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2006年12月16日

巨大 初代GT-Rは燃料タンク剥き出しだった!?

巨大 初代GT-Rは燃料タンク剥き出しだった!? よいよ来年はGT-Rが、単独のネーミングで復活する 予定 のだが。
もはや現代においては、R32から続くR34までのGT-Rのイメージの方が大きくなっている事に気付いた。

確かにR32のGT-Rはエポックメイキングなクルマだった。。。

それまでにも ヨンク でそこそこ早いクルマはあったが、当時の自主規制枠いっぱいの280PSを搾り出すエンヂンを搭載して、さらにチューニングしても十分に余裕をもっている・・・

R32GT-Rが無ければ、それから登場する色々な JAPANES AWD HIGHPOWER CAR たちは出てこなかったかもしれない・・・それくらい日本はおろか欧州のメーカーにも影響を与えたクルマであった。。

ここで・・・欧州でもというのがR32を初めとする新しい世代のGT-Rの幸せなところだと思うのだ。

だって初代のGT-Rなんて、あれだけのスペックを誇っていたのに、当時は世界的には注目なんてされなかったのだ。
市販車で「4ヴァルヴ、ツゥインキャム」なんていうスペックをもっていたのは欧州でもごく珍しかったのにだ。

今では信じられないが、日本のクルマにレヴェルなんて欧米から見れば当時は赤子も同然・・・それも致し方なかったとしか言いようがないのだが・・・

その初代GT-Rを、再び眺めて見ると色々な事が蘇って来た。

あの「S20」エンヂンの「S」という名称は、企画段階最初は「R」だったというのだ。
ところが 「R」 という誇称は日産の商用車用に使われていたエンヂンにすでに使われていたのだ。それじゃしょうがねぇなぁ・・・という事で 「S」 という誇称になったものだった。

さらに 「S20」 に関わる逸話には事欠かない。



当時のGT-Rの販売価格は ¥150万円 、さてS20を単体で買うといくらか・・・調べて見ると、これは色々な資料があって正直正確ではないかもしれないが、一番安く見積もっても \700,000!!! 単純に言えば、GT-Rのお値段の半分近くが 「S20」 のお値段・・・だったとも言えるのだ。

さらにこの「S20」、いまのホンダのTYPE-Rに載せているエンヂンよろしく、ポートとマニホールドの段差も手仕上げで無くしていたし、ポート研磨までしていたのだ。。。

まったくお金に糸目をつけないというのはこの事だっただろう。

しかし、肝心のGT-Rの装備はといえば、ラヂオもヒーターもオプション!トランクを開ければ、カーペットなんて敷いていなくて、100L(!)の燃料タンクも、その横の ベンデックスタイプの燃料ポンプも、そのフィルターも剥き出し・・・という簡素というかよく言えばスパルタンなクルマだった。。

これじゃさぞかし早かっただろう・・と思われるかもしれないが、当時のどんな雑誌をめくってみても大した記録が残っていないのが実情なのだ。

至否 GT-Rに嫌われたぼく
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/2467285/

今だったら、とんでもない試乗車に乗せてくれたモンだとか、雑誌のコメントに載りそうだが、そこがGT-Rの偉大なところ、「きっと我々の使い方が悪かったのだろう・・」とか、逆にテストをする当人の責任では・・と書かれている記事が多いのには参った!!

そうして、雑誌などでロクな結果を残せなかったことも逆にレースとの活躍とのギャップを生んで、ますますGT-R伝説を助長させたのは面白い・・のだが。。。

さてさて、来年発売されるだろうGT-Rはどうなるのだろうか?

まさか、ヒーターもオーディオも、フロアーマットさえ無い・・という風体は有り得ないだろうが、後々まで多くの人の記憶に残るクルマになるのか!?

初代GT-Rを僕は思い出しながら、新しいGT-Rに思いを馳せるのであった。。。


.
ブログ一覧 | スカイライン | クルマ
Posted at 2006/12/17 11:26:31

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この記事へのコメント

2006年12月17日 12:20
初期のGT-Rは完全にレースの舞台で活躍するのを前提に開発された、今で言えばホロモゲのクルマですよね。

 なので日常の事は考えてない装備類や操作性は全てレースに勝つためのもの・・・、これは2世代目のGT-Rにも繋がるんですが、流石に時代的に装備類は簡素化は出来ないためオートエアコンやオーディオ等の豪華な装備類も兼ね備えてありましたね。

 一応台数限定で出たレース用のN1仕様はヒーターしか付きませんでしたけど、本来のGT-Rの考え方からすればこれがあるべき姿なのかも知れませんね。

 3世代目のGT-Rはとうとう世界へ羽ばたくモデルになりますが、相手はポルシェやフェラーリ等のスーパーカー相手ですからね、多分気合を入れて造ったクルマになるんでしょうけど、今までのGT-Rスピリッツから少し離れていきそうな気がするのは私だけでしょうか・・・。
コメントへの返答
2006年12月18日 9:43
そうなんですね。それを考慮したら、雑誌のテストで結果が出難かったり、装備がトコトン簡略化されている理由づけできますね。

