
今回の帰省は、僕が二十数年住んだ実家を譲渡するために廣島へと帰還したのだ。ここは、僕がいつか、建て直し終の棲家にと考えていたのだが、道路の幅が基準を満たさないので、建て直しも取り壊しもできない袋小路に陥ってしまったのだ。
そんな僕のルーツを色々な事があって手放す事になったのだ。何とかしたかったのだが今の僕には如何ともできなかった全くの敗北だったのだ。
その日の朝は、氷点下まで気温が下がり、僕の定宿の駐車場で BX-Car が静かにたたずんで待っていた。
気温は氷点下4度。BX-Carも氷に包まれていた。
近づいてみると、霜がクルマ全体を覆ってドアを開けるとバリバリと音を立てて鈍くドアが開いた。
久々にものの見事に霜に覆われたリヤ周り。
前日の大雨で、それまでの雪が溶けているだろうと思ったのだが、いやいや、よほど降ったのだろう、日陰にはまだまだ雪が残っていた。
あれだけ前日に雨が降ったのだが、日陰にはそれまでの雪が結構残っていた。
ドアを開けて、そんな僕のルーツの一部屋一部屋を片付けると、実に僕の今につながる懐かしモノが次々に出て来た。
一番の発見は、
懐かしいクルマ達のチラシの数々。忘れていた限定車のチラシもちらほら。。(クリックで拡大)
いやはや、まさか残っているとは思っていなかった懐かしいクルマ達のチラシの数々。限定車のチラシもいくつか・・・・今のクルマ好きのルーツだろう。(笑)
そして何と言っても懐かしかったのが、僕が乗っていた S45年式 510 ブルーバード 1400 DX の純正ハンドルが出て来たのだ!!!
か細いホイールに、ホーンリングが時代を感じる。
ホーンパッドには、ブルーバードがれっきとした日産の生き証人である証の「Dマーク」と、ホーンリングが歴史の重みを感じさせる。
僕は、DATSUNコンペを装着していたので、意外なほど程度が良く暫く眺めてしまった。
その他にも何故か弟の二代目ソアラの純正スティアリングも・・・・
二代目ソアラの純正スティアリングも出て来た!!
僕が中学生の頃組立てた、ラジコン内蔵の「大和」と言い、まさに、今の僕を形作ってくれた数々の埋蔵品にしばし見惚れてしまった次第なのだ。
ちなみに、TOP画像の大和を見て欲しい、形としては建造当時の副砲四座のスタイルと、沖縄へと特攻した、機銃を銃装備した最終形を重ねた形になっているのだ。・・・閑話休題
Posted at 2014/12/29 22:05:13 | |
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