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2010年07月30日

真実 トヨタ・バルブスプリング問題の真実は何処に。。。。

真実 トヨタ・バルブスプリング問題の真実は何処に。。。。 トヨタのヴァルヴスプリング折損についての僕の懐疑のキッカケについて前回ブログしたが、発生率0.9%という量産品では致命的な、不良率も然ることながら、根本的にバネの折損なんていう現象自体にも僕は疑問を持っている。

確かに昭和40年代初頭までは、バネの折損なんてザラにあった。

大きなものでは、昔のクルマのリヤサスの定番であった「リーフリヂット」のバネが折れた!なんて何度、目にしたか聞いたか・・・

僕の学生時代のおぼろげながらの記憶で恐縮だが、コイルスプリングの破損の原因として、

・素材欠陥
・加工欠陥
・使用環境
・設計不良

に大別される。

もっとも頻度が多いのが、実は表面傷で、加工時に押し延ばされる時に潤滑性などの問題で、表面に傷がついたり、製造中に熱処理などで荒れた表面のままで伸線加工によって延ばされた・・・。
表面傷でも材料欠陥があって、それが表面に出ていて、その材料欠陥がポロリと欠落して、そこを起点にというパターンなどである。

次に、まったくの素材欠陥で、これは内部に「異物」が入ってというパターンと、熱処理の不良で、硬度が一定ではなく、固くなりすぎたポイントからとか、難しいハナシだが「水素脆性」と言って、最終工程で、表面の油分などを取り除く為や、見栄えを良くする為に「酸洗い」とか「化成処理」などの表面処理を行った時に、水素が発生するのだが、その水素が何らかの原因で材料内部に侵入して、材料を脆くするパターンがある。


走行中にヴァルヴスプリングが折れたら・・・想像しただけで恐ろしい

しかし現代では、製造したスプリングの非破壊や非接触の検査が充実しているし、熱処理の技術も向上して、バネ、スプリングの折損なんて、あることにはあるけど、これはずいぶん珍しい現象で、過去のハナシになっているハズなんだが。。。
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Posted at 2010/07/30 07:25:05

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この記事へのコメント

2010年7月30日 8:42
異物が入ったってどうもおかしいと思いますよね。
単純に設計ミス(チョイスミス)であるような気がしますが、異物混入の方が技術力を問われるよりいいとか考えてるのかなぁ・・・・。
たしかにゴルフⅡは故障の少ないいい車だったですが、電気系統が単純で壊れるとこも無かったし、一ランク上のサス、アブソーバー、ボディ、エンジン。技術過多??
そう考えると、今のハイブリッドなどは無駄をどう省いて、ぎりぎりのコストでどう快適か・・・・。
使用劣化の計算ミスで一ランク下のスプリングを選択してしまったとしたら、技術者としてはえらいこっちゃですからねぇ・・・。
トヨタ株価も3,000円ちょい。早く4,000円にならないかなぁ・・・・。
コメントへの返答
2010年7月30日 22:23
よくもまぁ、あんな事を公表したと思います。
確かに、線形を太くしたというのは、ある意味で正論ですが、そこへ至る過程が不自然です。
こうした事を公表した意図は如何に。
まさか天下のトヨタが、こんな不自然な原因と対策を公表するなんて、実は裏には何か別の意図があるのか?
それとも、本当にトヨタの実力はこんなものなのか?
ある意味でトヨタの真髄を見れる好機かもしれませんね。
そして、複雑になってゆくクルマの現状と未来を予見する事件なのかもしれませんね。
2010年7月30日 10:47
前の白い痛い車の時はカムシャフトが折れたり。バルブ本体が破断した事がありましたが…。それも0.9%のうちだったのでしょうか…。(笑)
コメントへの返答
2010年7月30日 12:10
いえ!それは「使用環境」だと思います。
(キッパリ!)
2010年7月30日 20:08
言い訳の仕方もさることながら、対策の仕方も「やっつけ仕事」でいけませんね。
まず、「異物混入」であるならば、暫定対策として全数検査で製造ライン上から不具合品を排除すること、そして修理時はその厳選された「合格品」に換えること。
太いものに換えるとはこれいかに?!
そこいらの兄ちゃんが社外品に交換、「チューニング」しているわけじゃないんだから・・・。
クルマの“核”たるE/Gのパーツバランスを崩すなんて、どれだけ設計レベルが低いのか?と思わざるを得ません。
確かこのメーカーは最終検査工程を省く「カイゼン」とやらを実施していたと記憶していますが、製造ラインから不良品を発生させない本質的「改善」が成されないようではバックヤードビルダーにも劣る製造技術力ですね。
コメントへの返答
2010年7月30日 20:56
全く言われる通りで、最初に不具合を発見した段階で、全数検査による『選別』は当然の事、その後も、全数検査の後『良品』のみ出荷が当然なのに、不良品が垂れ流しだった事を考えれば、そうした『流出防止』さえなされていなかったと言う事になります。
品質管理をカジッタ方なら、今回の不良品の垂れ流しは、全く合点が行かないと思うハズです。
そうした面も含めて、今回の一件は、これまでのトヨタでは考えられなかった事が多くて、納得が行かないんですねぇ。

