2020年07月23日
挿替 セレナ ステアリングスイッチ 点灯化
E52 のスティアリングに交換したのだが、やはりスティアリング・スイッチは交換しただけでは点灯しなかった。
せっかく交換したのだから、これを光らせたい・・と思うのが人情だろう。
ステアリング・スイッチ の中に LED が仕込まれている事は分かっていたので、スティアリング・スイッチから伸びている配線の中に、きっと イルミ のラインがある筈と予測して、その為に、再度エアバッグをスティアリングから外すことを決めた。

想定していたが、やはりスイッチは光らなかったかぁ。ささやかな失望を覚える。(笑)
まぁ、ノーマルの C26 は、訳の分からないピンで固定されているのだが、E52 系のエアバッグは ボルト で止っているだけなので、そこは気軽に脱着できるのがありがたいものだ。
さてさて、エアバッグ を外すと、スティアリング内部のコネクターが露になる。

ご存知グリーンのラインは「ホーン」残りの7色の中からイルミをラインを見つける
グリーンのラインは「ホーン」なので、残りの 七色 からイルミのラインを見つける作業を始めよう。
仕事は至極単純。テスターなどを使って当たりを付け、後は実際に電流を流してみて確認するだけだ。
端子を固定する「リテーナー」を外すと、端子が剥き出しになる。こうなれば通電の確認などが実に容易くなる。

端子を固定するリテーナーを外すと、端子が露に。作業がし易くなる。
露になった端子にあれやこれやして結果、イルミのラインは
イエローが「+」、ピンクが「-」と判明した。
次に、この端子に呼応する、スティアリング側のオスのコネクターの端子と、そこから繋がっているコラム側のコネクターの端子の位置関係を検電モードで調べてみると、

入口があれば出口もあるだろうと配線を辿るとコラム下の白いコネクターが容疑者だった。
スティアリング側のピンクの端子の出口は、コラム側の下側、赤い線の隣である事が分かった。しかし、困った事に、この出口の白いコネクターには、イエロー端子に対応する端子が無い事が分かってしまった。
ここで単純に、出口の白いコネクターに配線を2本追加すればの野望が潰えてしまった!!
そこで作戦を考えた。考えられるのはふたつ。
1.スティアリング内の、どれかのラインから「+」を失敬すれば良いんじゃない。
と考えたのだが、生憎、ライティングを点灯した時だけの「+」のラインが無く、常時点灯という事になってしまう。
2.スティアリング内のコネクターの、イエロー「+」と ピンク「-」 を差し替え、他所から出口のクネクターに給電。
出口の白いコネクターに通じるイルミのラインを簡単に増やすには、今、繋がっている ピンク の端子ラインを生かす方が簡単。
イエローとピンクの端子を入れ替え、ピンクの端子からラインを切断して、スティアリング内にアースが王道と考えた次第なのだ。
そこで問題になったのは、恥ずかしいハナシなんだが、040型コネクターの外し方が分からないのだ。最初は面倒なので、それぞれのコネクターに繋がるラインを途中で切って、繋ぎ直そうかとも思ったが、あまりにもカッコ悪いので、困った時の Yahoo検索 で「040コネクター端子 取り外し」で検索すると、

ネットは偉大だ。探せばだいたい問題が解決してしまう・・・これで040型端子も攻略できる。
いとも簡単に、040型コネクターの端子を外す方法が見つかった。ここで問題だったのは、幅1mmのコネクター端子を動かせるドライヴァーが無かったのだが、結局、精密ドライヴァーを一本潰して対応する事にした。
そして調べた通り、徳小寺謹製精密ドラヴァーを挿し込むと、スルリとコネクターから

押しても引いてもビクともしなかった端子がスルっと抜けてしまった。
端子がスルっと抜けた。
あとは構想通り、ピンクの位置にイエローを挿し込み、ピンクのラインは端子の根本ギリギリで切断して、

イエロー端子をピンクの位置に差し替え、ピンクはアースの為スティアリング内にアースゥイング。
コネクターを外した時に簡単にピンクのラインも外せるように平型端子を追加して、その先にはクワガタ端子をカシメ、スティアリングバランサーを固定するネジに接続した。
さてさて、ここまで来たら80%は完成だ。
あとは出口のコネクターの配線編へ。
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LCV E STAR | クルマ
Posted at
2020/07/23 13:15:43
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