
予定より大幅に到着が遅れたにもかかわらず、
ペンション のオーナーは笑顔で迎えてくれて心底ホッとした。
チェックインの時、少し休んでから夕食を・・・とお願いして、チェックインから大体30分後に夕食をとることにした。
広い部屋で、荷物を片付けて、暫し待つと電話が鳴り、ダイニングへと足を運んだ。
最初に用意されていたのが、この季節は
カニ と言う事で、オーナーと世間話をしながら、しっかり身の詰まったカニをたらふく食べた後、伊豆の地物の野菜が満載された鍋に火を入れることになった。
地物の野菜や、軟骨をちょっと混ぜた食感の楽しい肉団子にエノキと・・・まさに鍋の王道!温まる。
紫のさしが入った大根は、実に甘みがあって、この地域でしか手に入らない一品だそうで、これが実に甘く、美味しかった。
そして
鍋タイム の終焉時刻が迫ってくると、よいよメインディッシュの
「伊豆牛」 の登場と相成った。
実は旅行の前にオーナーからメールが来て、
<お肉>
ご予約の【幻の伊豆牛ステーキプラン】では、現在ご提供できるお肉の部位が2種類となりました。
●リブロース…脂身の多いお肉です。
●ランプ…リブロースに比べ、脂身が少なく赤身がしっかりしているお肉です。
●ハーフ&ハーフ…リブロースとランプを半分ずつ食べることができます。
伊豆牛のリブロース・ランプともに熟成にこだわった、お肉の旨味を堪能できる部位です。
お忙しいとは思いますが、前日までにご返信を宜しくお願い致します。
ご返信がない場合は、リブロースをご用意してお待ちしております。
いやぁ、焼き加減を聞いてくることはしょっちゅうあるが、まさか部位までリクエストできるなんて、食べるだけでも幸せなのに、さらに食べるところを選べるなんて!!!
という事で僕はガツンとした食べ応えを期待して 「リブロース」 を選択して、事前にメールしておいた。
そして、レア気味と言うリクエストで出て来たのが、
程よい厚みと、脂身が多いというモノの、いえいえ、しつこくない絶妙の味わいを堪能できた
「脂身」が多いと事前に言われていたが、いえいえ、それが絶妙な「脂身加減」で、さらにしつこくなく、匂いも少ない。一口、口に含むと、いやぁ溶ろける、溶けろける。
これをオーナー推薦の、ハーブと岩塩を混ぜたもので食べると、肉本来の旨味が口に広がって最高であった。
メインディッシュの後は、鍋の残りで 「雑炊」 を堪能。
お鍋のエキスが凝縮されて、これがまた旨い!!さらにビールを追加してしまった事は内緒だ(笑)
最後は、静岡県と言う事で、濃厚なお茶のエキスのムースにクリームが掛かったデザートを食した。
濃厚な「お茶」のムースの苦みと、クリームの甘みが、もう幸せです!!
宿泊者が他に居なかった事もあって、夕食に 2時間 もかけて、ゆっくりと伊豆の食材を堪能できることになった。
宿泊費は詳しくは書かないが、ここ
VillaCAPRI(ヴィラ カプリ) のコストパフォーマンスは、半端なものではないと実感した次第だ。
食事の後は、伊豆の温泉を心行くまで楽しむこととなった。
Posted at 2012/02/11 11:34:58 | |
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