
リタイヤしてからの時間が長くなって来ている。
これまでの様に、老い先なんて思うより、如何に自分の時間を謳歌するか?その一助として、クルマが大きなファクターを示し始めた昨今。
出来るだけ、クルマと長く付き合って、自分の手足の様に自由に使えたら?と考える層が増えてきていることは、すでに二回ほどブログしているが、いくら自分自身が「長くクルマと付き合うんだ」と考えても、事の大小はあれ、色々な問題が立ちはだかってくる。
どだい、道路そのものも、クルマを運転するという仕組みも高齢者には・・・いやいや、まだまだ全てのドライヴァーにとっても優しいとは言えないと思うのだ。
実際に、高齢者に、「長くドライヴァーを続けるために期待する対策」と「道路整備のうち最優先して欲しい対策」について統計を取ると
長くドライヴァーを続けるには・・・多くの高齢者が道路整備に期待している事が分る
やはり道路そのものへの整備への期待が大きい事が浮き彫りになってきた。
ユニバーサルデザインなどが声高に言われて久しいが、道路のユニバーサルデザインはまだまだなのかもしれない。
具体的には、標識の改善、道路標示を見易くする、夜間でも見やすい表示や、照明そのものの増設・改善、道路の区分帯の見直しなどなどなのだが、考えてみると、それらは高齢者ならずとも、多くのドライヴァーが感じている事なのかもしれない。
実際のアンケートの結果や、そうした声によって改善された標識をみれば一目だ。
多くのドライヴァーが「標識」の改善を望み、実際に改ざんされた「標識」を見ると、高齢者だけでなく多くのドライヴァーにとっても有意義だと分る
それらの改善の内容や、改善された様子を見ると、ちょっとした工夫で随分と見易くなっていたりする。
正直、これまで行政などが、我々ドライヴァーの声を聞いてくれていたかと言うと、そうではないと思う。
最近、高齢者のドライヴァーが増え、また、身体の不自由な人達の社会進出が増えるに従って、それでは・・・という感じだというのが実情だろう。
腰が重い・・・・とは言え、徐々に道路が高齢者のみならず、多くのドライヴァーにとって徐々ではあるが、良い方向に進みつつある事に期待したいと思うのだ。
今回の
JAMA のレポートを読んで、僕は高齢者の為の道路環境のあり方という事だが、高齢者のみならず多くのドライヴァーにとっても有意義なものだと感じたのだが、皆さんはどう感じただろうか?
もっと走りやすい道路の実現は、交通事故の削減という面でも好結果を呼ぶとも思うのだが・・・
ぜひ、このレポートが生かされる事を切に願っているのだ。
Posted at 2010/08/10 00:47:53 | |
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