• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

徳小寺 無恒のブログ一覧

2005年09月30日 イイね!

実情 定価の「半値八掛け二割引」が、かつては当たり前だった。。

実情 定価の「半値八掛け二割引」が、かつては当たり前だった。。今も機械加工の業界に身をおいているのだが、社会人の始めは、ターボチャジャーやガスタービンを造る業界に就職して、生産管理や生産技術の仕事をしていた。

学校を出たばかりの若造なのに、工場の設備の導入や改造などの仕事をしていて、実際に数千万から数億の機械も何台か購入したりもした。。

機械の仕様を決め、メーカーを選定して見積もりを取り、実際に仕様通り作られているか立会いをして、現場に機械を入れて、上手く稼動するまでが仕事で・・・

そんな時、もうバブルの時代のハナシだが、工作機械の業界の値段のつけ方にはエラク驚いたモノだ。。。

一応基本スペックがあって、定価も決まっているが、僕は将来性も考えて、フルスペックで特別仕様のモノも多く手がけたが・・・

当時、どのメーカーも最初に出てきた見積もりと、最終的に2~3社にメーカーが絞られてきてからの、「買って欲しい金額」が書かれた見積もりの差には正直、驚きの連続だった。。。

「出精値引き」、「特別値引き」の文字が見積もりの最後の方に乱舞して、ひどい時には、それが3段にもなった時があった。

実際には当初の見積もりの半額なんて当たり前で、そこからさらに「0.8掛け」までは、どこのメーカーも平気で出していた。。

当時の上司曰く・・・

「工作機械は 定価の半値・八掛け・二割引 で買わないと、一流の生産技術じゃあない!」なんて言っていたモンである。。。

実際に、それはウチだけかと思ったが、同じ業種の連中に聞くと、ほぼ同じことが行われていたと言うのだ。

さすがにバブルが弾けた頃になると、これでイカン!と中部地方の大手工作機メーカーが実勢価格で定価を表示して売ります・・・と言っていたが。。。

それまで、「半値八掛け」で買っていた連中が、急にそんな事を言われても適応できないのも実情で、実際には購入金額が変わらないにも関わらず、そのメーカーは「値引きが少ない」などと非情な評価を受けてしまった。。。

まったく、我々の日常生活からかけ離れた世界があるもんだ・・・と思った方もいらっしゃると思いますが、これが実は同じ様な事が、霞ヶ関にもあったんですねぇ。。。

その事は、また改めて・・としますが、ホント世の中のモノの価値って何なんだろう?と思わせる社会人最初の経験でしたねぇ。。。
Posted at 2005/09/30 11:12:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日常 | ビジネス/学習
2005年09月30日 イイね!

四駆 レンジローバーがサファリで6位!!

四駆 レンジローバーがサファリで6位!!もはや「カーブレイク・ラリー」というよりは、高速耐久レースの様相を呈してきた「サファリラリー」。

かつてはブル510や240ZGが活躍して、一躍日本車の優秀性をアピールしたものだが。。。

そんな「サファリラリー」の歴史で、生粋のヨンク・・しかも高級四輪駆動車の草分けである「ランドローヴァー」の「レンジ・ロヴァー」がサファリを激走して総合6位に入る快挙を成し遂げた事があるのだ。。。

1982年30回目を迎えた「サファリラリー」に、R・コリンジが「レンジ・ロヴァー」を持ち込んで挑んだのだ!
記憶が正しければ1980年にも彼は、レイランドの四駆で出場したが結果を残せなかったのだが、再び今度も巨大なヨンクで「サファリロード」に挑む事になったのだ!!

本人曰く「最高速はベタ踏みで150km/h・・・もうアクセル全開がフルブレーキしかないよね!」との勇ましいセリフを残してサファリ・ロードに消えていった。。。

leg1では大方の予想に反して何と総合5位!
ちなみに一位はオペル・アスコナのラウノ・アルトーネン、二位はPA10(ヴァイオレット)に乗るメタであった。。。

leg2
周囲の驚きと目に対しては、「常に全開!こうなったら勝利か破滅だよ!」と粋なセリフをのこしてコースイン。
コースのミスをするマシンもあって、中盤では何と4位に浮上!!
ところが、悪路での全開走行に遂に「レンジ・ローヴァー」も音を上げて「ボンネット」が吹っ飛んでしまった!!さらに追い討ちを掛けて、その「ボンネット」がフロントグラスに直撃し、視界を奪われた「レンジ・ローヴァー」はコースアウト。

サスペンションにも傷を負ってしまい、その修理で7位(それでも!!)に落ちてしまった。。。

一位はメタのPA10

leg3
相変わらずサスの損傷は完治できず・・さらに、常に全開で走るためにオーヴァー・ヒート気味のコリンジは、どうせ一度は外れたボンネット、エンジンを良く冷やす為に・・と、とうとうボンネットを外して、エンジンむき出しで激走!!

そして運命のゴール・・・

一位 メタ DATSUN ヴァイオレットGT
二位 ヴァルター・ロール オペル・アスコナ400
三位 カークランド DATSUN ヴァイオレットGTS
四位 ポンド DATSUN ヴァイオレットGTS
五位 シャー DATSUN ヴァイオレット160J
六位 ロブ・コリンジ ランドロヴァー レンジローヴァー

なんと、ボンネット・レスで走りきり総合6位に入ってしまったのだ!!

ちなみに日本車では7位に高橋嘉信のレオーネ・ツーリングワゴン!
17位ダイハツ・シャレード993ccなどど、結構ヴァラエティに富んでいた。。。

最近のラリーは、高度になってきて、意外な車種とか思いがけない車種が入賞する事が難しくなっている。。。

「レンジ・ローヴァー」の6位入賞は、ある意味でいい時代の夢物語だったのかもしれない。。。
Posted at 2005/09/30 01:37:24 | コメント(1) | トラックバック(1) | クルマ | クルマ

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

読取 楽々精算 苺 が読めず!! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/16 22:07:23
おもしろ塗装工房 プロ仕様の耐熱塗料 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/08 13:49:11
アニキの春うらら~( ̄▽ ̄) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/04/18 13:27:15

愛車一覧

日産 NV350キャラバン NV White Base (日産 NV350キャラバン)
子供の病気の進行により、C26 チェアキャブ を所有していたが、大型で重量級のクルマ椅子 ...
日産 セレナ LCV E STAR (日産 セレナ)
BX-Car をどこまでも乗りつぶす気でしたが、子供の病気の進行が予想以上に早く、歩行困 ...
BMW 3シリーズ セダン BX-Car (BMW 3シリーズ セダン)
日産から、これぞというクルマが出ないまま時間はどんどん経過し、X-Carも我が家に来て4 ...
BMW 3シリーズ セダン X-Car (BMW 3シリーズ セダン)
免許を取って以来・・・いえいえ生まれてこの方の「大」の日産ファンでしたが、昨今の日産車の ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation