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2010年09月15日

格差 統計的、格差と比例。交通事故の実態に迫る。

格差 統計的、格差と比例。交通事故の実態に迫る。







「損保協会」こと 日本損害保険協会 の提言を読み進むにつれて、普段良く言われる地域別の事故件数の差についても詳細が出ていた。


やはり人口の多い地域は事故の件数も多いが、一人当たりの損失額は、人口の多さに現れない

単純だが、人口が多い地域は、事故も多いと見て取れるが、そこは損保協会、それだけで済まないのがミソで、これを「一人当たりの損失額」に置き換えると、人口とは一致しなくなるのだ。
酷い例では、件数では本当に少ないのに、一人当たりに換算すると、とんでもない結果になり、驚きを禁じ得ない。

ここから地域性という「怪物」が暴れている事が分る。その「怪物」の正体は何か?一応、色々と考えたが、正直明確な理由を見つける事が出来なかった。。。。

次ぎに、これは、もっと世間に知らしめた方が良いと思ったのが、

「受傷部位別死亡者数・致死率」の結果だ。


頭部の損傷の死亡者数が多いのは想像できたが、腹部の致死率の高さは驚きだ。

頭部への損傷によって亡くなる方が多い事は、薄々感じていたが、一番驚いたのが「腹部」の「致死率」の異常なほどの高さだ!
提言の中にもコメントがあったが、直後には出血も痛みも感じず病院へ行かず、後後になって症状が出、その時には手遅れ・・・というパターンが多いという事だ。

そして、腹部の損傷が意外に多い原因は、ドライヴィング・ポジションの不適や、シートベルトの締め方に問題があった事例が多いと言うのだ。
そう言えば航空機の事故の際にも、良く言われるのだが、ベルトは腹部ではなく腰骨の上に巻く・・・僕の時代のクルマは二点式シートベルトだったので、当たり前の様にしていたが、三点式だろうが基本は同じ。
それが漫然とシートに座り、漫然とベルトを締めるだけでは、逆に命を危険にさらす事になるのだが・・・

保険の支払いと言う、何でもないようなデータから、実に様々な事故や、ドライヴァーの実態が見えてくる。

100%全てが正しいとは言わないが、こうした提言を各々が噛み砕き、各々の感性で吟味し、それを日常に生かす。そうした努力もドライヴァーには必要なんだと改めて感じた次第だ。



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Posted at 2010/09/15 05:09:30

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この記事へのコメント

2010年9月18日 23:03
昔、首都高で事故渋滞で止まって居る時に、後ろから爆走して来るGTOに追突されて玉突き事故にあった事がありますが、ぶつけられた瞬間にシートバックは折れ、シートベルトの支柱部分が変形していました。私の乗っていたC33ローレルは後部座席から後ろがプレスされたように無くなっていました。

恐らく、ぶつかる瞬間にトラックに衝突して宙を舞うGTOをルームミラーで視認した事で身構える事が出来たのだろうと思います。もし、予知なしで衝突されていたら、間違いなく首は折れていたのでは無いかと思います。

そして、シートベルトが無ければ・・・後部座席にまで飛ばされて居たと思います。
コメントへの返答
2010年9月19日 23:26
長く生きていると色んな事があります。
僕も、目の前で無理な追越を掛けたクルマが、ハンドル操作を誤りスピン。
道路から路肩に落ちた瞬間を見ました。次ぎの瞬間、子供を抱えて母親と思しき女性が泣きながら「誰か!」と叫んでいたのを昨日の様に思い出します。
当時はシートベルトが義務ではなかったし、チャイルドシートなんて概念さえなかった時代です。
本当に悲惨な事故でした。
悲しい現実ですが、そうした事故の経験が積み重ねられてきて安全は向上してゆきました。
それなのに、そうした安全装備を使わないドライヴァーが多い事は悲しい限りです。
事故は「運」ともいう人が居ますが、やるべき事をしていれば、例え事故にあったとしても軽症で済む事が多いと思うんですね。
データと共に、経験値も大事にできたら・・と思います。

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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