
去年に引き続いて、縁あって「嬉野市」へふるさと納税をした。
故郷 話題の「ふるさと納税」をやってみた。
→https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/37062545
まぁ、「ふるさと納税」の功罪については色々な意見があるが、僕は、上手く使えば、これほど理にかなったお金の使い方は無いと思っている。
最近は、災害などあって「義援金」などがよく集められるが、その使い道や、実際の状況が見え難いい・・という事がよく言われるのだが、税金なら、それらよりはまだ透明性があると思うからだ。
しかし、なぜ自分の出身地である「東広島」に「ふるさと納税」をしないのかと言えば、市のHP
を見ても、いまひとつ使い道がハッキリしないし、せっかくの「返礼品」がよく見ると魅力的なんだが、レイアウトがゴチャゴチャしていて、途中で見る気がうせてしまうのだ・・・
ふるさと東広島市への寄附金を募集しています(ふるさと納税)
→ http://www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/soshiki/164/furusato.html
我が故郷、「東広島」のふるさと納税の WEB ページ。文字ばかりで途中で見る気が失せた・・・(クリックで拡大)
ちょっとうがった見方なんだが、東広島は広島でも税的に不自由をしていない市。
なんたって平成25年度の収支を見たら 「歳入」が 約78,000百万 、「歳出」は 約73,800百万 。
「ふるさと納税」はあればあったらでいうレヴェルなので一生懸命でないのかもしれない。
じゃあ「嬉野市」になると、
ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)について
→ http://www.city.ureshino.lg.jp/shimin/135/679.html
使われた先や、金額が分かるようにヴィジュアルで紹介されている。これなら安心して「ふるさと納税」できるモンだ。(クリックで拡大)
「ふるさと納税」を行う者にとって、返礼品目当てもあるが、実際にどのように使われたが、非常に気になる点なのだ。
「嬉野市」の様に、どのような納税者の希望があって、それがどのように使われたかが一目でわかる、さらに、分かりやすいように工夫されている姿には大いに共感できるのだ。
まぁ、ウチは「ふるさと納税」を一生懸命に・・・という気も分からなくないが、ぜひ視点を変えてみて欲しい。
最近は、絶税の観点もあるが、返礼品に魅力を感じて「ふるさと納税」を行う納税者が増えてきているのだ。
市の産業振興や、観光資源の活用、しいては、こんな特産品があるのか、こんな観光資源があるのかという宣伝にもあるという点に「力点」を変えてみると、非常に魅力なシステムだし、ひとたび何かあった時の大きな助けにもなると思うのだが・・・・
僕だって、自分が生まれ育った街に、何某かの力添えをしたいと思うのだが、現在のやり方では、正直、使い道も時間を掛けて財務表などを観なければ分からない故郷のやり方では、どうかな・・・と思う次第なのだ。
「ふるさと納税」、その功罪はさておいて、このシステムを上手く活用することも、市政の活性化に一役買うという意識を、故郷にも持って欲しいと思う次第なのだ。
Posted at 2016/10/02 20:34:34 | |
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