
うるさい事で一部ネットでも有名な 「富士通ゼネラル」 のエアコンを家で使っている。事実、とにかくうるさくて、特にコンプレッサーの唸り音が酷くて静かな夜間になると、まるで変電所よろしく「ウゥ~ン」という低音をまき散らして実に精神衛生上よろしくない状況が続いていた。
もちろん、それは室内にも伝播して気持ちの良いモノでは無かった。
そこで、重い重い腰を上げて、静穏化にチャレンジしてみる事にした。
まずは、室内への唸り音の伝播防止として、室外機の下に敷いてある ダンパー をより厚いモノに交換してみた。
標準のゴムダンパーは薄くて、さらに経年劣化でゴムは固く、へしゃげていた。。。
最初から装着されていた、室外機の足に付いていたゴムダンパは、薄くてさらに経年劣化で固く、重さでへしゃげていた。
それを、こうした防振ゴムではかなりメジャーなんだが、倉敷化工の製品から
倉敷化工丸形防振ゴム KA-30-26H を購入して交換してみた。
室内への唸り音の侵入が劇的に減り、実に快適なったのだが、問題は室外の唸り音の大きさを如何に削減するという事で・・・・そこで、室外機のカヴァーを外して、防音化を図ってみた。
ゴムダンパーの交換でも振動や音の伝播が少なくなった。
室外機の構造はおおよそこんな感じで、
放熱するコンデンサー、ファン、コンプレッサーというのが基本的な構造。
唸り音の発生源は、右下のコンプレッサーからだ。ここには最初からフェルトが巻かれているが、原価低減か、前のモデルより薄くて、隙間だらけで、正直これでは低音漏洩の防止には大きく疑問を感じざる得ない。
フェルトの性能が良くなったのなら良いのだが、どうもそれも望めず、まずここにクルマ用に購入した厚さ20ミリのフェルトを、水濡れの影響がない様に巻いてみた。
さらに、吸音はこれでよいのだが、問題は振動としての音の防止、つまり防振も重要で、クルマの静音化を目指すブログを眺めても、防振に務めたモノが少なく、静音、防音が不十分な例が多々見られる。
そこで僕は 「レジェトレックス」 などと言われる、
肉厚の防振シート を購入して、コンプレッサーを囲んでいる仕切り板や、室外機のカヴァーを叩きながら、共振する場所に貼ってみた。
コンプレッサーの防振防音と、カヴァーなどへの防振化で、通常の運転では殆ど音が洩れなくなったのだが、こんどは、ファンのモーターも音が気になる様になった。
まぁ、その音量は非常に小さいのだが、今度は、それを如何に少なくするか、本来は源流主義でモーターに防振、防音シートを巻けばいいのだが、それではモーターの放熱性を阻害する可能性もあるので、今、それを支えるステーなどの防振対策を考えている最中なのだ。
クルマの場合には、重量増加の心配で、思い切ったことが出来ないモンなんだが、家のエアコンなら大丈夫だろうという事で、かなり思い切ったことが出来、効果を出す事が出来たのだが、クルマの場合は、音は伝播したり、共振して思わぬ場所に出たりするので、奥が深く意外に難しい問題だ。
今回、静音化を目指して、参考にするためにネットを徘徊したのだが、振動と防音を両面からとらえてアプローチするのが少ない事が気になるの今日この頃なのだ。
静音化その 2
伝播 富士通エアコン室外機静音化Part 2
⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/29967535/
(2013年12月10日追記)
機種は違うのですが、ウチと同じ騒音を録画したものがありましたのでご参考まで。
特に画像では30度設定なんてありますが、普通に温度設定し(24~25℃くらい)寒い日に始動した際に同じ様な音が続きます。
0:36辺りからの音です。
さらに通常運転時も結構うるさい事が分かるとおもます。
『室外機の音』富士通ゼネラル Jシリーズ AS-J22A クチコミ掲示板動画1/1
⇒ http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000226593/SortID=14091817/MovieID=1678/
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2013/02/17 11:52:59