ヒーターはさすがに現代の保安基準で省く事ができなくなったのですが、その他は確かにホモロゲヴァージョンとして不要・・と割り切って削除されたのは記憶に新しいところです。

そう考えると、本来のGT-Rたる所以は、まさにホモロゲヴァージョンのクルマ。。そこから導き出されるGT-R像をみれば、おのずとこれまでのGT-Rの中でどれが本流で、どれが・・・と分ける事ができると思います。

新しいGT-Rですが、僕もモータショウの時にコメントを書きましたが、これまでの「スカイライン」GT-Rというヴェクトルから見れば、正直言われるように違ったモノだと言えるでしょうね。

ある意味で、かつてのMID-4の夢よもう一度・・だと思います。

ですからネーミングが「NISSAN GT-R」というまったく当たらしいブランニューカーだと思えば、納得が行くように思うのですが・・・
2006年12月17日 15:19
徳小寺 無恒 さん
お邪魔します、
 GT-R、面白い車ですよね歴史的に、初代GT-Rが、考えてみたら、4枚ドアだったんですよね、精密に作られたS20エンジン、100Lタンク搭載、初代GT-Rは外見はエンブレムやリヤフェンダーをジックリ見ないと解らない、4枚ドアの普通のセダン、『羊の皮を被った狼』言葉が一番似合っていたのかも知れませんね、で徹底的な軽量化、が精密に作られ過ぎ、後に対等してくるロータリーに勝つ事が出来なかった、でオイルシックが有り、S20エンジン生産打ち切り、レース場にS20エンジンとワークスメーカーが姿を消し、L型エンジンにバトンを渡す、以降はZがレースではメインに。

2世代目のGT-Rは誰が見てもGT-Rで4輪駆動で、重量を押さえる事より、いかに、タイヤにパワーを伝えるかが重視され、誰でも買え、安全に速く走れ、またグループAの基準に合わせて一番効率が良い2600ccのRBエンジン、ロードレースで速い4輪駆動車はそれまで、ホトンド無かったんですよね、でメインに戦っていたレースでのレギレーションの変更バブルの崩壊、直6エンジンの生産打ち切り、RBエンジンからVQエンジンにバトンを渡す、でレース参加はZがメインに。

初代、二世代目、GT-Rが排ガス規制をクリア出来ず消滅、安全基準、エンジンの生産の打ち切り、初代GT-Rと二世代目のGT-Rがダブって見えて来るのは私だけでしょか(汗)

 今度出て来るGT-R、はどんな意味を持って出てくるのか、レースが中心なのか、最強の公道を走るGTカーを目指すのか、楽しみな所でも有りますね、誰でも少し頑張れば乗れる、2世代目GT-Rなのか、高値の華の初代GT-Rなのか、また別の道を行くのか。

またZから変わって、レースでGT-Rが活躍するシーンも早く見たい気もしますが。

 
コメントへの返答
2006年12月18日 9:59
おっさん仕様パジェロさんと言い、プゥーさんからも、すごく的確で熱いコメントを頂いて感謝しています。

皆さん、本当に冷静にGT-Rしいては日産というメーカーの事を見ているんだなぁ・・としみじみと思いました。

さて新しいGT-Rですが、これは僕的には、これまでのGT-Rとは違うクルマだと理解しています。

おっさん仕様パジェロさんへの返信でも書きましたが、スペックや日産の思惑を考えると新時代の「MID-4」の様な気がします。

レースでももちろん活躍できそうですが、主たるマーケットとなると「スーパーカー」の世界に足を踏み込んだなぁ。。と思うのです。

日産のスポーツのイメージリーダーは「Z」でしょう。。
しかし「Z」は、色々な量産車のパーツを持ち寄り、それを切磋琢磨した「量産スポーツカー」に他なりませんよね。

ところが今度のGT-Rは、もちろん基本的な部分は多くの市販車と同じくする部分はありますが、それよりもっとこのGT-Rだけの部品が数多く散りばめられる事によって、量産スポーツカーのカテゴリから、本当の少量生産ロードゴーイングスポーツカーを目指して居ると思うのです。

そういった所からも「スカイライン」の名を捨て、日産の・・という思いを込めて「NISSAN GT-R」とブランドを変更したと思うのです。

もはや新しいGT-Rは、これまでのGT-Rにはあらず・・・

NISSAN GT-R として新しい歴史を刻む事になるのでしょう。。

それでは、レースシーンにおいてはどうなのか?おそらく現在開発が急ピッチで進められている「Z34」へとスイッチするのでは・・と思うのですが。。。

GT-Rのレースシーンでの復活・・・どうなのでしょうかねぇ。。。

現在までのメーカーのアナウンスを見ると・・どうも厳しいと思うのですが。。。

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「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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