
最近の国産車のデザインはカッコ悪くなった、同じようなミニヴァンばかりでツマラナイなんていう声なき声をたくさん聴く。
確かに、特にトヨタ車のミニヴァンのデザイン、ミニヴァンを含めたフロントの造形は、もはや悪趣味としか言いようがないだろう。
真横から見ても、面の構成が単調で、思い付きとしか思えないプレスラインが縦横無尽に走り回り、クルマ全体で、ディテールで存在感を見せようとしていないのが残念だ。
対して日産は、造形的にダイナミックで、まさに「線」に頼らない面の構成で見ていて、特に陰影のダイナミックさに大いに共感するのだが、いかんせん地味な色ばかりで正直、色と形で満足のゆく国産車はもはやないのか!?と意気消沈していたのだが、まてよ、まだマツダがあるじゃないか!と思っているさなか一通のメールが僕の手元にやってきた。
なぜか、こうしたイヴェントごとの当選確率が異常に高いのだが、スタイリングとカラーにつてのセッションは初めてかも。
Be a driver.Experience@Roppongi2016 と銘打ったマツダの企画モンなんだが、まぁ端的言えば、マツダのエンジニアと、マツダ車のオーナー、マツダ好き、クルマ好きとのトークショーと言えば良いだろうか、何をさておいても、なかなかメーカーの技術者と直接話をする機会なんて数少ないチャンスなんで、意気揚々と六本木ヒルズへと馳せ参じた次第なのだ。
ウィークデイは散々来たことのある六本木ヒルズなんだが、休みのしかも夏休みに突入したヒルズは初体験!いやぁ、これほどまで親子連れが来ているなんて・・・
平日の六本木ヒルズは、仕事で散々来ているのだが、休日の、しかも子供たちが夏休みに突入したであろう週末の六本木ヒルズときたら・・・・ドラえもんがすごい数並んでいたり、TV局のお祭り騒ぎで平日とは違った顔を見る事になった。
地下鉄の駅を降りて、ヒルズまでの道のりを歩いていると、今回のトークセッションに合わせて、マツダ車の「ラインナップ展示」をやっていた。
今のマツダ車の定番中の定番「ソウルレッド」がヒルズの街並みに映える。横から見た造形のダイナミズムが街の喧騒に負けていない!!
CX-5やロードスター、デミオ、アクセラが置かれて自由に見て、触って、おまけにコーヒー券までもらえた。(笑)
しかし、現在のマツダのイメージカラーの「ソウルレッドプレミアムメタリック」は深みと鮮やかさが上手い具合に両立されてかなり目立つ色合いだ。
さて、ヒルズの喧騒を横切りよいよ今回の会場である「テレビ朝日社屋1F EXけやき坂スタジオ」の前までやってきた。
隣のTV局の夏を通じたイヴェントの人混みの中、スタッフが会場の案内をしていた。暑い中本当にご苦労様です。
ここで、貴重なマツダの「今」を感じるとともに、僕が今国産車に感じている不満や行き先への不安について機会があれば聞きたいと思い、スタッフに一礼をして会場へと足を踏み込んだ。
Posted at 2016/07/31 23:19:32 | |
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