2010年7月30日 21:33
この件は私もブログネタにしましたが、やっぱり不自然ですよね。
私には全ての責任を部品メーカーに押し付けようとしているようにしか思えません。

あくまで私個人の意見ですが、これは製造過程の不良などではなく、最初からそういう仕様でトヨタが部品を作らせていたのではないかと考えてます。
コメントへの返答
2010年7月31日 9:26
ブログを拝見しておりましたが、私もやはり触れない訳にはいかない・・と思いキーボードに向かった次第なんですね。
どう考えても、設計不良の雰囲気がぬぐいきれないと思いますね。「トヨタ本体は悪くない。全ては部品を作ったメーカーが・・」というご都合主義的なプレスリリースを見るにつけ少々、腹立たしさを感じられずにはいられません。
以前は、そんな悪儀なメーカでは無かったんですがねぇ。。。
2010年7月30日 22:35
数年前トヨタはえらいコストダウンに走り質を下げた…なんて仲間が関係者から聞いたとか…

関係ありませんが、私はハイドロリックバルブリフターなら、エンジン回し過ぎて何台も壊しました。
コメントへの返答
2010年7月31日 9:29
コストダウンの話は、本当に良く聞きます。
ちょっと前も、クルマの価格を下げるという話が出ていましたが、それも、結局は系列、強力メーカーへの圧力で済ませようとしていて・・・
トヨタについて行くのは厳しいが、トヨタからも人が来て同じ努力をしてくれる・・という話は過去のものか・・・・
正直、トヨタは、世界一に拘り過ぎて、おかしな方向に進んでいると思いますね。
2010年7月31日 1:53
発生率0.9%ということは1000台中9台は該当車ということですよね。一見、低確率と思えますがトヨタの販売台数から考えると相当数の該当車がある、という事になりますよね。

ここ数年間、トヨタらしくない問題が散見しますが、今回の対応は特に酷いと感じます。やっつけ仕事の臭いがします。。世界に誇る信頼はどこに行ってしまったやら。日本の誇るトップカーメーカーとしての、もの造りへのプライドを忘れないことだけを願っています。
コメントへの返答
2010年7月31日 9:59
トヨタは初心を忘れている・・・そう思えてなりません。
いつしか、安くて良いクルマをという思想から、単純に世界一の企業を目指す事に一生懸命で、クルマを通じての、ユーザーへの思いが見えてきません。
レクサスも単純に高級なだけで、彼らが言う「おもてなし」の精神を感じないのは私だけでしょうか?
高級である事のみで、それを使う人の顔を想像してクルマを造っているのでしょうか?
アクセルペダルの件も、このヴァルヴスプリングの件も、以前のトヨタだったら、初期段階で「一生懸命」に対応していたハズです。
日産もそうですが、日本車の良いところは何だったのか?単純に数に走るのではなく、もっと違った所にも目を向けて欲しいですね。
2010年8月1日 11:15
ホンダのオートバイである、ダックス70に乗っていた時は、自分でタペット調整をしていました。
なので、バルブスプリングもこの目で見ていましたし、ロッカーアームも見ていました。
それでこの件ですが、40年や50年前のクルマならまだしも、21世紀の今のクルマでは、まず考えられないですよね。
そう思うと、バルブスプリング以外の部品は平気か?と、他の部分の信頼性も疑いたくなります。
コメントへの返答
2010年8月2日 1:12
実際に、バイクなどでバルブ周りをいじった事がある方なら、今回のトヨタの発表は俄かに信じられないと思います。

さらにスプリングに関わった人なら、大いに疑問に感じた筈です。

クルマの基幹部品である、バルブスプリングがこんな様だと他は!?と思うのも致し方ないでしょう。

コストコストとか、販売価格ばかり気にするトヨタの最近の様子を見ると、ホントほかのは大丈夫か?と思うのは無理は無いですよね。。

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