
僕だけなのかもしれないが、X-Carに乗っていて何時も感じるのはガスペダルが遠く感じる事だ。
さすが欧州車なのか?僕がまさに典型的な日本人体型なのか確かではないが、高速などでのキックダウンの時に、意識してグィィと右足を踏まないといけないし、街乗りでも足首のスナップ!?を利かせないといけないので違和感を感じていたのだ。
さらにフットレストが、カーペットに覆われているタイプで、それも汚れが目立ってきたのも気になっていた。
そこで、ガスペダルにゴムかなんかを貼り付けて調整しよう・・・と考えたのだが、滑り難さとか、見栄えを考えると、やはり折角なので、アルミ製のノンスリップ・ペダルを買って装着してみることにした。
ただ問題なのは、それでなくても高価なX-Carの部品。まともに純正品を買っても萬札が数枚飛ぶし、有名所のチューナーのブランドのペダルも、さらにびっくりするくらい高価なのだ。。。
そうなると・・・苦しい時の「オークション」、通販頼みという事で、そうした純正品やブランド品の三分の一・・・いや四分の一の価格で所望のペダルを入手する事が出来た。
白々しい某ブランド・ロゴはご容赦なんだが、この価格で、そこそこの見栄えのクオリティがあって、全体の剛性もしっかりしていて、何と言ってもノンスリップ性という点で、ゴム製の突起がパーフェクトにすべりを防いでくれてコストパフォーマンスの高いものだった。
(この画像でも、すでに裏側にゴムを貼ってますが・・・)
ペダルだけでも約5mmの厚みが増すのだが、仮止めして実際にポジションを取ると、まだシックリ来ない。。。
そこでホームセンターまで足を延ばし、3mm厚のゴムシートを買って来た。
それをペダルの形に切り、裏側に貼っていった。
結局、二枚貼り付ける事になって元々のペダルの厚みも含めて約10mmの「嵩上げ」となった。
ガスペダルへの取り付けは、車両側のペダルが樹脂なんで至って簡単だったが、問題はブレーキペダルへの取り付けだ。
純正のゴム製のカヴァーをはずし、カバーを外すと、これがまたゴツイ金属製のベースがあって、そこに穴明けが必要なんだが、表面が湾曲しているし、当然のことながら、力を加えると前後に動くので、ドリルで穴あけをする前の「ポンチ」も意外に上手く決らない・・・
結果ペダルの裏側に、周りに転がっていた色々なモンを重ねてペダルを固定し、「ポンチ」を打ち、電動ドリルで歯が踊らないように気をつけて四ヶ所に穴あけを敢行!
これが、予想以上に意外に上手く行った。
この穴あけの為に新品のドリルを買ったのも功を奏したのかもしれない。。
そして次ぎにフットレストの加工で、これももう少しドライヴァー側に出て欲しいし、角度も、もう少し起きて欲しいという事で、ゴム製のスペーサーを造って下側10mm、上側20mmほどドライヴァー側にかさ上げしてみた。
さて実際に運転してみると、コレまでの様に意識して右足のスナップを利かさなくても微妙なペダルワークできるし、フットレストもスッと左足を載せる事ができる様になった。
適正なポジションを取れば、快適なドラポジを取れる・・・事も事実だが、逆にクルマにドライヴァーに合わせてもらう・・・事もアリなのだ。
もちろん見た目も良いし、久々に良い買い物をしたと実感した次第だ。
Posted at 2009/07/10 07:02:22 | |
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