
先日の新聞に面白い記事が載っていた。
「車のカラー、黒系が白星重ねる」
という記事だったのだが、要はクルマのボディカラーの人気が「黒系」へとスイッチしたというのだ。
このデータ元は中古車買取の「ガリバーインターナショナル」だそうだが、ガリバーが扱った中古車のカラーで、2000年に12%だった黒系が2006年には 27% に上昇したというのだ!!
ガリバー曰く
「景気が上向くと
高級感のある黒系が増える傾向にある」
さらに
「カラフルなイメージが強かった軽自動車でも、2006年の黒系の割合が2000年より10ポイントも増えている」とも・・
たしかに最近、黒い色のカラーが街に増えた様に思えるが、実はクルマのボディカラーに関しては他の機関でも調査がされていて。。。
皆さんはご存知だろうか?クルマのカラーデザインを専門にやっている集まりで「オートカラーアウォード」というのがあるのだが、去年の12月にその集まりがあり、そこで・・・
自動車市場やデザイン界に最も影響力を持つ と 「グランプリ」、「インテリア部門賞」に輝いたのは。。。
「ミスティグリーン」の車体色に、ドイツの貴族が所有した猟犬の毛質をモチーフにした「ワイマラナー」を内装色とした日産の中級セダン
「ティアナ」だったそうだ。
これを見たらきっと
「ミスティグリーン信者」 の
みやこしさん は感動するに違いない・・・閑話休題
そして、カラーといえば有名な? 日本ファッション協会流行色情報センター(JAFCA)のトレンド分析では・・・
最もトレンド性が高いと推すのが
「深いブルー」 だ・・そうだ。
「90年代以降、レトロや癒やしといった社会的な気分が続き、淡い色に人気が集まっていたが、企業のリストラなども一段落つき、『そろそろ前を向こうか』という風潮が出始めている。ブルーはメリハリのある色で、未来志向を象徴する色」とだからという事だ。
ボディカラーのトレンドは、片や 「黒系」だと言うし、または「ミスティグリーン」もイイゾというところもあり、はたまたこれからは「深いブルー」が・・と言う所もあって、一体この先ボディカラーはどうなるんだろう。。と混迷を深めてしまったが、皆さんはどう感じているだろうか??
専門家 VS 気まぐれな消費者 の 仁義無き闘いは、ボディカラーでも続くのであった。。。
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Posted at 2007/09/23 12:28:50 | |
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