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イイね!
2010年05月31日

無上 屋根無しコロナの秘密を知っている方居ますか?

無上 屋根無しコロナの秘密を知っている方居ますか? 古今東西のクルマの画像や資料を、暇を見つけて集めているのだが、それはもちろん僕個人の趣味嗜好である事は疑うべくも無い事実なのだが、それ以上に、集めた資料や画像を色々な場面で、色々な方々と共有して、クルマ史やクルマ論の基点、機転になれば良いと思っているからだ。

まぁ個人の主観、主義主張があるので、他人の行為をどうのこうのは言いたくは無いが、良く、ブログなどに自分のコレクションを披露して、どうだ凄いだろう・・・的に風呂敷を広げただけのパターンをよく見るが、できうるなら、そこから時代背景や、その車種、イヴェントがどんなものだったか、それでどうなったかを付記すれば、一級の資料なのに。。。と思うモノが良くある。
もちろん、その広げた風呂敷を見て、あぁこんな資料もあるんだ、こんなクルマやそれに付随するモノがるんだという発見のキッカケになるという側面も見逃せないのだが、しかし、自慢話に終始するブログなどは、残念な事に、途中で息切れがして長続きしないという風評も聞かれる。ましてや、他人様の行動や言動についてヤイノヤイノというのを見るのは非常に辛いモノだ。

グリルを逆さに装着しようが、室内のLEDに凝ろうが、キャリパーに色を塗ろうが、それが走りに関係ない無駄な事だとご指摘される方もいらっしゃったが、大きなお世話と言わざる得ないだろう。

さてさて、愚痴はこの辺にしておいて、日本車の歴史に於いて、やはりブルーバードの存在は大きなウェートを占める事は疑うべくも無い事実だろう。
タクシーという法人需要ばかりではなく、個人所有という面を見据えて、車種展開してゆく過程での、デザインや機能機構の進歩などは、まさに日本車の進化と多くが一致していると言えるからだ。

そして、そのブルーバードの好敵手である「コロナ」も、現在のトヨタを形成する大きな一助となった偉大なブランドだと僕は思っている。

そのコロナの歴史の中で一番輝いているのが三代目コロナ、RT40/50系だろう。

それまでのコロナは、タクシー需要に媚びてしまい、良く言えば質実剛健に振り、丈夫だけど個人で持つにはねぇとか、そうした反動で、デザイン主体で美しいプロポーションを纏い、高度な足回りを採用しながら、細いピラーと開口部の大きなドアなどが災いして極端にボディ剛性が弱く、フロントグラスがちょっと悪路を走ると外れる・・・などといった現在から見れば信じられないようなクルマだったりと、なかなか、その意思が花開かなかった時代が長かったモンだ。

それが、突然「アローライン」と呼ばれるピシリとしたキャラクターラインをベースに、直線と平面を基調としながら、適度にエッヂを丸める事によって美しいエクステリアを纏い、数多くのヴァリエーションを展開してブルーバードをノックアウトしてしまったのがRT40/50系だったといえよう。

何たって、そのヴァリエーションときたら


これは代表的なヴァリエーション。これ以外にも恐ろしく存在し、こんなモノまでと驚く事間違い無い

私の記憶が正しければ、

1200cc、1350cc       ダブルピック・シングルピック
1200cc、1350cc、1500cc ライトヴァン、ライトヴァン4ドア
1200cc、1350cc、1500cc、1600cc セダン
1500cc、1600cc      H/T(ハードトップ)
1500cc            5ドア

が存在する筈である。。。

あまり数は出ていないが、RT46/47系と呼ばれるピックアップは


これが「ガテン系」のコロナ・ピックアップだ!!

