
先日、東京都の小平市にある ブリヂストン東京工場にある、
ブリヂストンTODAY に足を伸ばしたブログを幾つか上げたが、そこで印象的だったのがふたつある。
ひとつは、さすが世界で名をはせた ブリヂストン と言う事で、世界の有名な路面のレプリカがあった事だ。
CMではモンマルトンの石畳とか、亜米利加のレイングループ路面とか散々聞いたことがあるのだが、
悔しいかなBSのCMは説得力がある。「もっと引き出せクルマの性能」も名言だろう。
それを再現とは言え、実際に見ると本当に驚きを禁じ得ないモノだ。
例えば、CMで一躍有名になった「モンマルトンの石畳」なんだが、
正確には「べルジアン路」と言うんだそうだ。この凹凸で磨かれた表面ではクルマは大変だろう。
石材と石材との間隔と、その表面の感じからすると、晴天時でも路面ミューが低そうだ。勿論振動、騒音も大きいだろう。
そこを快適までは行かないだろうが、安全に走行できるタイアの性能はかなりのモノが要求されるだろう事は容易に想像できる。
石畳なんて目じゃねぇよと挙手したのが、オーストラリアの「ピッツメン路」だ。(笑)
濠州ではポピュラーな路面なんだそうだ。
日本では考えられない、大きな石、いやいや「礫」が織り交ぜられた路面もタイヤにも明らかに良い影響を与えないだろう。
そんな世界の路面を見させてくれるのも、ある意味で大きな体験になると僕は感じた。
これが亜米利加のレイングループ路面
正直に告白するが、僕的にはBSと言うメーカーは好きではないメーカーなんだが、その広告には首尾一貫した主張があって、それは認めないといけないと思っている。
もう、今から30年くらい前にBSが言い始めた 「タイヤは命を乗せている」と、「ハガキ一枚の世界」なんだが、驚いたのは「ハガキ一枚の世界」も
ブリヂストンTODAY で再現されていた。
まさにクルマが一台、クリアーな天井に載せられている!!
なんとクルマ一台が展示スペースの天井側に、クリアーな台の上に載せられれており、下から覗くと、
タイアの路面とのコンタクト面が、正にはがき一枚分だと言う事が良く分かるモノだ。
まさにタイヤというモノが、ハガキ一枚分のスペースでしか設置していないことが一目で分かる。
その 「ハガキ一枚の世界」では、結構CMでも盛んに当時やっており、
あの日本一早い男「星野」と、菊池桃子がCMをやっていたのだ!
それが、また最近、綾瀬はるか で復活してCMをやっているのには、タイアメーカーとしての責任感と言うか、揺るがないポリシーと言うのを感じざる得ないのだ。
どうも値段だけで語られることが多いタイアなんだが、タイアの特性や、タイアならではの特色をしっかり把握したうえで、値段もと言うように、もっと、ユーザーも勉強しなくては、いけないのではという思いを新たにした次第だ。
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Posted at
2015/12/14 00:25:10