット」 と言っていたし、メーカーでは、あくまで空力パーツと声高には言えず「プロテクター」なんていう表現で採用されていた。

もちろん、エアロパーツで飾り立てる、その流れは軽自動車まで普及して、一例だが・・・・


寸法的に厳しい「軽」の方が、実は「見栄え」的にまとまったモノが多かった。

外観を飾り立てるエアロパーツ・・・いや 「キット」 が大いに流行したものだった。

こうした流れにトドメを刺したのが、「外圧」という名で一躍有名になった、日米包括経済協議での米国からの要請に基づいて、1995年11月、運輸省(今の国土交通省ですな)依命通達によって、サスペンションやマフラーの交換が、 自動車の使用者の保守管理責任のもと、社外品等への変更等が認められるようになって現在に至っている。

せっかく、そうして「外圧」とは言え、ユーザーの自由度が増したのだが、それが行過ぎて、今度はマフラーなどは、ある一定の逆の方向へ行ってしまった事も記憶に新しいところである。

タイアひとつ、ノーマルサイズでノーマルと同じ構造で無くてはならなかった時代から思えば、現代の様子は夢のようであるが、それが行過ぎて、逆にクルマの所有者の首を絞めそうになっている姿には、少々残念な気がしてならない・・・というのが、正直な気持ちなのである。

自由を謳歌するのは良いのだが、それを、わきまえてしないと、逆に自分の首を絞めてしまう事、「理性」というもの「個人の責任」という事が如何に大事かという事を、クルマの規制緩和は指示しているように僕は思うのだが、如何だろうか。。。

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Posted at 2010/05/05 03:55:52

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この記事へのコメント

2010年5月5日 7:07
すごい資料をお持ちですね・・・
お願いです、
GX-71マークⅡのアウトフォルムの
フルキットの画像がありましたら
何かのついでで結構ですので
見せて頂けませんでしょうか。

当方、模型製作をしているのですが
資料が見つからず8年ほど放置状態です(汗)

よろしくお願い致します。
コメントへの返答
2010年5月6日 8:29
いえいえ、偶然です。

GX71ですかぁ・・・オートフォルマ(微妙に違うんですねぇ)やヤックならあったと思うのですが。。。

探してみますね。
2010年5月5日 11:19
え?子供の頃・・・・。
確かにそうでしたねぇ。
車検のときみんな一生懸命ノーマルに戻してましたねぇ。
まぁ、検問とかでつかまる可能性も有る訳ですが・・・。
然し、そういったことをやるのは特殊な人ではなかったかなぁ?
ホイールキャップが外れるのでアルミが欲しい位の感覚しかなかったので(笑)。

改造がおおっぴらに認められたのは95年でしたか。
気にしてなかったので知りませんでした。
レースやラリーやってる友人は普通に足周りとかかえてたので。
コメントへの返答
2010年5月5日 18:43
昭和40年代の初頭は、本当にクルマはある意味特別なモンでした。クルマを持っている家庭は少なかったし、女性のドライヴァーなんて珍しくて。。。
ウチは過去のブログでご存知かと思いますが、僕が幼稚園(正確には保育所)の頃、フェアレデーSP310の3シーターがありましてねぇ。当時珍しいラヂアルタイアを言われる様に車検の度に着け外ししておりました。
タイアの幅が広がると、今度は幅の広いホイールが無くてホイールを二個合わせた「合わせホイール」なんて出てきましたが、C110がオプションでアルミを履かせてからは、そんな中途半端な鉄チンホイールより、アルミがデザインも良いし、なにより「軽い」という事で是が非でも・・・となった訳ですが、いやぁ今からは信じられないくらい高価で。。。当時の社外の流行は「エンケイ」などでした。
95年の日米包括経済協議って、例のクリントンの「自動車・同部品問題で対日制裁を発動するぞ!」と脅した事に端を発した貿易摩擦の件ですよ。
民間貨物航空問題や、面白い所ではフィルム問題と同時進行で、自動車部品も槍玉に挙げられて大騒ぎしてましたよね。
それが制裁発動の瀬戸際の1995年の6月に橋本竜太郎とカンターの交渉で解決!それで規制緩和(まぁ外圧と言われてましたが・・)が実現したと言う訳です。