その直線的なエクステリアから、なかなかスタイリッシュで格好が良かった。

そして僕が、このラインナップをして「筈」と書いているのが、実は良く分らないRT40/50系コロナがあるのだ。それがTOP画像の「TOYOPET CORONA CABRIO」だ。

モーターショウのモデルなのか?それと限定車なのか?勉強不足で正直皆目検討が付かないのだ。

十年一昔というが、いやはや、40年も前の事になると、まったく資料が少なく記憶も曖昧で困ったモンである。

直線的なショルダーラインの処理も際立って、このカブリオレはなかなかセクスィである。

多くの賢明な皆さんのお知恵を拝借して、ぜひ、このコロナの謎が解決できればと思うのだが・・・もしかすると、面白い日本車の歴史の一頁を開拓なんてなる事を期待しているのだが、果して・・・



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Posted at 2010/05/31 00:52:29

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この記事へのコメント

2010年5月31日 8:15
いやはや、耳が痛い話で・・・(^-^)
嫁のゴルフⅢGTにサニーのエンブレム張ったり、セルスターの1.5のシール張ったりとわけのわからん自己主張を個性だ!と言い切りそうな自分が辛いぃぃぃぃぃ

さて、ブルバードの好敵手としてのコロナは必然的に眼に入りましたね。
フロントガラスが外れるとか論外な車というイメージがあります。
中でも必見はやはりGTだったような気が・・・
以降のマークⅡ(バンプラみたいなやつ)等、個性てきっちゃー個性的ですか。
そういや、ロジャームーアが宣伝してましたよね。

あの車種が一番好きだったかなぁ?当然日産車の次にですけどね(^。^)y-.。o○
あの時期、今に比べて若干ですが、オープンモデルがあったような・・・・。
パプリカオープンは記憶にあるのですが・・・。


コメントへの返答
2010年5月31日 21:52
初代、二代目のコロナは正直ブルーバードのライヴァルとして力不足でした。
スタートがブルは、それ以前のDATSUNで歴史がモノを言っていたのが効いてましたよね。

それがこのRT40/50系では、それまでの鬱憤は晴らすが如く快進撃を開始・・・う~ん実に手強いライヴァルでした。

さてさて、言われる様に、この当時は実に多くのオープンモデルが存在しました。
パプリカもそうです、面白い所ではダイハツのコンパーノもありました・・・その中での、このコロナは!??思うにショーモデルじゃあないかと・・・(推測)
2010年5月31日 23:45
お疲れ様です。

かつて‘BC戦争‘などと言われていましたねー。ブル好きな私も何故かこの型のコロナは魅かれました。

デザインといい、5Dモデルが存在していた事といい、GT-5などというスポーツモデルといい、このコロナ

の存在は当時としては大きく感じました。

さて画にあるオープンモデル・・・私も初めて拝見しましたが、なかなか似合う様に感じますが・・・

おそらく‘ショー参考出品車‘では無いでしょうか?
コメントへの返答
2010年6月2日 10:29
好敵手あってのブルーバードでもあったと言えますよね。
この後も、お互いに交互に影響し合って勝った負けたを繰り返していたのですが・・・
RT40/50系と言えば、たしかに亜流の「1600GT」もありましたが、普及版!?のGT-5とかGT-4も人気がありましたね。
ブルはあくまでセダンに拘っていましたが、コロナはチャレンジャーとしてワイドヴァリエーションで対抗し、その中で色々な「名車」、「迷車」が存在しました。
やはり、このオープンはショーモデルの雰囲気が強いですね。。一体どの様なショーモデルか知りたいですね。
2010年6月1日 1:42
流石、トヨタというべきでしょうね。

このオープンモデルは魅力的です♪~(自爆。

しかし、これだけバリエーションを揃えたライバルに、

セダンとクーペ、バンだけで販売台数を上回ったブルーバードこそ、素晴らしい乗用車だったというべきでしょうね♪~(^_-)-☆
コメントへの返答
2010年6月2日 10:33
いやぁ・・・正直言って、このオープンは魅力的ですよ。シンプルでクリーン、しかも4シータと言うのがミソでしょうね。

この今からは信じられないワイドヴァリエーションに410は「垂れ尻」とか言われていたのに、良く善戦していたともいえるでしょうね。

まだ、この頃はトヨタVS日産も均衡していたので、その本気加減は半端ではなったと感じますね。
2010年6月1日 6:10
HTは家の車。ピックアップは嫁さんの家の車。
然し、オープンは記憶に無い・・・・・。
一応コロナのオープンは存在しないと言われてるのですが、地元なんで詳細を調べれないか?いくつか当てって見ます。

