
最近は、大々的に火を使うので、なかなか場所がないとか、面倒を見る人が・・・という事で、無くなってしまう事が多くなった 「とんど」 。
ウチのコミニティも、 とんど をおこなう神社の境内の回りも、ここ2年であっという間に境内を囲むように宅地が迫って来てしまった。
神社の境内を取り囲むように、まさに手が届きそうな範囲に住宅地が増えてしまった。黄色丸の中が とんど を組む場所だ。
どうしても火を使うので火事の心配が出たり、煙や煤が出る事も、新しい住人にとって心配の種だったりする。
そうした住人に声を掛け、協力を取り付けて、毎年の行事として今年も とんど を行えることになったのだ。
今年は、ちょっとスタートダッシュが遅れてしまい、とんどが崩れて、平らになっている状態で、しめ飾りを焼いて、竹竿に挿したお餅をもらって家族で とんど の火で餅を焼き始めた。
ちょっと、すでにお餅を焼いている人の様子を見てみると、次々に焼いている最中に お餅 を落とす人が目立った。
「今年は、お餅をついたのが直前みたいだなぁ」
という事で、少し とんど の火から離して焼く事にした。
多くの人が、これでもか!!というくらい火元に近づけているが・・・いえいえ離しても遠赤外線で結構焼けるんですがねぇ。矢印が徳小寺の餅だ!!
まぁお餅を作って時間がそう経過していないので、これでもか!?いうくらい焼かなくても良いのだが、僕的には微妙に外はカリカリ中は・・・を目指して、焼き過ぎに注意して お餅 を焼いてみた。
結果・・・・
ちょっと火が入り過ぎたが、外はカリカリ中はモチモチの お餅 が完成した。
ちょうど、お餅を焼いていると、まだまだ人が集まって来て、お餅がついた竹竿をもらう列が長くなって来た。
2~3年前までは、こんなに人が並ばなかったのだが、最近の宅地化で人が増え、人が並ぶようになってしまった・・・・・そこで、今年から、こんな工夫をする事にした。
まるで新春の大売出しか、年末のバーゲンの会場の様に、列の最後端が分かるようにした。
列の再後端に、それを示すプラカードを持った役員を置いてみたのだ。
こうする、事によって列の最後端が直ぐに分かるので、スムーズに人が並んでずいぶんと混雑が緩和されるのだ。
こんな感じで、とんど もブラッシュアップしながら進化して、そして、新しい住人も巻き込んで、今年も盛大に とんど を行うことができた。
そして、変わらない姿が、
最初から最後まで 消防団 の消防車と団員が火事などに気を付けるために会場に待機している。
火事などに気を付けるために、最初から最後までじっと見届けてくれる 消防団の姿だ。
こうした新旧の努力や工夫で とんど が継続できるのだ。
ここだけのハナシ、お餅を三個焼いて、いつもよりはご利益が・・・・は欲張りか。(笑)
なにより家族で、こうして参加できることが一番の幸せだったりする。
今年一年も、是非いい一年になって欲しいものだ。
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Posted at
2018/01/22 19:45:40