実際に走らせて見て、意外に元気に走るのには感心したのだが、インパネの様子もジックリと眺めてみた。
ライヴァルのトヨタさんはねぇ。。「オプティロン・メーター」の大安売り中で、どんな小さなクルマにだって装着を進めているが、ラティオ君はオーソドックスな仕組みのメーターだ。
正直、上級と言われているまぁクラスも違うけど、プレサージュよりは見た目高級でまとまりのあるデザインだ!
行灯 プレサージュのメーターは「昼行灯」だ!?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/2857424/
海外でもこれは好評で、視認性に優れて僕は嫌いなデザインではない。
インパネそのものの質感は大いに褒めるべきだろう。
なんたって、昔の日産車といえば、鉛筆の先がどこまで入るか分からないくらい、つなぎ目の間隔が広くて、さらにずれて取り付けられていたりしていたので、それは見た目は褒められたモンじゃあなかった。
まぁ、追浜工場へ行けば分かるが、この質感や組み付けの精度感を出すために、専用のラインまで作った熱意の結果は大いに出ていると言って良いだろう。
ただ、全体のデザインは少々平板的で、奥行きが感じられず息苦しく感じてしまうのは僕だけだろうか。。。
さてさて、操縦性や乗り心地なんだけど、まずは現行のマーチが出た時に、こりゃ酷い・・酷すぎると感じた電動パワステも、ようやくココに来てデベロップが進んだみたいで、かなり自然に取り回しができる。
ただ、まだまだ、一度勢いよく回すと、その勢いが止まらなくて回り続けようとする違和感は若干だが残っている。
低い速度で、グルグルと回すと、前方からグゥグゥグイゥみたいな音が聞えるのも相変わらずだ。
ただ走り出してしまえば、意外なほどの手応えがあって、こいつは淑女の皆さんにはどうかな・・・と思う場面もあるが、スティアリングの戻りも普通に乗るぶんには問題なくその点ではいいと思う。
足回りもティーダに比べて、浮ついた感覚が無くなり、フラット感が高くなっていた。
ティーダも出た当初は、足が地面についていないというか・・・勝手に足が動いていて、ドライヴァーの感覚とずれていて非常に違和感を感じてたのだが、かなり自然な感じになっていた。
でも、やっぱりもう少し路面の凹凸には正直すぎはしませんかねぇ。。。
確かに以前の日産車も固いイメージはあったんですが、ドッタンバッタンはしていなかったような。。。
これに輪をかけているのがシートの体圧分布が妙な事なんですねぇ。硬いようで固くなく、長く座っているとアチコチが微妙に痛くなる・・・
クルマに乗っている間は、人って意外に身体をよじったりして動き回っているモンなんですが、それが規制されすぎて(微細な動き)快適じゃないんですね。。
ドライヴァーのポジションもアップライトなのはイイのですが、もう少しネトォ~とした感じで座らせるのではなくて、レカロの様な収まりが良いんだけど、微妙な身体の動きには意外にルーズで・・みたいなサラッとした感じになればもっと良かったのになぁって思うのですがねぇ。
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Posted at
2006/11/05 01:33:13