ピックアップですが、買い換えたくてもコレの代わりが存在しなくて非常に困った記憶があります。
コメントへの返答
2010年6月2日 10:38
実はコロナのピックアップは二度しか見ていないのですが、ダットラとは違ったスマートさが非常に印象的でしたねぇ。。
しかも見た事があるのが、ブログの途中に紹介したレッドのカラーの個体でしたから、その印象たるは・・・

しかし、話は戻りますが、このオープンの正体は一体!?海外から、僕宛てに「このクルマは何だ!?」と投げ込まれた画像なんですが、答えに窮して・・・
もし、なにか情報があれば、大いに助かります。
2013年10月10日 5:32
Hello.
First of all, I hope you understand what I am saying.
I am a Toyota lover from Finland and I have to make a confession. I am the guy behind that Corona
Cabrio, it´s a more than 10 years old photoshop image from Corona Hardtop Coupe 1600S. Original picture can be seen here: http://turbocreations.com/corona/coupe/0084b.jpg There are few things that are not so well done, but I did it to fool my good friend and it probably fooled many friends :)

Please forgive me :)
コメントへの返答
2013年10月17日 22:27
First of all, I'm sorry for late reply.
I'm not so good at English, so I've been wondering how to reply your comment, but now I'm replying to you, thanks to the help of a friend of mine translating my message into English.
I hope you will understand such a situation about the long time it took to reply to you after I received your comment.

Okay, now, above all, I'm very surprised to get your comment after you found my blog from overseas.
Besides, I'm also really surprised that you have confessed the secret of the open-top type with the original picture.

I've been wondering myself for a long time, because I didn't know the existence of the original picture, I couldn't find other pictures or documents about the open-top model though I searched everywhere before I wrote that blog, and I couldn't find its original picture.

Now I feel quite fine to have the mystery solved and to know clearly how that picture was made.

Most of all, as well as this picture, I am very happy and, at the same time, proud to learn that, far from Japan there's an owner who loves and enjoys Japanese cars.

Anyway, thank you for your comment, and I'm very happy if we can have friendship hereafter, as you will cherish Japanese cars and you will be interested in Japan as well, though we're far away.

Lastly, I would be very grateful if you'll ask other owners in your country loving to drive Japanese cars to love Japan and Japanese cars for ever.

まずは、ご返信が遅くなり申し訳ございませんでした。

私は英語が苦手で、せっかく頂いたコメントを、どうやってご返信しようかと悩んでいましたが、英語訳を行ってくれる友人の手をかりることができて、ようやくご返信する事となりました。

コメントを頂いてご返信までの時間が掛かった事について、そうした理由があった事を何卒ご理解頂けると幸いです。

さて、今回何はさて置いても、海外から私のブログを見つけ、こうしてコメントを頂いた事に大変 驚いています。
さらに、あのオープンモデルの秘密を、オリジナルの画像と共に、告白された事にも、正直驚きを隠しきれません。

オリジナルの画像の存在を知らなかった事、ブログを書くにあたって、念のために色々と調べたのですが、あのオープンモデルの画像や資料を見つける事が出来なかった事、オリジナルの画像を見つける事が出来なかった事で、ずいぶんと悩んでおりました。

それが、今回のコメントで全ての謎が解け、さらに、あの画像がどうやって出来たかも明確になり、今はとてもスッキリとした気持ちになっています。

画像の件もそうですが、なにより、日本から遠く離れた国で、日本車をこよなく愛して、楽しんで いるオーナーがいらっしゃる事が分かって、日本人として誇らしく、また嬉しく思っております。

コメントを送っていただいてありがとうございました。そして、これからも日本車を大事にして頂いて、同じ様に日本そのものにも興味を持って頂いて、遠い国同士ですが、お互いに友情をはぐくんで行ければ幸いだと思います。

最後に、貴国にて同じように日本車を愛して大事に乗って頂いているオーナーの皆様にも、日本と日本車を末永く愛して頂けるようにお伝え頂きます様にお願い致します。

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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