
梅雨に入ったというのに気持ちの良い清々しい朝がやって来た。
何時もはご飯な僕なんだけど、今朝はちょっと寝坊してしまったので、食パンをいつものオーブンに放り込み、タイマーをセット。
ちょっと焦げ気味のパンが好きなので4分くらいでセットして、その間に珈琲を用意。チンッという軽快なベルの音が鳴ってトースターのドアを開けようとすると、いつもはドアに触れる前から熱が伝わって来るのだが、どうもその気配がない。
結果。
食パンは入れた時と同じ様子で全く温まっていなかった。もう時間が差し迫っていたので泣く泣く焼かない食パンを口に放り込み出社の時間には間に合ったのだが。
帰って直そうかとも思ったのだが、その外観や
買った当初はお洒落なダークシルバーの外観だったのだろうが、寄る年月には適わず見た目も少々お疲れ気味・・・
銘板を見ると、
銘板を改めてよく見ると何と 2004年製だった。17年も頑張ってくれてたんだねぇ。
なんと 2004年製 でもう少しで成人式と言うお年頃で、さらに、使えなくなると、その便利さが身に沁みてという事で、カミさんや子供から、ちょっとした暖めモノが出来ない、パンが焼けないなどなどクレームが殺到したので、急遽、その翌日が土曜日だったので家族で市内の電気屋へとC26を走らせた。
雨が降ってもクルマ椅子の出し入れができるのがここの魅力。福祉車両用の駐車場は、だたあるだけで使いモンにならないけどね。
まぁ、オーブントースターなんで、たいした機種も種類も無いんだろうからと、何の予備知識も事前のチェックも無しにやって来たんだが、その種類や機能の多いこと多い事。
いまは「スチーム式」は主流ですなんて言われても、うちじゃあそこまでいらないし、価格だってそれなりになる。パンが焼けて、たまにグラタンなどなどが手軽に、できれば庫内皿が大きい方・・・がなんだが、新しいモノを見てしまうとねぇ。
真空技術を使ってさらに熱風で・・・たかがオーブンも進化したモンだねぇ。
そこは新しくて機能が多い方がの欲望はグッと抑えて、初心貫徹で、このメーカーのこの一品を買う事に決めた。
値段も比較的安くて、それでいて基本的な機能は十二分!という事で
象印 オーブントースターこんがり倶楽部(1000W) EQ-AA22-NM を買う事に決めた。
店員が、スチームは便利ですよ、ヘルシーだしといっても、ウチじゃぁ装備過剰で不要だしねぇと言って、客を逃がしたという残念至極な表情の販売員を振り切りレジへと直行。
さてさて、我が家に帰って早速、いつもの場所に、
象印 オーブントースターこんがり倶楽部(1000W) EQ-AA22-NM を置いてみると、これがまたピッタリと決まってしまった。
オーブンの定位置は大きさが決まっており、新しい機能満載のレンジは入らないのだ。
機能満載の新しいオーブンレンジを買わなかったのは、置き場所のスペースもあったのだ。
実際に使ってみると、焼きムラが少なく、火力もより細かく選べるので、我が家には十分すぎるスペックで、ちょっと本来の機能とは違うんだが、焼きあがった時のベルの音も高すぎず低すぎず可愛い音でカミさんが実に気に入っている。
まさかねェ、ベルの音がという事で女性の心理と言うモンんは複雑怪奇である。
しかし、ご存知の通り昔は家電メーカーがどこもかしこも、こんな安い家電も出していたのが、メーカーそのものが無くなっていたり、撤退していたり、あっても、高機能で高いのばかりで、シンプルなものが激減してしまっていた。
まぁそれで、小さなメーカーが頑張って、そうした低価格レンヂや単機能の家電を頑張って作ってくれているのだが、ここでも日本の製造業の栄枯盛衰を見たような気がした。
1961年の東芝の広告。意外な程お洒落。値段もスゴイし「ゆで卵器」なんてステキ(笑)
さてさて、これで食パンや、なにより僕の大好きな餅が、気兼ねなく焼けるのは大いに助かる。
17年とは言わないが、長く頑張って欲しいモンだ。
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Posted at
2021/06/20 11:11:18