
僕は確信した。
クルマはまだ捨てたモンじゃない!
入場者数二日間で、約2,500人。
そこで僕が見た人たちの顔は、誰も笑顔があふれ、子供たちがクルマを見て目を爛々と輝かせていた。
クルマ離れが叫ばれて久しいが、その一番の責任は「クルマを造るメーカー」にある、そう思わざる得ない。
ひとつのディラーの熱意で始まった
THE LEGEND OF CARS FAIR で、これだけの人が集まったのは、もちろん開催ディーラーの努力と熱意の賜物だろう。しかし、それ以上に「見たい!」と思うクルマがあったからに他ならないのではないだろうか?
ここでは現行「GT-R」が、まったく自由にドアを開け、シートに座れる様になっていたが、そのシートを子供たちが争って乗り込み、クルマの前や横で親に写真を撮ってとせがむ・・・・
歴代のレーシングカーの前にだって、たくさんの人が集まり写真を撮ったり、見入ったまま動こうとはしない姿が見られた。
僕は、怪しい人と言われるとは思いながら、出入り口で約30分間人の動線を眺めていたが、新しいGT-Rからかつての名車まで均等に人が流れていた。
屋外の駐車場に目を移してみると
日産車より他社のクルマが多い事にも、ある意味何かを感じてしまった。
これだけ集客力があるという事は、本当は現代のクルマだって魅力的であれば売れて、人が集まる筈。それが何故!?
前々から言っているが、今の日産車の3L以上のクルマ、デカイクルマは、乗ると本当に早いし、操縦性だってビックリするほどガタイを感じさせないくらい軽快で面白い。
じゃぁ3L以下、売れセンの2.5L以下は・・というと。。。
どうもピンと来ない。
シルフィもティーダも良いクルマなんだけどねぇ・・・となる訳だ。
とにかくマニュアルの6速を載せれば、スポーティだと思い込むのは勝手だが、クラッチとかマニュアルそのものの操作感などがイマイチだと意味が無い。
とても名工と呼ばれたチューナーを要するメーカーとは思えない乗り味では見向きされないだろう。
ある意味で色々な事に、感動し、今を憂い、このイヴェントを期に逆に、ここで得たモノをどう生かすか?これからメーカーもディラーも大変であると感じた次第である。
さて折角何年ぶりにやってきた新潟である、思い出?の場所場所を巡って見る事にした。
いつも通っていた、イトーヨーカ堂が無くなっていたり!新しい店が出来ていたり・・・懐かしい穴場のレストランは、外から見る限り無事に営業していたようだった(笑)
新潟市内から足を伸ばし、村上市手前の岩船にある甘味処「村恭」へと。。
村恭
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/spot/5543/
外観は、風情のある・・・というか情緒のある、いやよく言えば歴史を感じさせる
モノなのだが、いやいや、ここのクレープは新潟はおろか、いつのまにかクチコミで有名になった全国区の甘味処なのだ。
「ブルーベリー」に「マロン」、「チョコ」、「抹茶」などなどから今回は「チョコ」と「抹茶」を5個ずつ計10個買って、持って来たアイスボックスに詰め込んだ。
何故か岩船の回りだけ、雷が鳴って滝の様な大雨だったが、とにかく新潟に行ったら一番買いたかった甘味を買う事ができ、その足で新潟を後にする事にした。
全走行距離 891.4 Km 。
懐かしいクルマと懐かしい顔に会えて幸せな時間を過ごせた。
そして、まだ「クルマ」というものが、人々に「夢」を与えられる可能性がある・・・という事を感じた事が一番の収穫であった。。
Posted at 2008/10/05 21:28:15 | |
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