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イイね!
2011年09月23日

真意 星野さん、あなたの本音だと信じていいのですね!

真意 星野さん、あなたの本音だと信じていいのですね!







 皆さんは、以前僕がこんなブログをアップした事を覚えているだろうか。

反骨 IMPULは何を思ってシルフィをイジッたのか!?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/12446140/

 これから暫くして、実は IMPUL の WEB が改変されたのだが、僕はそれをみて正直驚いてしまった。

IMPUL BLUEBIRD SSS complete
http://www.impul.co.jp/products/model/G11_BLUEBIRD_SSS_c.html

(2011.11現在:調整中になっており見れなくなっています。)

そこには、「コンセプト」という欄が設けられて、切々とIMPULの思いが綴られていた。

(以下、IMPUL HP より全文転載)

かつてサファリラリーで大活躍し、その名を轟かせた栄光のスーパースポーツセダン、
ブルーバードSSS。
その走りの系譜を復活させるべく、隠れた逸材と言えるブルーバードシルフィをベースに
トータルチューンナップを施しインパルコンプリート・バージョンとして発売開始致しました。

開発は星野の一言がきっかけです、

「シルフィは地味だけどキッチリと真面目に作られたクルマ、なかなかの実力だし、
インパルのコンプリートで渋く乗ってもらいたいな。」


こんなつぶやきから生まれたインパルブルーバードSSS。とかく年輩のオーナーが多い
シルフィですが、メカニカルチューンエンジンを搭載したコンプリトエンジンバージョンは、
ハイカムシャフト、圧縮比の変更等で武装したチューンナップエンジンを搭載し、パワーは
160ps以上を発生(当社計測値)、最高速は200km/hをオーバー(サーキットでの当社計測
値)する実力を示します。
更にエクステリアをスポーツフォルムに激変させるヨーロピアンテイストのエアロパーツ、
星野イズムを再現した走りをもたらす足回り、そしてホイール。もちろん車検対応(一部
オプションパーツを除く)。先ずは試乗して頂ければその実力を即座に御理解頂ける事と
思います。



 最初に僕は、このコンセプトを読んだ時、何か熱いものが込み上げてくる衝動に駆られた。
それは、

今の日産に無い、 「クルマに対する熱い思いだ」


 もし、このコンセプトにある星野の言葉が本物なら、僕は大いにそれを買いたい。駄作と言われるBプラだろうが、ブルーバードの血筋を微塵も感じないG11の素性なんて放っぽり出して、僕は星野と言う男の思いを買いたい。

 星野の思いに比べれば、どっかのフランス被れのメーカーが誇る現代の名工がチューンしたクルマだろうが、そんなモン眼中にない!馬鹿でかいボディに、大排気量がもたらす必然かつ当然のクソ力で、ビュンビュン速いのは当たり前。
確かに、そのエンヂンを手なずけ、エンヂンより速いシャーシのポテンシャルに仕上げた、卓越した才覚と経験は間違いのない実力だろうが、キッチリと5ナンバーサイズに収まったボディに、ボディの補強、足回りの熟成、人間の感性にマッチなんてほど遠いCVTの躾・・・などなど、実は大排気量、デカいボディのクルマなら、なんて言う事ない事も、このサイズで、あのクソBプラのシャーシで、確実に熟成しなければ、恐ろしくて最高速ウンヌンなんて、間違っても書くことなんてできなかった筈だ。
 
 わざわざ、「コンセプト」なんて言う、センテンスを設けるくらいだ、IMPULとしてよほど自信があるのだろう。

 この「コンセプト」を読んだだけで、今手元に資金があるのなら、G11というクルマではなく、星野一義という男の熱意を買いたいと思ったくらいだ。


 フランボワーズレッドかサファイアブラック、いや、ダークブルーも穴場かもしれぬ。もちろん「コンプリートエンジン ver.」 で、エクストラパワーキットにリヤウイングは必須アイテムだ。

 なんて、久々に買えもしないのに、あーでもないこーでもないと、目を爛々と輝かせて IMPUL BLUEBIRD SSS を眺めてしまった事は内緒だ。

 今の日産のラインナップに、そんな思いが込み上げるクルマってあるだろうか?

 情けない限りだ。
ブログ一覧 | ブルーバード | クルマ
Posted at 2011/09/24 20:53:41

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この記事へのコメント

2011年9月25日 15:48
お邪魔します。
つい刺激されまして。
日産の良さは、その熱さが特別の物じゃないことだったと思います。レベル的にはオリンピックメダリストからジョガーまで差こそあれ、全ての車種の走りに、一貫して走りに対する真摯な精神が貫かれていたように思います。武骨でも不器用でもいいから、そういったエナジーというかボルテージと言うか、そういう物を取り戻して欲しいと、私も思います。おしゃれで有っても走りは譲らないとか、ディーゼルで有ってもその分野で走りは一番とか、そういうツキ抜けた物がほしい。そうであれば、私は今の車は買ってなかったと思います。
コメントへの返答
2011年9月27日 13:01
コメントありがとうございます。
まさに、日産を応援していたファンの心情が「全ての車種の走りに、一貫して走りに対する真摯な精神」というセンテンスに込められていると思います。
絶対的に速いとかいうハナシではなく、クルマに走る精神というかメーカーの思いがふつふつと込められていたと思うのです。
どんな駄作と言われているクルマからも、そのクルマに作り手の気持ちが溢れていたと思うんですね。。。
今の日産車って本当に優等生です。しかし、作り手の顔とか、乗り手とクルマとの対話を楽しむという雰囲気が希薄なんですね。。