(ところが半導体問題は、この後も拗れに拗れましたが・・・)

この頃は、なんで日本ばかりが叩かれるんだって思ってましたねぇ。

でも、まさかマフラーや車高、サスペンションの規制緩和が、橋本・カンター怪談で実現するなんて夢夢思いませんでしたが・・・

意外な事が身近なところで影響を及ぼすって実感した一件でもありましたね。
2010年5月5日 11:26
規制だらけの時代に比べたら、今はもう無法状態に近い状態でしょうね(笑)。
むしろ行き過ぎなんではないかと…。

T12ユーロフォルマ…かなり好きでした(笑)。
当時小~中学生だった私は、「Rtt」の赤が欲しい!って思ってましたね。
今改めて見ると、お世辞にもエアロなしよりカッコイイ!とは言えませんが…(汗)。
まぁこれはこれで、パキパキに角ばってフェンダーフレアがはっきりしているデザインには合ってますけどね。

あ、↑のT12、「雨滴検知式オートワイパー」が付いている…(笑)。
コメントへの返答
2010年5月5日 18:48
僕も「ロマンシングオースター」は好きなクルマでしたね!
Rtt は、憧れのクルマでしたが、U11ブルーバードがマイナーして後期になって、やっぱりブルが・・・となったのを思い出します。

現代の規制緩和ですが、言われる様に、ちょっと行き過ぎかなぁって思います。

マフラーも快音と爆音を履き違えているように思いますねぇ。。
(規制が始まりましたが・・・)

>T12、「雨滴検知式オートワイパー」が・・・
この頃の日産車のマストアイテムが「雨滴感知式ワイパー」でしたね!

あのボンネットの四角い出っ張りがステータスで・・・・
2010年5月5日 11:39
徳小寺さん、こんにちは。
そう言えば日産って、未だに「プロテクター」と呼んでますよね(笑)。トヨタも、サイドは「マッドガード」だし…。
コレらもやはり、当時の名残でしょうかね?
コメントへの返答
2010年5月5日 18:50
やっぱり一回公称してしまうと、なかなか難しいのと、やっぱりお上に遠慮しているようですよ。。。
エアロパーツって言うと、当時、NGだったので、その抜け道で「プロテクター」なんて言ってた訳ですからねぇ・・・
2010年5月5日 17:12
キャンバストップ流行りましたね!
サンルーフも70年代にはあったとは(驚)
T12のフルエアロ、純正にしてはカッコ良かったですねぇ。
オースターって車名にも懐かしさ、笑
コメントへの返答
2010年5月5日 18:54
初代プレリュードが出た時は、例のターゲットメーターと言われる同軸メーターも話題でしたが、電動サンルーフには参りました!!
手動のサンルーフは、二代目セリカで出てましたが、今では信じられない、ドアウインドゥと同じハンドルが屋根に付いていてクルクル回して開けていました。。。
キャンバストップは、やはり「フェスティバ」の存在が大きかったですね。
オースターは、不幸にしてブルーバードより格下と思われていたフシがあり、価格がブルと近く販売で苦戦してました。
正直、格好はかなり良かったんですがねぇ・・・
2010年5月5日 20:24
G110は年上の友達が新車で買って、「坂が登らない!!」と言ってたのを思い出しました。
排ガス規制真っ只中でしたからね。
家は幼稚園か小学校位のときに親父が社用車で3代目コロナを買ってきたときは興奮しましたねぇ。
かといって、トヨタファンにはなりませんでしたが。
トヨタ2000GTは好きでしたよ。円谷の怪奇大作戦の何話目かで出てましたねぇ。
それより、ベレット1600GTや自動車学校の初代ルーチェの方が・・・・。
あ、そういえば、トミカの企画の人って、全域全速ターボに乗ってるそうですねぇ。
と、それはどうでも良い事ですが、規制緩和の時は何でハーレーなんぞに乗らなきゃならんのだ?
と、怒っていた記憶しかないので(笑)。
と、これもどうでもいいか(笑)。
コメントへの返答
2010年5月6日 1:23
こう言ってしまっては、ファンの皆さんに怒られそうですが・・・・生まれた時から、色々と問題のあったL20。
回らない、ストレートシックスなのに振動が大きい・・・などなど、特にGCでは大ブーイングのエンヂンでした。それがC10のマイナーで、クランクシャフトのウエイトを増やし、やっとそれらしくなってSUツインキャブで、普通になったのに。。。C110も当初はそこそこだったんですが、50年規制で電子制御になってからは悲惨のひと言でしたね。回らない、燃費は最悪と、言われる様に、加速時、登坂時はこれでもか!とガスペダルを踏んでました。
あまり認めたくないトヨタなんですが、2000GTは別格です。あれはトヨタのなんて言わず日本車の金字塔です。
ベレG、初代ルーチェ・・いやぁ懐かしいです。

