
取説には書いていない、あたかも ジャッキアップポイント みたいな構造物があるがために、前のオーナーが使ってしまったんだろう、買ってから気づいたのだが、リヤ側の、ジャッキアップポイントみたいな突起部がグチャグチャになっていた。
ここは、こりゃ駄目だと嘆くより、どうせ、それっぽい形なら、ちゃんと機能するように「魔改造」をしようと今回は思い立った次第なのだ。
ハナシ はちょっと外れるが、NHK でやっている「魔改造の夜」で、もはや伝説になっている N産 こと、日産のズッコケ具合は、ライヴァルから「同情の目」で見られるくらい悲惨なものだった。
「遊び心」という点では目的は達成されていたが、「競技」という点では、あまりにも悲惨な結果と内容だった。
エンジニアの「遊び心」という点では、日産の DNA の名だたるブランド名を「魔改造品」に付けるなど面白かったが、その結果は、その先が見れない、ここをいじれば挽回できるだろうという希望さえ見えない惨憺たる結末となってしまった。
まぁ 「一事が万事」 じゃないが、今回の NV の 「ジャッキポイントもどき」 も、エンジニアの自己満足で、機能を果たせない、もしくは、厳密に正しく使わないと「破壊」されるようじゃ、付けない方がマシと考える。
事実、取説には、「ジャッキポイント」とそう書いてないし、見た目で判断したんだろう、ウチのも前のオーナーがちゃんと取説なりを読んで、ここにジャッキを掛けていなかったら、グジョグジョになるほど変形はしなかっただろう。
オルタの次は「ジャッキポイント」だ!よし、次は何が来るんだ(泣)
まぁ、何あっても日産党の 徳小寺 、ただでは転ばないぞという事で、「ジャッキポイント・もどき」を 魔改造 (笑)で「ジャッキポイント」に変えてやろうと思い 横浜都筑区の 匠
植木モーター へ再び訪れた次第なのだ。
規模は見ての通りで多くの仕事は受けられないのだが、毎回、なにか面白いクルマが入庫している。
現状の様子を眺めると、判断は僕と同じで、「ジャッキポイントもどき」 のベースも意外なほどしっかりしているので、最低、バラバラに重ねているだけの鋼板を一体化すれば「いけるんじゃない」という方向性が決まった。
鋼板が 「なまらない」 様に、低温溶接を駆使して鋼板を一体化して、
念のために補強版を作って溶接して、
防錆処理をして終了。
実際に使ってみたが、変形は起きそうにないし、逆に補強部以外が変形する様子もないので、とりあえずは 「魔改造」 は成功と言えるだろう。
まぁ基本的には、メーカー指定のジャッキポイントを使うが、ちょっと上げたい時など、活躍しそうだ。
しかし、引き取りに行った時も、またまた、懐かしい国産車が。。
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NV White Base | クルマ
Posted at
2022/08/28 11:06:09