LEDフォグランプヘッドライト 3色温度切替 でなおかつメモリー機能付きという、謳い文句を見る限りでは非の打ちどころもないモンなんだが、こればかりは装着する車種などの相性もあるので、装着してみて光軸を見るまでは分からないモノだ。
さっそく箱から取り出して、中身をチェック。室内で、一応点灯試験をして、サクッと箱に戻して、光軸調整する秘密基地へと C26 を走らせた。
秘密基地に着くと、早速、以前装着したLEDバルブを取り外して、
メモリー付き 3色温度切替LEDバルブ に交換して光軸調整をしてみた!!
まずは 6000K で光軸調整。明瞭では無いがしっかりカットラインが出ている。配光もまずまずだ。
まずは6000Kで調整。ハロゲンバルブほどのキレッキレッのカットラインでは無いが、そこそこのカットラインが出て 光点 もしっかり出ている.。
よしよし、ここまで綺麗にカットラインとか光点が出ているのなら、3000K に切り替えても問題ないだろう・・・きっと、たぶん(笑)という事で、ライティング・スイッチを素早くカチリカチリと切り替えると 3000K に切り替わったのだが、壁に映し出されたイエローの世界は・・・・
なんじゃあこりゃぁあ (By 松田優作) 6000Kでバッチリ光軸や光点が出ていたのにねぇ。
どうやったら、これだけ上下がズレるんだろう!?という酷い結果に。
いやいや、6000K とどれだけズレてるんだろうという事で、両方点灯するモードにしてみると。
6000K と 3000K を両方点灯してみると・・・もう笑うしかない(泣)
なぜ、どの製品もハロゲンと同じ位置に光源を・・・と謳っているのにズレが生じるか考えたが、前回と同様に実際には6000Kと3000Kの発光点が数ミリズレているので、それがマルチリフレクターの場合、
もはや、当たり前の様な雰囲気の謳い文句になっている発光点がハロゲンと同じという表現なんだが実際には・・・・
実際にリフレクターまでの距離があるのでピタゴラスの定理の通り二乗でズレ量が効いてきて光軸がくるってしまうのだろう。さらに・・
考えてみると、LEDバルブの場合、放熱、伝熱の問題から、中心から発光点がズレている
先日、ある会合で、バルブというかヘッドランプ大手のメーカーの方にあった時、こんな事を。
みなさん台座からの距離ばかり気にされていますが、実際には中心からの距離も、マルチリフレクターの場合効くんですよ。
それでまぁ国産のメーカーは LEDバルブ を作る場合には、如何に薄くするか(できれば1mm以下に)苦心してるんですね。
たしかに、ネット通販で売られているLEDバルブ の多くは台座からの距離は大々的に謳っているが中心からの距離は言っていない・・・これはまたひとつ大きな選定のヒントをもらった次第なのだ。
走行状態や天候によって、ケルビン数を替えられる LEDバルブ 。
まさにLEDチップの小ささという特色を生かした製品なんだが、まだまだ完成度と言う点では問題ありと言うのが実情だろう。
ただ光量と言うか明るさは、3000K だろうが 6000K でも十分以上である事は確認できたことは唯一の救いだったかもしれない。
現状ではケルビン数を替えられるタイプは、色調変化はまだまだだろうが、単色であれば、それも角度調整が付いたタイプなら大丈夫だと使えるのではと考える次第なのだ。
Posted at 2019/03/05 06:17:49 | |
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