先日、日立が「クラリオン」を買収・・・今風の言葉で言えば「連結子会社化」したとブログしたけど、あれから数日が過ぎて、ようやく、その全容が見えて来た。
期待 日立がクラリオンを・・・・
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=2964646
残念ながら
「Lo-D」 の復活は無い様で(当たり前!)、往年のセミ・オーディオ・マニアとしては、いたく寂しいのだが、同じように
「ザナヴィ」 の運命も、はかばかしく無い様だ。
つまり、記者会見や色々なメディアとのインタヴューで・・・
「クラリオンが子会社になれば、日立の傘下でカーナヴィを手がけてきた
ザナヴィ は、
クラリオンの子会社となり、今後の市場やメーカーへの窓口は
クラリオンに一本化 する。」というもの。
つまり、これまでの国内もうそうだが、海外での 「クラリオン」 という絶大なブランドイメージを武器に、さらに「ザナヴィ」で築き上げたメーカーへの純正品の販売力をも利用しよう・・・という 「一挙両得」 の作戦だというのだ。
当面は、「クラリオン」と「ザナヴィ」の二足のわらじで販売を続けるが、老い先、「ザナヴィ」の築いた市場に「クラリオン」としてのブランドイメージが確立されたら・・・
「ブランドイメージの統一」とか・・の理由で「ザナヴィ」が消えて無くなるのは、もはや避けられない状態。。。
「アゼスト」、「トリオ」、「Technics」、「デノン」、「マランツ」・・・・オーディオのメーカーの栄枯盛衰、無くなったり、統合されたりは嫌になるほど見てきたが、どうも「ザナヴィ」もその仲間になりそうである。
ただ、ここで違うのは、見せ掛け上は「売り上げ」がなどと言っているが、実はもはや、ナヴィだけ、オーディオだけ・・と言った技術ではこの先の生き残れない・・・という将来を見つめた選択だったという事だ。
そういった観点から、他のナヴィやオーディオを扱うメーカーの数々を眺めてみたら?これから生き残れるメーカーの姿がぼんやりだけど見えてくる様な気がする。
そして、その先に見えてくるモノとは、今回の「日立」と「クラリオン」の一件で見てみると、ココのところ僕がブログしている、「道案内」としての「単能機」でなく、クルマの他の電装品と協調してクルマを制御、さらには、光ビーコンなどと連動してクルマを制御する仕組みを、「クラリオン」の名声を武器に、日立の総合電機メーカーとしての技術力と、「クラリオン」と「ザナヴィ」の、ナヴィとオーディオの技術力をミックスして実現しようとする思惑が見え隠れすると思うのだ。。。
邪道 僕たちはナヴィの機能をどこまで求めるのか?
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=2986144
やっぱり、クルマの外部からの「総合管理システム」への勢いは、避けられないようだ・・・・
こうしたニュースにも、ますます目が離せなくなったと思うのだ。
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Posted at
2006/10/17 12:11:51