鉄道博物館 へやって来たのがお昼時だったので、まずは昼食と相成った。
ここのメインダイニングとしては、電車の車内販売や駅弁で有名な 日本食堂 が店舗を構えている。
かつて長距離や新幹線に食堂車が連結されていた頃を知っている世代には、日本食堂といえばああぁという存在なんだが、そういう時代を知っている世代には実に懐かしいメニューが並んでいた。
カレーやハンバーグのランチなどなど、まぁ洋食の定番メニューなんだが、当時は特段美味しいとは思わなかったが、なぜかまた食べてみたいと思うメニュー達だった。
子供にはTOP画像の、これまたかつては定番だった新幹線の形をしたトレーにのった「お子様ランチ」をオーダー。
エビフライにハンバーグ、ポテトフライ、プリン・・・まさに、子供の好きな食材のオンパレードで、これを子供が食べないわけは無い!
これにオレンヂジュースが付いてくるので、もうこれは無敵の布陣だろう。
そして僕がオーダーしたのは
かつて食堂車や車掌が、簡単に短時間に食べれるように・・・そう俗に言う「まかない料理」とも言う「タマゴ丼」の一種
「ハチクマライス」 をオーダーした。
基本的にはご飯の上に「キャベツ」を敷き、その上に「カレー」、その周りに「温泉タマゴ」、「福神漬け」と、さらに乗り込む電車や鉄道線によって異なるのだが、今回は「唐揚げ」がトッピングされていた。
ボリューム満点で、いかにも有りあわせの物をかき集めてゴッチャにした感じなのだが、これが意外に美味しいのだ。
この他にも、屋外にはキオスクスタイルの売店もあり、弁当なども買え、周りのテーブルやイス、食事用に開放された電車の車内で食べる事もできる様になっていた。
一通り食事を済ませると館内を一回りして、最後に屋上へと足を運んだ。
ここは新幹線と在来線に挟まれた長細い敷地にあり、屋上の高さは新幹線の高架とほぼ同じ高さになっている。
行き交う新幹線を手に届くような距離で眺める事も出来るし、在来線も高崎線や湘南新宿ライン、貨物線がひっきりなしに往来するので、それをただ眺めるだけでもなかなか楽しいものである。
以前の「交通博物館」に比べて、クルマに関する展示は一部の国鉄バス以外は無くなってしまったが、懐かしい電車や特急、急行、などを見て回るだけでも楽しめるものである。
これで入館料大人1000円はリーズナブルだと感じた次第だ。
そうそうハナシは戻るが、例の「ハチクマライス」だが、時期によって色々なヴァージョンが楽しめるそうだ。
鉄道博物館などのサイトをチェックして、ぜひ食べる事も楽しんで欲しいと思うのだ。
Posted at 2009/05/02 10:27:01 | |
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