
毎週土曜日は、カミさんのリハビリの日。
いつもカミさんを病院に送り届けると、今度は子供との時間となる。
だいたいは、クルマでアチコチとドライヴに行ってみたり、カレストやディーラーを廻ったりしているのだが、今日は気分を変えて「新横浜」まで新幹線を眺めに行って見た。
横浜線に乗り、「新横浜」へと移動、入場券を買ってホームに出てみたのだが、意外や意外、同じ様に新幹線を眺めに来ている親子連れが何組か居た!
まずやった来たのは「700系」だ。
登場した当時は、その独特なフロントフェイスに賛否両論があったが、今、よくよく見れば、まったく「空力」を考えられている・・と納得の造詣である。
「空力」のみを考えれば500系の様なフロントの造詣や断面も良いのだろうが、それらを考えると「前面投影面積」で不利になる居住性までも考え、それらを上手く折り合わせ正立させている、700系の造詣はまったく理に適っている。
空気の壁を突き破り、その空気を乱す事無くサイドに回り込ませ、さらにダウンフォースまでも手に入れている。
僕が好きな700系のアングルが、斜め後ろからの姿だ。
微妙に絞り込まれたサイドラインと、ダウンフォースを生み出すショルダーから下のウエィビーラインが絶妙な陰影を醸し出している。
模型に無数のヒモを貼り付けて、目視で空気の流れを見ていた時代では考えも及ばなかった造詣だろう。
そんな事をツラツラを思っていたら、今度は300系が入線して来た。
かつては「のぞみ」として脚光を浴びた300系だが、それまでの100系などに較べて早い平均速度が、数々の問題を起こして、ある意味苦難の新幹線だったかもしれない・・・
通過駅で、その速度が速い事が災いして、線路のバラスト(砕石)が風圧で巻き上げられるという現象が起きて、現在のように、駅の区間のバラストに「樹脂」を撒いて固める・・というのも300系「のぞみ」がもたらした技術だ。
その他にも、とにかく車体のネジやボルトが緩み、その緩み対策に追われたのも300系だった。。。
そうした、超高速での技術や経験の積み重ねが「700系」を生んだと言っても過言ではないだろう。
そうそう・・久々に300系を間近で眺めてみて、ワイパーにフィンが付いている事に気付いた。。。
まぁ停車時や停車駅前後の緩い速度の時しかワイパーは使わないのだが、やはりクルマと同じ様に、「浮き」で苦労してたんだろう・・と思わず苦笑いしてしまった。。。
(ボッシュのエアロワイパーはどうなんだろう??と思ったことは内緒だ!?・・閑話休題)
そのうちカミさんを迎えに行く時間と相成った。
間近で新幹線を始めて見て、興奮気味の子供を連れて出て、病院へと向かう横浜線へと足を運んだ。。。
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Posted at 2007/09/08 19:58:25 | |
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