
フロントブレーキの キャリパー を レッド に塗ったのだが、NVHB でもっと気になる場所がある。
NV350 のフロント足回りで、ローターの手前で赤々と錆ている巨大な「ハブ」だ。
ブレーキ・ローター と ホイール の間を取り持つパーツなんだが、例外なく NV のこの部分は、真赤に錆びていてホイールの間から見えるもんだから、気になり始めるともういけない。(笑)
多くの NV乗り の皆さんの様子を見ると、いやぁ凄いもんで、錆をしっかり落として塗装するパターンが結構あるんだが、僕はフト あのケミカル を思い出していた。
それがホルツの
サビチェンジャー サビ転換剤 MH116 だ。
2.2 ton の巨体を受け止めるハブなんだが、これが例外なく錆々で目立つのだ。
僕が 510 に乗っている頃と言うから、30年前くらいに、下回りの錆が気になって使っていたケミカルなんだが、その存在を、真赤に錆びたフロント・ローター・ハブを見て思い出したという次第なのだ。
サビチェンジャー ってなんだか戦隊モノを思い浮かべるネーミングなんだが、
ネーミング的には、戦隊モノチックなんだが、いえいえ、それはスゴイ一品で。
実は、赤錆に
サビチェンジャー サビ転換剤 MH116 を、軽く下処理をして塗るだけで、
錆を錆止め剤に化学変化させるという、凄んごいケミカルなのだ。
一番小さな 70g があれば、NV のハブを塗っても 2/3 は余ってしまう。
まぁ、あれやこれや言っても始まらないので、実際に作業してみた様子を UP してみたい。
両輪外して作業した方が、スティアリングを切って角度を変えられるのでムラなく隅々まで塗れる。
作業は、両輪を外して、スティアリングでハブの角度を変えられるようにしてやった方が、隅々まで塗れるのでお勧めだ。
乳白色のサラリとした液体なんだが、時間の経過とともに粘度が増してゆく。
まずは、軽く汚れや油分を取って、浮いた錆を落とす。下処理が終われば、付属のキャップに、時間と共に粘り気が出てくるので、少量ずつ液を足しながら塗るだけだ。

↓

最初は乳白色の液が付着した状態なんだが、気温が 20℃ 前後有れば、5分もする内に黒色に変化する。
最初は、乳白色の液が錆の表面に付着した状態なんだが、気温が 20℃ もあれば、5分で赤錆が真っ黒に化学変化する。
さらに一時間もすれば、乾いて表面を触ってもべた付かなくなる。
これで作業は終了。
耐熱性も、確か 150℃ までは大丈夫なんで、ハブの位置なら問題なし、さらに一年は経験上この状態が続くという、まるで魔法の様なケミカルなのだ。
さらにさらに、有難いのは、
錆の無い金属面や、塗装面に付着しても化学変化しないという手軽さも武器だ。
錆の無い金属面や、塗装面に付着しても化学変化を起こさないという、本当にマスキングだの、塗っている最中も他所に付かない様にみたいな気苦労も不要なのは有難いモンだ。
今回は、フロントのハブに塗ったのだが、70g の一番小さなモノでも、2/3 も残ってしまうので、下回りの錆が気になる部分に塗って、さらに、庭の周りのフェンスの錆が気になる部分にも塗ってようやく無くなった。
まぁ本来なら、ハブの部分も分解して丁寧に塗った方が良いのだろうけど、気軽に処理出来て、効果も一年は持ちそうなので、ぜひ、試してみる価値はあると思うのだが如何だろうか。
こうした効果が見えるケミカルっていうのも実に良いモノである。
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NV White Base | クルマ
Posted at
2022/05/26 01:13:07