waiさんの、最後の一言

「私は今の車は買ってなかったと思います。」

という言葉に、昔からの日産のファンとして、申し訳ないというか、涙が出る思いがします。
2011年11月28日 21:44
初めまして。
私はKG11ブルーバードシルフィに乗り始めて1年が経ちました。

実はこの1年間でシルフィに対して感じたことがいくつかあったのですが、
この車はなんとなくですが開発陣の思いがほんの少しずつですが感じられる気がするのです。
(自分にとってとても大切な車なので贔屓目に見ていることをお許しください)

「Bプラを使いまわしさせられて、スポーティなイメージとは無縁だけど
でもこの車は今の時代のブルーバードにふさわしい車であってほしい」と。

それを経営陣といいますか、日産というメーカーが抑え込んでいるという印象でした。
それでも許された範囲内でできることはやりたいという思いがなんとなく感じれました。

ハイブリッド開発にしてもそうですが、エンジニア達は絶対に
「自分たちなら他社に負けない素晴らしいものが作れる」
と思っているはずなんですよね。

乱暴に言えば、そんな思いをゴーンが「勝手は許さん」と上から押さえつけているようで・・・。


このシルフィ、星野さんが「隠れた逸材」と表現したのも頷ける本当によくできてる車なんですよ。

それでありながら日産は「どうせ売れないんでしょ」という感じでろくに宣伝もしない、
それで売れなかったから「ほら売れなかった」という態度が感じ取れてしまいます。
それも、まるで買い手がセダンに興味がないのが悪いかのような態度。

購入した側からすれば車自体の出来にはとても満足しているし、
同乗者にも「いい車だ」と言われるのですが、
シルフィの生みの親である日産には馬鹿にされているように感じられて。


販売面においてはやっぱり根本的な考え方が間違っていると言わざるを得ないですね・・・。
コメントへの返答
2011年12月3日 1:52
コメントを寄せて頂いて感謝致します。

さらにG11のオーナーという事で、痛い程、クルマへの愛情、思いやりが伝わってきて、なんだか胸が熱くなるような感覚になりました。

僕もG11は「シルフィ」という目線で見れば、あのBプラの中で、ガッシリとした剛性感や、なんだか懐かしい以前の日産を彷彿させるスティアリングの手応えなど、大いに認めるところです。
さらに、しっかり 5枠 の中で、あの特に前後空間を実現した居住性も、これまで安全性を理由に、馬鹿でかくなり続けてきた国産車へのアンチテーゼの様に感じて、日産のある意味での本気加減を感じざる得ないとも思っています。

しかしながら、言われる様に、G11を「ブルーバード」という1959年から続いたブランドの歴史観やベクトルを考えると、まだまだの様な気がしてなりません。

それは単純に「SSS」が無いからとか、リヤがドラムブレーキだ・・・というような事ではなく、ブルーバードたる内に秘めたスポーティでありながら、それを表ざたにする事無く、本気になれば、ひめたポテンシャルを発揮できる懐の深さを感じることが出来ない事、それは代々受け継がれてきた、ある意味でのブルらしさを感じられない・・・中途半端なキャラクターがそうさせているのかもしれません。

G11は、乗ると実に快適で、中も広く、静かで、意外なほど曲がるし、安定感もあります。
しかし、それ以上が無いんですね。それを「個性」と言って良いかは分かりませんが、最近のプレミオ(アリオン)に乗ると分かりますが、彼らも以前のトヨタ車と違って、エンヂンの活きは良いし、意外なほど曲がって止まるのですが、楽しいかと言えば、う~んという感覚にG11も似ているんですね。

つまり、人間の感覚に刺激が少ない、ある領域では人に工夫を求める、人が走ったり飛んだりするには、ちょっとした疲労を伴う努力が必要な・・・みたいな、まさに人車一体感が希薄の様に感じてならないのです。

さらに、ハードの面もそうですが、オーナーの方が感じている、販売の仕方にも大いに問題があると思います。

G11に対する作り手の、売ってやろう、このクルマはこうなんだという熱意がCMに無いのですね。

「ど~せ Mクラス・セダン は売れねぇよ」

という投げやり感が伝わって来てねぇ・・・

所詮、売れるクルマ、売れセンのクルマには異常なまでの熱意を発揮しながら、自分が育てるのが下手で売れないのを棚に上げて努力しない作り手の姿勢に、昔からのファンとしても素直に応援できないというのが本当のところなんですね。

ある意味で、G11は今の日産の、良い意味でも悪い意味でも象徴かもしれないかもしれませんね。。。

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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