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イイね!
2013年08月30日

密封 昔はヘッドライトを交換するのも大変だったんだから。

密封 昔はヘッドライトを交換するのも大変だったんだから。  昔話を一席。

僕の年代なら当たり前だった、ヘッドランプの 「シールド・ビーム」 を知らない世代が増えているとか。

 まぁ、いまは HI・・・いやいやキセノンだろうが、ハロゲンだろうが、ランプの中のバルブやバナーを交換するだけで良くなったけど、以前は、ヘッドランプそのものがシールド、密封されており、その中にフィラメントがデン!と付けられており、ゆうなれば、これまた懐かしい、白熱電球みたいなもんで、ヘッドランプの交換と言えば、グリルをバラしたり、ヘッドランプ周りのネジを何本も緩めて、ランプをごそっと交換せねばならなかった。


グリルなどを分解して、そしてヘッドランプを固定するネジを外して・・・・

 さらに、シールドビームの多くは、中のガスが「ハロゲン化合物」では無いので、それこそ、発光色が黄色身を帯びており、さらにさらに、レンズカットも良くなかったので、それは暗かった。

 1970年代中盤から、輸入モノで、シビィーとかマーシャルなどの、当時は「沃素球」と行っていたが、平たく言うとハロゲンランプが流行って、とにかく明るくてシャープなレンズカットで車検には「明る過ぎる」という理由で通らなかったが、ずいぶんと流行った。


本体ごとでは、無くバルブだけ交換できて、さらに明るくてレンズカットもシャープでカッコ良かったなぁ・・・

CIBIE 4灯丸型ハロゲン・ヘッドランプ
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/car/26338/76507/parts.aspx

 1983年に、当時の運輸省が、外圧に負けて「灯火類の保安基準を一部緩和」した。その主な部分は前照灯の最高光度引き上げなどで、 これで晴れて明るい「ハロゲン・ヘッドランプ」が大手を振って使えるようになった。

 そうなると、単純に造り続けて安いだけの 「シールド・ビーム」 はどんどん駆逐されて、確か 2006年か2005年に日本では作られなくなってしまった。

 しかし、あんなに明るい明るいと言っていた 「ハロゲン・ヘッドランプ」も、フィリップスが「マイクロ・パワー・ライト」と名称で、今でいう HI いやいや キセノン を開発してから、

放電 キセノン・ディスチャージ・HIDとにかく明るいヘッドランプのハナシ
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/235740/

あっという間に暗い暗い、色が黄色っぽいと言われる様になったのは隔世の感がある。

 さらに最近ではLDE も光源に使われ始めて、また歴史が動こうとしている。

ヘッドランプが切れると、あそこも分解してここも外して・・・とやっていた時代が妙に懐かしく思えるのは僕だけか・・・・。

 ヘッドランプひとつ取っても歴史ありという事を是非とも皆さんには知ってもらいたいと思う次第なのだ。


メルチェデスの最近の欧州での広告。ヘッドランプだけでもこれだけの進化が有るのだ!
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Posted at 2013/08/30 02:40:15

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この記事へのコメント

2014年8月22日 11:19
初めまして。

一年前の記事にコメントもどうかと思いましたが、懐かしかったので。

昔乗ってましたリトラのアコードもシールドでした。

あまりに暗いので、ボッシュのシールドに交換しましたが、交換時にボッシュを一つ落として割ってしまったので、計3個買った思い出があります。

最近のフツーの若い子はライト(ランプ類含め)の種類など知らずに乗ってるんでしょうね。

ABなどでも、ルームランプやら、ポジション球やらについて店員さんに聞いてる姿を見かけます。

互換表や取り説の存在も知らないんでしょう。

ああ

オジさんもいました。

球切れに気づくだけマシでしょうか。

自分のクルマの消耗部品で自分で交換できるモノを知らずに乗っているのが世間一般なんでしょうけれど・・・

コメントへの返答
2014年8月22日 23:17
ヒロカワさん
コメントありがとうございます。一年前とお気にされているようですが、いえいえ、こうしてコメントを寄せて頂くだけでも本当に嬉しく思います。

私の世代は、シールドビームからハロゲンへの、まさに過渡期で、当時は、ハロゲンはこんなに白く明るいのか!!と感動したものですが・・・今では、ハロゲンなんてただの電球じゃんとなってしまった事に、時代の移り変わりを感じております。

そして「電球」、「白熱電球」と言う存在も、風前の灯ですね。

当時、シールドビームと言えば、「小糸」か「スタンレー」がスタンダードで、「ボッシュ」や「ヘラー」なんて少数派で高くて手が出ませんでした。(苦笑)

言われる様にシールドビームは、まぁ言わば「白熱電球」で、全体が強化ガラスで出来ているので、ぶつけると意外に簡単に割れたり欠けたりしましたね。。。

その時代からハロゲンの時代に入って、色々な種類のバルブが流通して、イエローハットやオートバックスに行って、適合表を見て、自分のクルマに合うのを探して装着するのが楽しかったモノですが、今はそんな苦労なんて敢えてするドライヴァーは希少動物になってしまいました。

メンテナンスフリーという旗本に、クルマはいじらなくてもいい!とメーカーも声高に言ってますが、それはメンテナンスや自分の乗っているクルマの構造を理解する事を放棄する事では無いのですがねぇ。

全部自分でやりなさいとは言いませんが、少しは仕組みを理解して、それを生かしながら乗る方が楽しいと思うのですが。。。
2014年12月18日 13:27
初コメント失礼します!

マーシャル欲しい!→ハロゲンって何?→って感じで今更なんですが気になって調べてたらココに辿り着きました(^ ^)

ハロゲンって当時はほんとHIDくらいセンセーショナルな部品だったんですね!

勉強になりました!
コメントへの返答
2014年12月23日 18:06
コメントの返信が遅くなってすみませんでした。

さてさて、当時の国産車のヘッドランプは、本当に暗くて、前を照らす程度の実力しかありませんでした・・・
フォグランプも、白熱球の35W程度が関の山で、まさしくファッション的に装着しているというモノでした。

それが欧州からシビー(シビエ)とかマーシャル、ヘラー、ボッシュと言ったハロゲンランプが来ると、何と言ってもその明るさと、色の白さがたちまち人気になったモノです。

ハロゲンは今では普通のランプにも使われていますが、今の尺度で見れば、暗くて黄色い・・・なんですが、当時の白熱球しか知らなかった僕たちにとって、ハロゲンはHIDにも勝るとも劣らない凄いアイテムでした。

なんたって、当時は明る過ぎるという理由で車検もNGだったのですから。。

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何シテル?   01/04 14:54
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