ところでトミカの企画の人が・・・は知りませんでした。う~ん・・・なかなか、ある意味でツウなクルマに乗っているんですね。

2010年5月6日 2:08
何度も書き込みすいません。
G110ではなくC110でしたね。
どちらかというとL20よりL18の方が私は好きでした。
Zエンジンになってがっくりきましたが。
L20はプリンスではなく日産だからまあいいか。と思ってました。
ヤマハの2000GTですが、えらくカッコいいロータスエランのコピーでしたよね。
今でも田舎でたまに店に置いて有るのを見ます。
007のオープンは良かったなぁ。

昔いた会社しいた元日産でセールスやっていたの同僚の話で、もしかしたら2000GTのデザインがフェアレディZになってたかも?っという話では私は逆だったら良かったのにと思いましたよ。
まぁ詳しくは分かりませんが、日産が独自でやると言ったらしいから仕方なかったのでしょうが・・・・。
コメントへの返答
2010年5月6日 8:32
L系は、最初にL20から開発されたのですが、これがどうにもこうにもで、後から開発されたL16とそれを6気筒化したL24はフィーリングが良かったですね。
部品点数が多いとか造りにくい・・・(日産の論理ですが。。)と言って引っ込めた、プリンスのG型の方が正直、かなりフィーリングも良く馬力も出ていました。
2000GTについては、やはりヤマハとの関わりが大きく絡んでます。
ある時期、日産とヤマハは良好な関係だったのですが、プリンスとの合併劇で、関係がおかしくなってしまいました。
2000GTもそうですが、特にツインカムの開発においては、もっと日産が上手に立ち回っていたらと思うと残念で仕方ないですねぇ。。
2010年5月6日 3:33
>当時はバイアスタイアなる、か細いタイアが標準だったが、それを幅の広いラヂアルタイアに履き替えるだけでもNGだったし、

懐かしい思い出です。
小学生のころに親父が乗っていたC130ローレルに、ラジアルタイヤを履かせたのですが、車検の時に通らないなどと、兄が言っていたのを思い出しました(笑)。

そうそう、日産が威信を掛けて開発した、最初のFWDのバイオレット/オースター、是非、徳小寺さんならではの切り口で評論して欲しいと思っています。僕はP10プリメーラーは、このバイオレット/オースターの焼き直し(リベンジ?)だと思っています。
コメントへの返答
2010年5月6日 8:34
本当に今から思えば信じられない話ですが、タイアやヘッドライトなどの交換で車検が・・・と大いに悩んでいたものです。。
タイアは操縦性や制動性、ライトはシールドの、とんでもなく暗いモンからシビエやマーシャルのハロゲンで本当に明るくて夜が楽⇒安全だったのにねぇ。。

T11の三兄弟については、本家で簡単ですがチェックしています。

http://u14sss22ltd.fc2web.com/t11/t11.html

T11は華美に走らない、無駄の無い外観と、日本車キラーと言われたGMのXカー(本家です 笑 )を駆逐する為にまったく広い室内空間を実現していました。
操縦性や造りこみ(室内の組付け精度など)に難がありましたが、こんなクルマを造りたい、造ったんだという思想が、前期型には見えたクルマだったんですがねぇ。。

そこでの苦悩がT12オースターに開花して

http://u14sss22ltd.fc2web.com/t12/t12.html

言われる様にP10に至ったのですが・・・

確かに、その辺りの歴史を整理すると80~90年代の日産の姿が見えてきそうですね。

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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